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星間特急 はてなし  作者: 池 楓太
4/5

天の向こうのジュースとは

宇憧が始めて見た宇宙の風景は、黒で染まった紙に宝石の粉をまぶしたような、涙の出る景色だった。


現在、列車は光の速さを超えて走行している。前方へと伸びる光の線路の上で、激しい音を立てながら。



窓から見える、見たこともない色をした惑星を眺めつつ、宇憧は電話機をみた。

「ルームサービスか。ホテルみたいなのかな?」


宇憧は試しに受話器を取る。すると即座に大声がした。

「はい! ご用件はなんでしょうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「あ……、えっとー。……、ジュースっていただけます?」

「はい!!!!! えーとえーと、メニューメニューっと、あった!」

ガサゴソガサゴソ、ガチャン!!と音が鳴る。


「えっと!オレンジ! カカリパ! ナスタラドス! の三種類から選べます! 何にしますか!!!!」

青年は、オレンジ以外聞いたこともない単語を聞いて、そのたびに疑問を浮かべた表情になる。







「……、じゃあオレンジで」


「かっしこまりましたー!! あ、お姉ちゃん! おれんじだってー!!!」

ガチャッ。ピン! と受話器を元に戻す。


















「宇宙って……、広いんだな。」


ジュースの素材名は適当に決めました

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