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こいもちゃん?  作者: ぐめら
はみだし「おいもちゃん」
16/25

はみだし⑦ どうしたものか・・・。(物凄く適当なおでん付)

 蝋梅と山茶花。おまけに木瓜。

 つい先日まで頑張っていたんですが、とうとう終わりのようです。

 そろそろ読み方を忘れた方もいるでしょうが、最後の花は「ぼけ」ですよ。例の季節感をまる無視する(笑)。


 年末に枝を整えました梅の、もったいないから活けておこうと入れられた小枝の蕾が花開きました。びっくり。しかし大半は予想通り、固い蕾のまま枯れております。

 外気温よりは温いとはいえ、・・・あ、梅の季節の外気温を考えれば開いてもおかしくはありませんね。むしろ栄養分は絶対的に足りていないはずなのに、なぜ咲いた。


 さて、本日は大寒だそうで、スーパーの広告にのせられて豚汁にしました。

 粕汁もお薦めしていたんですが、当方粕汁は苦手につき。しかしながら、こちらは「大寒」というわりには穏やかな天候で・・・というより、土日がとても寒かったので本日はむしろ温く感じました。

 え、月曜日? そんな日もあったかなぁ・・・。←一日家に籠っていた。


 まぁ、気温の話は置いておいて、「大寒」について。毎度おなじみ「日本の行事・暦」から抜粋。



 小寒から数えて15日目頃。

 冬の季節の最後の節気。


 寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季です。小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのまん中にあたります。


 寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事が行われ、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期です。


 寒の水

 寒の内の間に汲んだ水のこと。

 この時期の水は、雑菌が少なく体にも良いとされてきました。また、長期保存に向いているとされ「寒の水」で作られた味噌、醤油、酒は腐らないといわれています。



 ほぼ丸写しになってしまいましたが、「寒中」の折り返しにあたるようですね。

 寒稽古は「ほうほう」と思ったんですが、凍り豆腐や寒天の仕込みが今からだったとは。特に考えたこともなかったのですが、何となく12月の下旬くらいかと思っておりました。

 そしてお酒の仕込みも今時分ということは。「杉玉」がお目見えですね。


 「寒の水」は初耳です。醸造関係とは縁もなく過ごしてきたせいでしょうか。

 このような謂れがあるからこそ、味噌や酒の仕込みが今時分になるというわけですね。「雑菌が少ない」というのは後付けっぽいですが。


 ともあれ、もうしばらくすればたとえ名のみといえども「春」がやってまいります。日もずいぶん長くなってきましたし。5時を過ぎても結構明るい。

 というわけで、現在の悩み。


 節分に巻きずしを作るか否か。(ほぼ一日仕事になるし・・・)


【おまけ】

 そろそろおでんだな、という思い付きメニュー。カレーとおでんは月に2回くらいしているかも。さすがに毎週すると飽きるのでしませんが。常に二日連続メニューになりますし。


 特徴:かなり大きな鍋でつくるので、調味料がお玉計算。しかも味見をして適当に足したりするので分量がわかりません・・・(なのにレシピを書こうとする無謀)。


【材料】(2日分)

 鶏もも   2~3枚

 大根    1本半(ただし1日目は1本)

 人参    1本 (大きさによって追加)

 こんにゃく 3枚 (ただし1日目は2枚)

 厚揚げ   4~6枚(1日目用)

 がんもどき 8~10個(2日目用)

 ちくわ   6本 (ただし1日目は4本)

 ごぼう天  12本(ただし1日目は8本)

 ジャガイモ 300gくらい?(2日目用)

 ゆで卵   6~8個 (2日目用)

 昆布    2枚

 酒・みりん・しょうゆ・砂糖・塩・他  適当


1 大鍋に6分目位水を入れ、昆布を入れておく。

2 鶏肉を気持大きめの一口大に切り、酒をかけておく。

3 大根を2㎝くらいの厚さに輪切りし、皮をむいて斜めに二等分する。別鍋で水からゆでる。沸騰してからも透明感が出るまでしばらく火を通し、火を止めてしばらく置いておく。

4 昆布の鍋を火にかける。沸騰したら昆布を取り出して②の鶏肉を入れる。取り出した昆布は食べやすい大きさに切るか結び昆布にする。

5 人参は輪切り、こんにゃくは両面に切目を入れて三角に切る。

6 ④の鍋が再び沸騰したら灰汁をこまめにとる。だいたい取れたら味をつけて、大根・こんにゃく・人参・昆布を入れる。しばらくしたらもう一度味見をして味を調える。

7 大根をゆでた鍋に残ったお湯で、厚揚げとごぼう天の油を落とす。厚揚げとごぼう天は二等分のそぎ切り、ちくわは長さを半分にしてから同様のそぎ切りをして、鍋に入れる。

8 30分くらい煮込んで、一度火を止めて休ませてから食べる前に温めて召し上がれ。


【私見】

 うちで最大の鍋を使用。何リッターだろう・・・、とりあえず大根1本丸々入れても他の具材も入ります。ただし、練り物を入れる前に溢れそうな煮汁を小鍋に取ります(2日目に継ぎ足す)。

 具材は1日目と2日目で切り方を変えます。③の大根は2日目は1㎝くらいとやや薄めにして半分に切る場合は切り口に直角に包丁を入れます。こんにゃくは三角ではなく飾りこんにゃく(綱)にします。練り物は1日目と同じ切り方ですが。

 ⑥の味付け。そもそもだしの量が謎なので参考になるかわかりませんが。たぶん3~4リットルのお湯に対し、昆布20センチ、粉末だし1袋、塩小さじ2分の1、砂糖小さじ2、みりんお玉3~4杯、醤油お玉2~3杯、白だしお玉1~2杯くらいを標準に、気分で味を調えます。その時によって甘辛度が変わる。

 2日目は、1日目の具材を鍋から出して、下茹でした大根、こんにゃく、ジャガイモその他を入れて煮込んでから、ジャガと卵を出して1日目具材を戻してジャガ卵を戻してあっためなおして食卓へ出します。新顔を食べたい欲求とともに二日目おでん(=1日目具材)も取りやすくなるので、かき回して探し回る手間が省ける・・・?


 もちろん二日食べても余ります(笑)。

 厚揚げとがんもはどっちが2日目でもいいんですが、ジャガイモは煮崩れますので2日目推奨。卵は1日目で鶏肉が減った分の補充的な扱いなんですが。単純に鍋がいっぱいで入らないという理由もアリ。

 うちではこのでっかい鍋をそのまま食卓に「どん」っと出すのですが、おでんってそういうものですよね?

先日学生のころに買ったCDを物凄く久し振りにかけたのですが(パソで)。

「情熱大陸」(♪ぱ・ぱ・ぱー・ぱー・ぱーーん、ぱ・ぱらりらりららーん・・・)

が流れると条件反射のごとく揺れるからだが我ながら可笑しかった。

まるで某植木鉢の陽気なお花のごとく。

見た目はむしろマトリョーシカに近かったんですが。(頭からショールをかぶっていたため)

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