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第十五話:裏表を映す水鏡

「明日デートしよ!」


ん?いま七海なんて言った?デートって言ったか?日付のことでも知りたいのか?


ちょっと待て冷静になれ…日付のことなんか聞くわけないだろ。


ということは男女で出かける行動を指しているに違いない。


でも罰ゲームでなんでも言うこと聞くってなってるからとりあえず


「いいぞ、明日デートすることが七海の願いでいいんだな?」


よし、自然な感じで言えたんじゃないか?


「うん…」


あの年中ハイテンションな七海が『うん…』だと!?


これこの後もぶっ続けでゲームするって言ってたんだけど、空気大丈夫なのか?




はい…数十分ゲームしてますがダメっぽいですね。


明らかに七海が動揺で目が死んでる。


七海とは十数年一緒にいるが、ここまで会話が続かなかったことなんて無いぞ?


こんな時に佳ちゃんみたいな能天気なムードメーカーがいれば…


いや無いものねだりをしても仕方ないか。



なるべくでいいから会話を続けて少しでも空気を良くすることに気を遣うんだ。


今日の夕食の話とか、ゲームが上手だった理由とか色々聞いてみたが、質疑応答しかできていない感じがする。



時刻は11時半程、ここはいったんお開きにして、七海に心の整理というか、覚悟の準備的なのをする時間を与えた方がよいだろうと思い、ゲームをキリの良いところで止め「明日遊びに行くんだから今日はもう帰って寝ようぜ」と言って七海を玄関で見届ける。


明日いつも通りのテンションに戻ってくれればよいのだが…




その後、ゲームの片づけをしていると、ふとあるものに目が留まる。


全く見覚えがなかったので七海の落とし物だろう。


「これは…?」


そう呟きながら手のひらサイズのそれに手を伸ばす。


それは太陽と月が上下で半分半分になってくっついているペンダントのようなものだった。


しかし、時は少し進んで12時頃、もう七海は寝ているかもしれない。


なので今は持っておいて明日渡すことにしよう。


明日七海と会う予定があって助かった。


2人きりの時に渡せるなら、クラスメイトなどに見られて変な誤解をされることもないだろうし。



しかしこのペンダントよく見ると傷はあるにしても、ホコリなどは全くかぶっておらず普段から大切にしていることが伺える。


しかも傷が少しあることから、かなり永い間このペンダントを持っていたのだろう。



七海の大切なものだろうと勝手に推測して、忘れないようなところに置いておく。


その後、シャワーや歯磨きなどをして、眠る準備を整えた後布団にダイブする。


今日は何も考えずに眠ることにしよう。


普段からゲームをあまりやってない人間なので、今日のゲーム三昧はかなり体力を持ってかれた気がする。



数分後には自分が眠っていることを意識することもなく深く沈んでいく。



どうも全然余裕で書くの間に合って安心しきっているLrmyです。

僕はゲームは良くするんですが、ス〇ブラ的なのよりは、音ゲーの方がよくやります。


作者のゲーム事情よりも作品の話を少し。

旭君は本当にゲームをしないらしく、スマホにもゲームは入っておらずSNSもそこまで発信するタイプではないので、普段の暇つぶしは読書や散歩がメインになっているそうです。ライトノベル貸してくれるオタク君がクラスにいるので、最近はラノベをよく読むそうです。


こんなところで後書きをしめたいと思います。ではでは~


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