はみだし⑩ 補足。(おじゃこのふりかけ付)
梅の花が開き始めました。
そして、はみだし続けて十話目になりますが、さすがに関西弁はやめておきます。
このはみだしシリーズ、真夜中更新が多くなっているのですが、理由は簡単。おまけのレシピを書くのに意外と時間がかかるのです。
まぁ人の役に立っているかははなはだ疑問ではありますが、これからも自己満足のために頑張ります。
ちなみに、春になって季節となりましたら、「はみだし」から「R」に変更予定。
とりあえず蔓を植えてみます。芽が出なかったらひと月くらいで終了するでしょう(笑)。
さて、前回のレシピを試してみた方はいらっしゃるでしょうか。
ケーキを作ったことのある方には簡単だと思うのですが、初挑戦の方は面倒くさそうだと思われたかもしれませんね。ただ計量とレシピの①(下準備)さえすめばあとは混ぜるだけ。
それはともかく、うっかり常識の範疇かと書き忘れていたことが2点。
それこそケーキを作ったことがあれば書いていなくても何となくわかると思うのですが、粉類を混ぜるときにはゴムベラ(なければ木べらでも可)を使ってください。「切るように混ぜる」というのはこのへら類を使って混ぜるときの独特の表現でしょう。
切る=平面を立ててへらを使う、といったところ(手刀をイメージするとわかりやすい?)。もちろんその動作だけではなかなか混ざりませんので、同時に底から掬い上げて粉の上に被せるような動作も入れます。
切る、被せる、ボウルをまわす(角度を変える)の繰り返し。
一応注意。ボウルをまわすのは少しずつ(せいぜい手の幅くらい)で十分ですよ。
もう一点は、かなりうっかりです。
お菓子作りの経験者は大方お持ちでしょうが、泡だてには電動ハンドミキサーを想定しております。
もとはお菓子作りの本を見て、自分の家にある型のサイズに合わせて材料を計算して作っているのですが、本を広げておくと邪魔なので、手順をメモ書きしています。・・・そのメモ書きを参考にレシピをおこしたので省略がありまして。
(ちなみに本のレシピよりも気持ち砂糖控えめになっております)
元々のレシピには「卵黄を湯煎しながら泡立てる」と書いてありました。
もちろんワタクシはそんなめんどくさいことはしたことがありません。ハンドミキサーのパワー頼みでガンガン混ぜます。ただ、腕力でひたすらシャカシャカ混ぜる場合には湯煎した方が早いのかもしれません。
ついでに、焼き型は紙製のものなら生地を入れてそのまま焼くだけですが、金属型の場合は、バターを薄く塗って、小麦粉を薄くはたくという下準備が必要です。あ、クッキングシートを型に合わせて切って敷くのもOK。
たぶん紙を敷くよりも粉を振って型で直に焼いた方が焼きあがってから冷ます時に水分が溜まらなくて良いような気はします。
・・・補足はこんなもんでしょうか。結構多かったですね。もし疑問質問があれば感想欄でもメッセージでもお気軽にどうぞ。専門家ではありませんが、わかる範囲でお答えいたします。
さて、先日スーパーの根菜売り場で「若ごぼう」を見かけまして。
・・・衝動買いしてしまいました。
たぶん初調理ですが、袋にちゃんとレシピが書いてあったので、大雑把にそのように調理してみました。若ごぼうと揚げの炒め煮。なかなかおいしかったですよ。
難を申せば、ごぼうを洗うのが面倒・・・、仕方ないんですけどね。
そして、炒め煮には使わなかった葉っぱを今回のおまけであげているふりかけにしました。
縮緬雑魚とごぼうの葉っぱと、青梗菜一株。ほのかにごぼうの香りがするふりかけ。
「最近ふりかけは小松菜でばかり作っているなぁ」という考えのもと、何か変わった(それでいてふりかけに合いそうな)葉物野菜はないものかと歩いていたワタクシの目に、青々としたごぼうの葉っぱが飛び込んできたという。
さすがにごぼうそのものをふりかけに入れると香りが強すぎるかな、と思いまして、葉っぱのみの利用となりました。
なんかジャコふりかけ作りにはまっている今冬。・・・結構楽しいですよ?
【おまけ】
「おいもちゃん」の活動報告をぼーっと読み直していたら、「こいもちゃん?」に載せる予定と書いておいてきれいに忘れ去られていたレシピが・・・。(元ネタはクックパッド)
というわけで、ふりかけ。レシピ・・・というのも大げさなくらい簡単です。
特徴:水分の多すぎない葉野菜ならなんでもいけます。味は自己責任で。
【材料】
[ラディッシュのふりかけ]
ラディッシュ(葉付きのもの) 2~3株
縮緬雑魚 30~40g
醤油 少々
[小松菜のふりかけ]
小松菜 2分の1わ
縮緬雑魚 30~40g
醤油 少々
※ 作り方は共通です。
1 野菜を刻む。葉の固いものはみじん切り、柔らかいものは1ミリ幅くらいの千切りにする。幅の広い葉は2~3センチに切ってから、千切りする。灰汁の強い葉は水にさらしておく。
2 ①を塩少々で水抜きする(塩をまぶしてしばらく置いて絞る)。
3 根菜は千切りにして水にさらしておく。
4 ②③をよく絞って炒め、ジャコを加えてさらに炒める。適当に醤油を足す。
【私見】
葉付き大根とか蕪とか人参とかが手に入った時には、その葉っぱで作ります。量が少なければ適当に葉野菜を足したり、大根を入れたり?
④の醤油はジャコに塩気がありますので、香りづけくらいの気持ちで少しだけたらします。
ずっとスーパーで野沢菜縮緬とか買っていたのですが、最近はこんなん作っています。
ジャコの分量は一応書いたのですが、作るときはいつも適当です。
何というか「ひとつかみ」っていう感じで。 ←「考えるな、感じろ」の世界。