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魔女の仮面  作者: 御影
出張
24/30

あふれる黒いオーラ:ウェンディサイド

「ウェンディ様、ロン氏がティナさんにアレンさんが亡くなった事を伝えてなかったから大変でしたよ。」


夜にマンドレイク(アレン)がトランシーバで連絡してきた

遠くに居ても会話ができるのは偶然とは言え新しい技術だ


「ばたばたしていたからそんな事もあるさ。」


どうしてこんな簡単なもので会話ができてしまうのかウェンディには分からなかった


「このトランシーバというものは便利なものだねぇ。どういう原理なのだろうね。」


「えっ?ウェンディ様に以前これを作ってもらうときに原理を伝えたと思ったのですが…」


アレンはだらだらと通信技術について話を繋げていった



ウェンディは激怒した

必ずかのマンドレイクを殴らければならぬと決意した

ウェンディには電気がわからぬ

ウィンディは名高い魔女であり村の薬師でもある

多くの伝説を作り

名声を極め

そして目的を果たすためど田舎の村に住むことにした。

意外と村の生活は快適であり

悠々自適に暮らしてはいたが

新しい知識には人一倍に敏感であった


「ロン氏が伝達しなかったのはわかった。だがアレンくん。君も私に大切なことを全然伝えていなかったのではないかい?」


「…えっ…私に取ってウェンディ様は大切な人で…別にそんなんじゃ…」


「うるさいなっ!雑草野郎!」


天使や悪魔などはマナそのものが意思を持ったような存在である

天使は悪魔が発生すると即座に顕現し 悪魔をマナに還元させる

ウェンディにとって彼らを力づくで消滅させることは容易だ

ただ天使のように転移したり悪魔のようにマナの無いところで魔術を行使することはできない

マナが乱され遠くのものを見たりすることはできない

それは彼らだけに許された世界のしくみのようなものなのだ


世の中には多くのアーティファクトが有るには有るがそれぞれは独立して動く

映像を表示させたり音声を発生させたりするものも何百年の歴史によって研鑽され

手のひらサイズで高速計算するものだってあるのだ


アレンの言う通りに電気を制御する魔術回路を構築して接続した

電気を一方方向だけ流す

電位を反転させる

高周波を作って変調させる

そんなつまらない効果を発生させる魔術回路を組み合わせることで組み立てた電気回路は見事に声を飛ばしてみせたのだ

あれ ちょっとは複雑か?


アレンが言うには常識的に原理を伝えたつもりだったとのことだったが

根掘り葉掘り聞いてみるとワンサカ話が続いていく

奴の希望どおりに王都に向かわせてしまい詐欺にあった気分だ!

電気回路と魔術回路の似ているところもちゃんと見ておくべきだった!


「…」

「おい!寝るな!もうちょっと話をせんか!」

「……」

「絶対に許さん!絶対にだ!」


仮面の女はかつて自分が作成したアーティファクトを眺め

電気による魔改造を考えながら黒いオーラを立ち上らせたあと


ベッドに入り

昼まで眠ったのであった

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