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異常なYesマンの自覚はある
ウェンディの無慈悲な所業により俺はポーション漬けになった
だがウェンディは俺の希望を飲んだ条件にしてくれたらしい
力が高まる…あふれる
太陽光とポーションの力を借りながら体を作り変えてゆく
植物に筋肉が有るのかはわからないが筋肉をイメージしながら全身を作り変えた
今ではこんな発声もお手の物だ
「今あなたの心に直接語りかけています」
周囲の環境を見ることだってできるようになった
ウェンディが振り向きながら言う
「ポーションに打ち勝てるマンドレイクは1割もないんだよ。太陽光と頭を出すことが大切だったんだねぇ。」
「君の知識に興味が湧いてきた」
おそらくはマンドレイクを溶かし込んだポーションの方が有用なのだろうなぁ
ポーションを継ぎ足してもらいながら筋トレに勤しむ日々となった
1年ほど経ったろうか
「気持ち悪い体になってきたね」
ウェンディがそう言いながらポーションから俺を出す
「君をポーションに溶かすのは諦めることにするよ」
「自由に外に出ていい」
俺はもはや190cmの自慢のボディと緑色の頭髪を得ていたのであった