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第十四回目 リフレイン

第十四回目だ。


今回はリフレイン(繰り返し)について書こうと思う。


同じ言葉をリフレインすることは、ただの言葉の羅列ではない。リフレインは、タイミングや量によって、言葉の意味を変えるだけの力を持っている。


イメージとしては、らせん状に積み重なっていく感じだろうか? 要所要所で同じ言葉を繰り返すことで、らせんを描きながら上空に向かって昇華していくイメージ。それはけして、羅列でも箇条書きでも並列でもない。繰り返すことで、言葉の厚みが増し、さらには、別の意味へと昇華する。


小説を書き始めたばかりの人は、繰り返しを嫌う場合が多い。同じ言葉や表現を繰り返さないためにはどうしたらいいのだろうかと、悩む。


私は逆に、大切なことは繰り返すべきだと思う。繰り返しすぎだろ! とツッコミを入れたくなるくらい、過剰に繰り返していいと思う。


プロの作家さんの作品を読むと、同じことを何度も書いている。中には完全にコピペしている作家もいる(当然、意図的にであり、それがうまく作品にはまっている)。


でも、そのリフレインの仕方がうまいから、同じ言葉や表現を繰り返されても気にならない。


むしろ、繰り返さなければいけない。繰り返さなかったら、伝わらない。愚直に繰り返すことで初めて、伝えたかったことが伝わることもある。


イメージとしては、ポケ○ンをレベルアップさせる感じかな? 繰り返すことで、言葉の意味は厚みを増し、ある一定までいくと、進化する。そして、進化することで初めて、ボスを倒せるようになる。


あえて、繰り返すんだ。言葉を強く育てるために、あえて、繰り返せ。


第十四回目まとめ


「リフレイン」





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