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第二十三話:同じく平凡な休日

日曜日…二日目の休日というとよさげに聞こえるが、明日に学校が待ってる日というと途端にやる気がなくなる。


一昨日は夜更かしをしてしまったが、昨日はいつも通りくらいの時間に寝たので、7時前に起きることとなった。


休日に早起きするともったいない感に襲われるよね。



そんなことより何もすることがない。


昨日の七海とのデートが非常に楽しかったので、無意識に比較してしまっているのかもしれない。


しかし、目は冴え切っているので二度寝できる状態ではなかった。15年近くこの体と共に生きてきたから間違いない。



午前中だけ佳ちゃんを家に呼んで遊ぶことにしよう。


佳ちゃんがいれば退屈することもないだろうし。



連絡してから約30分後、家のインターホンがピンポーンと音が聞こえた。


佳ちゃんが家に来たのだろうと思いドアを開けると、そこには狙い通り佳ちゃんが笑ってドアの前に立っていた。


「おーっす!」


「外で会話するのもあれだから」


そういい、佳ちゃんを家の中に案内する。


お茶とお菓子を用意し、ゲームを立ち上げる。


「おっ!ス〇ブラやんか、貸した時よりはうまくなってるんやろうなぁ?」


そんなハードルを上げられても困る、借りてから七海との勝負に使ったとき以外触ってすらいないのに上手くなってるわけないだろ。


なんでス〇ブラを選んだかというと、七海に負けて悔しかったからゲームの上手い佳ちゃんにコツをご教授いただこうという理由があった。


今度同じルールで戦うときに負けないように。


「えらく燃えとんなぁ!よっしゃ、やるか!」


「おう!」


流石にぶっ続けでやるわけではないらしく、俺はゲームを普段しないので酔ってしまう前に、佳ちゃんから休憩を誘ってくれた。


こういう気遣いができる性格が人気のある理由なのだろう。



佳ちゃんは午後から家族との用事があると言ってお昼頃に帰ってしまった。


しょうがないから本を読むこととしよう。


オタク君からラノベを借りていたのだが、積読となっていたので消化しなければと思い読み始める。


借りている本は1冊しかなかったので積読というのが正しい表現なのかは知らないが。



借りている本は所謂『異世界チート』系の物で、難しく考えるよりは、その場の雰囲気と主人公によるチート無双的なのを楽しむ作品だ。


しかし、『異世界チート』物の本でもストーリーは存在する。


そのストーリーが丁度いいところで終わってしまい、その上つい先日新刊が発売されたと聞いていた。



続きがどうしても気になった俺は書店に向かうべく自転車に乗り込む。


夕方から雨が降ると予報が入っていたので念のため折り畳み傘を持っていくことにしよう。


雨が降る前に帰れば良いのだが、いつ降るかわからないので念には念を入れることにしよう。


財布と折り畳み傘自転車の鍵を持って家を出た。

どうもLrmyです。

僕は異世界チート物の作品は書かない…というか書けないような気がします。

次回作を出すとしたら前々々回の映画について長々と書こうと思っています。


結末わかっちゃってるけど…



以上で後書きを〆ます。ではでは~

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