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こいもちゃん?  作者: ぐめら
なんちゃってキリ番解説?
7/25

理想のオンナを目指しているおねいさまによる「おいもちゃん」90話目のご教授。

おねいさまはバッチリメイクにすっきりスタイル、ヒールは人に脅威を抱かせないやや低めと、人に不快感を与えないすばらしい気配りファッションで颯爽と登場。

 こんばんは、はじめまして。今回はあたし、「理想は遠く、現実は厳しい」が人生訓のおねいさまが、筆者に成り代わっていろいろおしえてあ・げ・る。

 一緒に楽しみましょうね?


> 突然やけど一句。

 「梅切らぬ 馬鹿の報いを まさに今」


 「突然ですが一句」まぁそのままよね? 後の句も、あの有名な「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」から来ているみたいだし、下の句についてはこの後に説明があるわよ。


> 何ちゅうか、徒長枝とちょうしがようさん伸びてて・・・。それはまだしも、崖の上に伸びている枝とか、実が生っても庭から届かへん位置やし。余計な枝を切るにも鋏届かへんし。

 そこでのこぎりの出番(ジャジャーン!?)。直径5センチくらいある元の枝を、ブロック塀の上に仁王立ちしてひたすらぎこぎこ。下の道路まで高さ3メートルくらい。むっちゃへっぴり腰。


 「何というか徒長枝がたくさんのびているし、他にも崖の上に伸びている枝は、実が生っても庭から手が届かない位置だし。整枝をするにもはさみが届かないし」改行。「そこでのこぎりの出番です。直径5センチほどある幹に近い枝を、ブロック塀の上に仁王立ちしてひたすら切ります。道路との高低差は3メートル前後。すばらしく腰が引けるわ」あらあら大変ね。のこぎりは腰を入れて引かないと、腕がとても疲れるのに。まぁそれだけ腰が引けていれば重心は安定していたのかしら。


> ・・・てな作業を先週に引き続きやっていた木曜日。なぜなら金曜日がごみの日やから。

 例によって1時間枝切り作業して、1時間片付け(切った枝を細かくしてごみ袋につめる)作業して、ひとまず終了。この調子やとあと3・4回はかかりそうやな・・・。


 「・・・という作業を先週に引き続き木曜日にやっていました。金曜日のごみの日にあわせて」改行。「例によって1時間ずつ枝切りを片付けをして、その日の作業は終了。このペースでは梅の木を整え終わるのにあと3・4回かかりそうです」


> 教訓、梅はちゃんと毎年手入れせなあかんわ。


 「教訓、梅は毎年きちんと手入れをしましょう」梅切らぬ馬鹿になってしまいますものね。


> で、梅の木の隣にはサザンカの白と赤が植わっているんやけど、今花盛り。

 ちょっと前まで薔薇言うとったのにな。いつの間にか(他人んちの)生垣の白い花はサザンカになっとったみたいやで。


 「話は少し変わりまして、梅の木の隣にはサザンカの白と赤の木が植わっているのですが、現在花盛りを迎えています」改行。「少し前まで薔薇の花の話をしていたのに早いものですね。いつの間にかよそ様の生垣に見かける白い花はサザンカになっていたみたいです」白い薔薇の生垣を見かけたことがあるのね。また違うお宅のお庭なのでしょうけど。


> てなわけで、サザンカについてウィキより抜粋。


 「というわけで、サザンカについてウィキより抜粋」そのままね。ウィキの内容には触れないことにするわ。



 サザンカ(山茶花、学名: Camellia sasanqua)は、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。

 漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、(中略)もとは「さんざか」と言ったが、音位転換した現在の読みが定着した。

 なお、ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ツバキ、サザンカ、チャは温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限である。



> ついでのおまけに「季節の花300」によると、サザンカと藪椿の違いは、「花びらは1枚ずつ散る(「薮椿」は花ごと散る)。開花時期は、薮椿は春になってから、山茶花は秋から冬咲き」らしいで。

 あと、寒椿についても書いてあってんけど省略。藪椿は日本産の椿で、一般的に「椿」言われてるんはこれやって。

 気になった人は、自力で検索してみてな。


 「抜粋ついでに「季節の花300」からサザンカと藪椿の違いについて補足」補足内容は抜粋したみたいだからここも触れないでおくわね。「気になった方は自力検索をお勧めするわ」


> サザンカゆうたら、幼いころ花木を見て椿と見分けをつけるん挑戦しとってんけど(たしか葉っぱのぎざぎざしてるほうがサザンカと教えられた)、今回ざっと調べた感じ同じ花やんな・・・。一応冬と春で花期が違うゆうても「寒椿」あれば春まで咲いてるサザンカもあり、らしいし。

 そんなんで、椿といえば「椿姫」で忘れられへん思い出が。(ちょっと無理やりか?)


 「サザンカといえば幼いころに花木を見て椿と見分けをつけられるか見比べたりしていたのだけれど(葉っぱの違いを教えられた)、今回調べた限りで判断すると、同じ花だと思っていてもそう間違いではなさそうです。一応花期が冬と春で異なるということですが、「寒椿」とか春咲きのサザンカとかあるそうですし」改行。「ということで、椿といえば「椿姫」に関する忘れられない思い出があります。(少し強引な話運びでしょうか)」話運びというか、ただの連想ね。


> いわずと知れた歌劇の名作「椿姫」やねんけど、学生のころやったか、なぜか真夜中にテレビついてて、やっとった椿姫をなんとなく見とったらむっちゃ泣けてん。

 青年のお父さんが、椿姫に「息子と別れてくれ」って訴えかける場面。父親の気持ちとそれを酌んだ椿姫の心情が、もうすごい迫ってきて。


 「ご存知歌劇オペラの名作「椿姫」ですが、学生のころでしたか、どういういきさつだったか真夜中にテレビで放映している「椿姫」を、何気なく見ていたら本気で泣いてしまったの」改行。「青年のお父さんが椿姫に「息子と別れてくれ」と訴えかける場面だったのだけど、父親の気持ちとそれを酌んで了承する椿姫の心情が、胸に迫ってきて」名作だものね・・・。


> あの歌劇で一番悪いやつ、自分の立場も見えてへん青年やと思います。


 「あの歌劇で一番自分勝手な人物は、周囲が見えていない青年だと思います」恋は盲目ってことね。


>「お芋ちゃん」:現在値 90.5センチ  葉っぱ 13枚

 数字は変わってへんねんけど、色変わった葉っぱ、粘るなぁ・・・。


 あら、ここはもういいのかしら。あたしも周囲が見えないほどの恋にはあこがれるけれど、それでも気遣いを忘れない椿姫にはあこがれるわ。素敵な女性よね。

 じゃあ、また会いましょう。

おねいさま、退場されました。・・・女性よりもそれを目指す方のほうがより女性らしいというのはお決まりですが、話し言葉だけにすると全く区別がつかなくなりますね・・・。

なお、筆者の思い込み含む「椿姫」のあらすじ。

 高級娼婦である椿姫(名前はすみれちゃん(ヴィオレッタ)?)に、とある青年が恋をします。青年に思われる椿姫も、最初のうちは相手にしませんがそのうちほだされて相思相愛となります。そのうち息子の悪いうわさを聞いた父親が田舎から出てきて、うちの息子と手を切ってくれと椿姫に切々と訴え、その親心に打たれた椿姫は泣く泣く別れを決意し、青年をこっぴどく振ります。何も知らない青年は突然心変わりをした(ように見える)椿姫を責めますが、彼女は平気な顔を取り繕って華やかに振る舞い、やがて青年の前から姿を消します。彼女は病気に侵されていました。そして死の床についている椿姫の元に、真実を知った青年が訪ねてきますが、彼女はもう・・・。というようなお話。だったと思う。

 ところでこの病床の彼女がとても哀れで涙涙なのですが、すごい声で歌うんですよね・・・。歌劇だから。どうしても突っ込みの虫がうずく最終幕。

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