はみだし④ 実録! ブッシュドノエル。(ブッシュドノエル付)
クリスマスネタ?
あ、しまった、書き出し↓がすでに時効に(笑)!!
クリスマスイブですね。
今日の晩御飯は鍋です。みそ鍋。物凄くクリスマスっぽくありません。しかしクリスマスは明日ですから構わないでしょう。
むしろ、去年のメニューの方がクリスマスガン無視っぽかったですよ。イブと当日、二日続けておでんでした。
さすがに違和感があったので今年はミートローフにする予定です。
で。今回副題のケーキの話に行く前に、前回のジャムの補足。
その後実際に作りました。リンゴ5個、レモン3個で。とりあえずどれくらい砂糖を入れようかと考えつつ、リンゴとレモンの重さをはかったんですが。
レモンって個体差が激しそうですね・・・。以前レモンのジャムを作った折に量った重さが3個で190gでした。今回量ったら125g。およそ三分の二。おやおや。
あのジャムがかなり酸っぱかったのって、ひょっとして実の量が想定されているものよりもかなり多かったせいなのか・・・?
まぁ酸っぱいジャムもそれはそれでおいしく食べたのでよし。
それは置いておいて、リンゴ5個をすりおろすのは結構大変でした。時々腕をほぐしながら作業をしていたら見物人に「ミキサーでやったらあかんのか?」と聞かれたんですが、どうだろう・・・。ひょっとすると細かくなりすぎるかもしれませんね。次挑戦するときは、イチョウ切りでやろうかな、とは思っています。
ちなみに、リンゴは5個でおよそ1180g。レモンと合わせて約1300g。大雑把ですが対する砂糖は10:4で500gにしました。合計すると1800gくらい。
出来上がり、瓶詰めがてら量ってみますと1260gほど。
ざっくり言えば3分の2くらいに煮詰めたようです。
では、本日の作業実録。
まずはイチゴを買いに行きました。広告の品・・・、本当は昨日のうちにほしかった・・・。粒は小振りのものが使いやすいのでそういうものを選びます。
3時ごろから準備を始めたのですが、まずは作業スペースを作るところから始めたので実際にケーキを焼き始めたのは4時半くらいでしょうか。
我ながら手際が悪い・・・。
とはいえ、下準備も結構時間がかかるんですよね。
道具の準備と、クッキングシートの準備、ケーキに入れるフルーツのカットに材料の計量。
4時半ごろ、スポンジを焼いていきます。4枚。バニラ生地2枚とココア生地2枚。
焼きあがったスポンジは、冷める前にシロップを塗っておきます。このために(?)中に入れるフルーツの1つは缶詰フルーツにしています。今回は白桃にしました。ミカン、黄桃、マンゴーもしたことがあります。この辺はお好みで。缶詰がない場合は砂糖水を作ってもいいんですが、100%ジュースを使ったことがあります。これも好き好きですね。
6時半ごろ、スポンジができました。4辺ある縁を切り落として形を整えてから、1枚を10等分して長細い棒状にします。
30センチ幅のラップを正方形より少し長めに切って横長に置き、縦縞になるようにバニラ生地とココア生地を交互に並べます。10本。並べ終わったら左右から幅寄せをして棒状のスポンジが隙間なく並ぶように念を押します。
クリームを等分して表面の凹凸がなくなるように広げ、両端は薄くなるように調整します。
カットしたフルーツを真ん中あたりに並べます。
ラップの端をもって、スポンジがフルーツを包むように丸めてロールケーキにします。端はスポンジが重なるようにきっちり巻きましょう。
ラップは巻き込まないようにして、端まで巻けたらラップ同士をくっつけて止め、スポンジが重なっている部分を下にしてしばらく置いておきます。
と、ここまでの作業でご飯の時間になってしまいました。デコレーション作業は明日に回します・・・。
ちなみに、巻きが強かったりフルーツが多かったりすると、巻いているときに飛び出てくることがあります。その場合は巻き終わってからゴムベラなどで押し込んだり、見なかったふりをして食べちゃったりしますね。
で、現在玄関にロールされたケーキが4本並んでいます。シマシマ~。
【おまけ】
上記のロールケーキ、切った時がシマシマでちょっと楽しかったり。クリスマスなのでクリームでデコレートして仕上げますが、べつにコーティングしなくても縞々が見目楽しいケーキです。
縞々のケーキって、絞り出し袋を使って焼く前に縞々生地を作る方法もありますが、今回の方法だと、一切れずつに切るときに型崩れに気を使うのが難点ですが、食べるときはスポンジが一口サイズになっているので食べやすかったりします。
特徴:バニラ生地とココア生地の両方を一時に味わえます。フルーツはいろいろ入れた方が楽しいと思いますが、お好みでどうぞ。
【材料】(1本分)
卵 5個
砂糖 80g
薄力粉 45g(A)
40g(B)
ココア 15g
牛乳 大匙 2
バニラエッセンス 適量
フルーツ(イチゴ・キウイ・桃・マンゴー・ミカン・バナナなど) 適量
生クリーム 100cc (ロールケーキ用)
ココアクリーム 100cc (デコレート用)
砂糖 各大匙 1(クリーム用)
1 天板にクッキングシートを2枚、突合せになるように敷く。(半分ずつ生地を入れられるようにする)。粉類を篩いにかける。ココアは薄力粉(B)とともに篩いにかけておく。卵を卵黄と卵白に分けておく。
2 オーブンは予熱しておく。機種によるが、170℃ 15分 くらい。
3 卵黄に砂糖半量を入れクリーム色になるまで泡立てる。続いて卵白を泡立て、ある程度泡立ってから砂糖を加えさらに泡立てる。
4 卵黄と卵白を合わせて、牛乳・バニラエッセンスを加えて混ぜる。
5 ④を二分し、やや少ない方に薄力粉(A)を加えて混ぜる。やや多い方にココア入り薄力粉を加え混ぜる。
6 ⑤をそれぞれ空気抜きをして、天板に流し入れ、表面を均してオーブンで焼く。
7 焼いている間にフルーツを切る。イチゴは4~6等分、キウイは縦に4か6分割して、それを3~4mm厚さに斜めに切る。他のフルーツの場合もだいたいそのくらいの大きさに切る。
8 スポンジが焼きあがったら、熱いうちにシロップを塗る。
9 生クリームを用意する。
10 スポンジが冷めてから、端を切って整え、各生地5等分する。ラップを敷いて生地を並べ、クリームを塗ってフルーツを並べて、ケーキをロールする。
11 ロールケーキがなじむまでしばらく置いておく。
12 ココアクリームを立て、ロールケーキをデコレートする。⑩で出た生地の端を使って、木の枝の切株を作る。クリームをまんべんなく塗ったら、余ったフルーツやチョコレートを削ったもの、ココアパウダーや粉糖を使って飾り付ける。
【私見】
⑤の卵の量の差は、ココア生地が膨らみにくいため卵多めにします。4:5くらい。
⑦かなり適当ですが、小さめに切った方が食べやすいように思うので。ちなみにフルーツの量は、今回4本分で、イチゴ(小粒)12個・グリーンキウイ2個・ゴールドキウイ2個・白桃缶詰1缶(7切れ入り)でした。1本分だとイチゴ半パックとバナナ1本、ミカン缶(小)4分の1くらいでしょうか・・・。
⑧のひと手間で、スポンジがしっとりします。
⑫でクリームを塗れば、スポンジがきちんとくっついていないところもごまかせる、という。また、ゴムベラなどでざっくり塗り跡をつけると木の皮みたいに見えるので、結構大胆に塗った方がそれらしくなります。
天板サイズのロールケーキですので、食べる人数が少ないと結構大変かも?
うちのオーブンは大体30センチ四方のサイズです。端を落としても27センチくらいの長さでしょうか。
オーブンが家にある方、暇なときにでも挑戦してみてください。
キッチンペーパーの突合せは先に2㎝くらい折っておいて̠̠̠̠̠ ̠ ̠ 」L̠̠̠ ̠ ̠ という風に中央でくっつけてから、天板の端に合わせて残りを折るとよいかと思います。
うっかりどうして4本も作っているのか説明を入れていませんが、「暮れのご挨拶用」とでも申しましょうか・・・。知り合いに配るのです。