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ビタミン
そうか…俺はポーション漬けになってしまうのか…
それを止めてもらうコストに見合う報酬は持ち合わせていない
元サラリーマンとしては自分の処遇をさらりと聞いてみるしか無い
流れに身を任せるしかないのだ
「ポーション漬けになるとどうなるのでしょう?」
ウェンディは右手に仮面を取り出しながら答えてくれた
「二つに一つだね。ポーションに溶けてしまうかポーションを吸い尽くすか。」
「マンドレイクの専門家じゃないから条件はわからないんだよ」
万全を期して望みたい
「首から上をポーションから出して日の当たるところに置いてください。」
「たまに話しかけていただけると幸甚です。」
「もしもポーションに打ち勝てたならば貴方の助けになりましょう…」
やったか…?ウェンディさんの気持ちは動かせたか?
「…やけに素直なんだねぇ。魂がかかっているのに…」
「でも今のままじゃどうしようもないから、がんばって育ってくれるよう祈っているよ。」
俺は仰々しくお辞儀をして答えた
「ATPさえなんとかなれば大丈夫でしょう…」




