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第十九話:暇つぶしと思いで作り

小物が売っているコーナーを出た後、学校で使う文房具を探すため、文房具屋へとやってきた。


学校は始まったばかりなのでノートなどは要らなかったが、授業が始まり水性のマーカーがあると便利なことに気付き、何色か揃えようと思っている。


「七海は何買うんだ?」


「とりあえずノートの予備とかが欲しいかな~」


特に欲しいものがあった訳ではないらしいのだが、買う物はあったらしい。


ノートは一年あれば買い替えると思うので、その時になって買いに行くよりは予備を家に置いておいても損はない。


俺もノートを買っておくことにしよう。



一通り買い物は終わったのだがまだ映画の開演までは時間があったので、今度はゲームセンターへと向かった。


ゲームセンターに入ってまず目に入ったのがクレーンゲームだった。


「さっちゃん!あのぬいぐるみ欲しい!」


七海の差した指の方向には、クマのぬいぐるみがちょこんと鎮座していた。


あまりクレーンゲームに自信はないので、操作を七海に軽くコツを教えてもらう。


「くそっ…」


「おしー、あとちょっとだったのに」


しかし、コツなどを教えてもらったからと言って簡単に景品が取れるほど甘い世界ではなかった。


交互にやろうと決めていたので、七海にクレーンゲームを操作する場所を譲る。



七海は見る角度を変えたりしながら、慎重に操作をする。


すると、弱々しく揺れていたクレーンがクマの頭を押し、そのまま重力に従ってぬいぐるみが穴に落ちていった。


「やった!見て見て、ぬいぐるみ取れたよ!」


落ちてきたぬいぐるみを抱きかかえ嬉しそうに飛び跳ねる七海。


あれっ?俺要らなかったんじゃない?


…いや、あまり考えないことにしよう。


その後は、太鼓のゲームだとかダンスのゲームだとかプリクラだとかをして時間をつぶした。


かなり遊べるゲームが多く、ゲームセンターは時間をつぶすにはもってこいだったと改めて思う。



時間はかなり進み、太陽が沈み始める時間になっていた。


「ふー、結構遊んだね!」


「そうだな、こんなに動いたのは久しぶりかもしれない」


元々帰宅部だし運動神経とか体力とかの話をさせられても困る。


七海と一緒にゲームをして分かったが、器用なのかわからないがなんでも上手くこなしていた。


俺は自分自身のことを器用だとは思っていないので羨ましい限りである。



歩きながら楽しかったゲームの話をしながら映画館の方へ歩く。


今から向かえばちょうどいい時間になるだろう。

どうもLrmyです。

もう十九話なのに数日の出来事でしかないことに驚いています。

まぁイベントごとを深く掘り下げると思うので、デートが終わったら数日キン〇クリムゾンすると思うんで心配しなくてもいいはずなんですが。


特に書くことがないので後書きはこれにて終了となります。ではでは~

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