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2.食糧

間があいてしまい申し訳ないです…

掲載時間をそろえた方がいいんだろうけど、打ち込んですぐに投稿したくなる衝動に駆られた投稿時刻でございます。

 私は三人の男を引き連れ、比較的人間が通りやすい獣道を進んでいった。

 時折後ろから「いてっ」とか「うわっ」とか、小枝に引っ掛かったり木の根に躓いたりしているのは無視だ。

 そのまま15分ほど森の奥の方へ進んだところで、私は立ち止った。

 急に立ち止ったので、二番目と三番目に並んでいた男たちが前の人にぶつかっていた。


「どうした?」

「ま、まさかここで俺たちを食うんじゃ…」

「そ、そんなぁ!」


そんなびびられても…それに食うなら縄ちぎった時に食ってるわ…


 私は半目になるところをすんでのところで我慢して上を見上げた。

 男たちも釣られて上を見上げると、驚きに目を見開いた。


 そう、そこには青く美しい空…ではなく、赤やら橙やら桃やら、様々魔色の果実がこれでもかと言うほどそれはそれはたくさん実っていた。


あぁ、おなかすいてきたなぁ…あ、んんっ、失礼。


 私は煩悩を捨て去ると、ちょちょいっと風で果実をもぎ取り、ついでに近くの老衰で、または怪我で命を落とした猪やら鹿やらも一緒くたにして男たちの前に積みあげた。(なんでこんな事が出来るのか知らない)

 動物たちに申し訳ないという感情はあまりない。残念ながら生まれ育った土地の肥やしになることは叶わないが、だからと言って例えで極端に言えば、人間が動物を狩るのをやめても均衡が崩れるからだ。

 そう意味の分からない言い訳を自分にし、なんともないような顔をして言った。


「持って行け」

「「「え?」」」


 男たちは間抜けな声を出した。もちろん顔も間抜けである。


「要らぬのか?」

「いや、くれるならもらうけど…」

「なんで急に?」

「なんかの罠じゃねぇよな」


 のこのことついてきておきながらもいっちょ前に警戒する様子にいい加減ため息をつきそうになるが、それも我慢する。


「だれがいつお主らを食うと言った」


 男たちは一瞬とぼけた様な顔をして何か言おうとしたが、すぐに言っていないと気づき押し黙った。


そう、私は言っていない。ついでに言うとちゃんと食べようとしてないし思ってもいない。ほんとだよ。


 と、弱気な方の40代くらいの男性が呟いた。


「でもどうやって持って帰るんだ…?」


………あ。

どうすれば分かりやすい文章を書けるんだろうか…

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