第十七回目 推敲
第十七回目だ。
推敲、むちゃくちゃ大事。
以上。
今回伝えたいことはこれだけだ。だが、これだけだと、二百文字いかないので、もう少し書く。
推敲は、何回やってもいい。
推敲、大切。
推敲、最低でも百回はやってほしい。できれば、千回、いや、百万回やってほしい。世の中には百万回愛してると言っても足りないと歌っている人もいるんだ。推敲だって同じだ。百万回でも足りない。
推敲にやりすぎはない。
推敲、神。
推敲、最高、再考、推敲 Hey Yo! 推敲、再構、最後の推敲 Hey Yo! 推敲、推考、遂行しよう! Hey Yo!
とにかく推敲しろ。
三度の飯より推敲だ。
プロローグの部分で「どうしよう? なんて書こう?」と立ち止まるくらいなら、プロローグはテキトウでいいから、とりあえず書け。時間の無駄だ。どうせ時間をかけるなら、推敲に時間をかけろ。
推敲以外の部分は、ハッキリ言って、テキトウでいい。推敲で頑張れば、全て取り返せる。
だから、小説はとにかく勢いで書いていい。時系列がめちゃくちゃでも、物理的に無理でも、理論的におかしくても、筋が通っていなくても、とにかく最後まで書け。
推敲を繰り返して、全部直せばいいんだ。
小説の完成度を決めるのは、推敲だ。だから、とにかく推敲を繰り返せ!
第十七回目まとめ
「推敲」
どんな凡人でも、百年かけて推敲すれば、ベストセラー小説を書ける(本が出版される頃には死んでいるだろうが……)。
一方で、天才は、数回の推敲でベストセラー小説を書ける。
あなたが天才ならば、推敲はしなくていい。でも、どうせ凡人なのでしょう? なら、とにかく推敲すべきだ。
小説において、天才と凡人の差なんて、早いか遅いかの差でしかない。時間がかかるかもしれないが、あなたにはベストセラー小説を書ける力がある!(本が出版される頃には死んでいるだろうが……)
それを信じて、小説を書いて、推敲をしてほしい。(本が出版される頃には死んでいるだろうが……)
あらためて、第十七回目まとめ
「生きているうちに売れるには、才能が必要……かもしれない」




