はみだし⑬ 始まりました?(大学芋付)
今日は暖かかったですね。「春」始めました、という看板でもありそうな具合で。
一週間前には吹雪いていたというのに。・・・あれはあれでちょっと珍しい天気でしたが。3月の初めごろに雪がちらつくというのはありますね。
それはともかく、ソメイヨシノの枝先観察が楽しい季節となりました。
先日見た感じでは、花はまだまだ遠いのでしょうが、枝先にある新芽が丸くなってきていて。
あれがこれから伸びてきて、ほのかに赤みが差してきて、やがて白い花が・・・。
むしろ、あんなに丸い芽を見たのは初めてのような? 毎年見ているのになぁ、ソメイヨシノ。団地の中に並木があるので。
うっかり地元に見所があるため、花見に有名どころへ行ったことがありません。ただし、出かけた先で花が見ごろだった、というのはあります。
とはいえ、地元は所詮住宅地の中の並木なので、吉野山は比べ物にならないくらいの感動がありそうですね。怖いくらいだという話は耳にしたような。もっともこちらは桜の種類が異なる上に気温が低いので、ソメイヨシノとはだいぶん時期がずれます(4月半ばからだそうで)。
そして、やや遠いので二の足を踏む吉野(大阪阿倍野から某特急で1時間ちょっと?)とは比べ物にならないくらい便利な場所の有名どころ、大阪の造幣局の通り抜けも行ったことがありません。
まさに通り抜けるだけの、団体でぞろぞろ歩くあれに感動があるかは自信が持てないながら、それでもあれほどの人気なので、いいものなのかもしれません(560mあるらしい)。単に季節の風物詩として行っている人もいるかな。なんせただだし?
すごい人口密度でぞろぞろ歩くといえば、神戸のルミナリエを思い出しました。季節全く違うけど。
あれは何というか・・・、友人たちと一緒にいたので、はぐれる心配の方が大きかったような(上見て歩くから)。あと、アーチをくぐっていくところよりも、端っこからアーチが連なっている姿を見る方が美しい。
行ったのはずいぶん昔なので、現在がどうなのかはわかりません。そして、なんか毎年デザインが変わっている(テーマが異なる)ようにどこかで見た記憶があるのですが。
よっぽどディープなファンでないと違いなんて分からないような気が・・・。
少なくともワタクシには、写真をじっくり見比べてもわからなかった、という結果が待っていても驚きません(間違い探しは結構苦手)。
そういえば話は全く変わるのですが、前回忘れていたネタを思い出し・・・たのが良かったかどうか、というくらいしょーもないネタだったのですが。しかもありがち。
商店街を歩いていて、ふと目に入ったのぼりの言葉が「毛彫り」。
え、毛を掘るの? とか、そういえばどこぞで毛のように細かい彫りとか表現することがあったっけ? とかはっきりした言葉ではないながら脳内をよぎりました。
実際には「手彫り」と書いてあったのですが。ええ。裏から読んでいました。ありがち。
裏向きの文字、いわゆる鏡文字ですが、読むだけならだいたい読めると思います(書くのは結構難しい)。ただし、「ち」と「さ」のような字は必ずといっていいほどそのまま読んでしまう。他の字が裏なんだからひっくり返そうや、自分・・・。
はるか昔に読んだ漫画で、壁にかいてある何らかの記号がすぐにはわからず、主人公が「っっこれは鏡文字か!!」というように閃いている場面があったのですが(ちなみに舞台は英国)。
そんなにわかりにくいものでしょうか? 筆記体だとちょっと読みにくそうですがさすがにブロック体だったし。
もっともその漫画に英国もしくは欧州発の元ネタがあったのならば「欧州人には読みにくいものなんだな(文化の違い?)」と納得するところですが、なければ「そういうことにしたんだな」というだけの話です。
ちなみに文化の違いというのは、のぼりも然りですが、染め抜きののれんとか、日本では裏から文字を見ることは結構身近だったのではないかと思います。
ワタクシに限って言えば、版画でしょうかね・・・。裏向きの文字をじっくりと・・・。
またも話は転がって、先日久し振りにプードルカットの犬を見かけました。
プードルではなくトイプードルだったんですが、それにしても珍しい。プードルカットは絶滅したのかと思っていましたよ。
ただちょっとバランスがイメージとずれるところもありましたが。ひょっとして自分で刈ったんかな~。全体的に、毛の塊部分が多めだったような?
とはいえ、以前目にしたのは一体何年前かわからないくらい久し振りに見たプードルカットなので、何となくご報告。ちゃんと尻尾もバカ殿かつらみたいになっていました。
また違う日に今度は普通のプードル(大きい方)をちらっと見かけたのですが。
熊かと思った(黒っぽいやつで、もさもさの足とお尻がガードレールの隙間から見えた)。
【おまけ】
元ネタはクックPさんですが、そのまま載せるわけにもいかないよね? ということで、レモン風味にしてみました。元は普通のカリカリ大学芋。
特徴:レモン風味。ちょっと好みが分かれるかもしれないお味。
【材料】
さつまいも 300g
砂糖 大さじ2
レモンジャム 大さじ1/2
水 小さじ2
みりん 小さじ2
醤油 小さじ1/6(無くても良い)
レモン果汁 小さじ1/3(無くても良い)
1 さつまいもを切って10分水にさらす。水分をよくとってから、160℃の油で揚げる。
2 たれを鍋で混ぜる。
3 芋が揚がったら、油切りをしている間にたれを火にかける。とろみが出たら火を止め、芋を入れる。
4 飴が絡まったら油を引いたさらに並べて完成。
【私見】
レモンジャムではなくとも、酸味のあるものなら合う・・・かな? 試してみてください。
元レシピの「酢」を「レモン果汁」に置き換えております。後、元レシピは芋が500gでしたが、試しで作ってみるならこのくらいで味見をした方がいいかな、とやや少量化しました。
①で160℃で揚げるとありますが、元レシピでは色づいたら180℃に温度を上げています。私は面倒なのでそのままの温度で揚げています。
②のたれ、少量化に伴って水分量が減っていますので、ここでは火にかけない方向で。量が増えればここで一度火にかけて材料を溶かして混ぜておきます。
たれの醤油はここまで少量になるとほぼ隠し味です。レモンに負けてほとんど香りがしないので、入れなくても変わりないかも?
元のレシピでは黒ごまをかけているのですが、レモン風味だったら白ゴマのイメージでしょうか。入れるなら③の芋投入時に。
今回作ったのは芋約700gでしたが、ジャムは大さじ1でした。結構しっかりレモン風味が付いていたので、他のジャムやシロップを使う場合も味はしっかりつくかも?




