42.マチルダさん、告白する
いつもお世話になってます!
子どもたちとマチルダと協力して、無事に引っ越し作業を終えた、その日の夜。
夕食を取った後、俺とコレットは、子どもたちを連れて、竜の湯へとやってきていた。
新校舎南ブロックは、内風呂と女子トイレ、裏庭へでれるガラス戸がある。
ガラス戸のそばにドアがあり、そこをでると渡り廊下があって、そこから竜の湯へと向かえる通路になっている。
前は山道をえっちらおっちら歩いていたが、新校舎を作るときに、通路を作ってもらったのだ。
通路と言ってもたいそうな物ではない。学校の体育館と校舎をつなぐような屋根と床(木製)があるような、簡素な廊下だ。
しかし床があることで、前はいちいち靴に履き替えなければいけなかったが、その必要がなくなった。
通路を歩いて行くとそのまま更衣室へとつながっている。男用と女用で別れている。
人数が多い女用の更衣室の方が広く作ってある。男用は狭い。まあ俺しか使わないしな。
更衣室を抜けると、いつもの竜の湯がある。だがここにも手を加えた。
前より湯船の大きさを拡張したのだ。
そして体を洗うスペースも増やした。
シャワーも増設。水魔法とシャワーとで複製合成し、【抵抗】(出てくる水の勢いを削る)と【動作命令】(抵抗魔法の数を調整して威力の調整)を駆使して、シャワーを作った。
また水とお湯との切り替えもできるようにした。これは地球の物を参考に、ハンドルを右に回すと、【動作命令】によって出てくる水が火魔法(抵抗で威力を調整されてる)で熱せられて、お湯になる。
温度調整は今のところ5段階まで(抵抗と動作命令のコンボ)可能となっている。もうちょっと細かい温度調節は、いま実験中だ。
シャワーの前には子供用、大人用の木のイスがおいてあり、そして鏡の前にはシャンプーやリンス、ボディソープのボトルがいくつもおいてある。
「「「ふろー!」」」
と湯船に入ろうとするキャニスたちを持ちあげて、体洗い場へと連れて行く。
「湯船に入る前には体を洗わないとだろ? ラビを見習え」
キャニスとコン、レイアはあまり体を洗わず特攻をかまそうとしていたが、ラビと鬼姉妹は、ちゃんと言いつけを守って、イスにちょこんと座っている。
「アカネちゃん、頭かゆいところありますか~♡」
「だ、だいじょうぶだし♡ひとりで洗えるし……♡」
コレットが妹鬼アカネの後に座って、頭を洗っている。アカネの頭には、複製して作ったシャンプーハットがつけられている。
額のツノでちょっと押し上げられていた。
「あやねちゃん、お背中あらってあげるのです!」
「おー……ぉ、すまないねー……ぇ♡ あとでおいらもやったげるー……ぅ」
ラビと姉鬼のあやねは、ごしごし、とスポンジで背中を流しあいっこしていた。
「ほら、キャニス。洗うからこっちこい」
「え~。わかったでやがるですー……」
キャニスがプーッと頬をふくらませ、俺の前に座る。
犬しっぽと耳がペちょんと垂れている。テンション下がりまくっていた。
俺はリンスインシャンプーを使う。ラビやあやねたちはじっくりと体を洗うのに抵抗はないが、キャニスたちはなるべく早く湯船に浸かりたい派だ。
なのでキャニスやコン、レイアにはリンスとシャンプーがいったいになったものを使っている。
シャンプーを泡立ててキャニスの頭をごしごししていると、
「は~…………♡ おにーちゃんの髪あらいはきもちえーです……♡」
ぱたぱた、と犬耳が羽ばたく。やる前はすごく嫌がるのだが、こうして1回シャンプーすれば、大人しくするから不思議である。
キャニスの頭をシャワーで流してやり、今度はコンの番だ。
「おはやく。かみはおやはくおながしくだせう」
「はいはい」
キャニスと同様、コンもしゃんぷーする前は嫌がるのだが、「ふぉおお……♡」と泡だらけの頭で、うっとりする。
髪をさっと洗い流すと、今度はふさふさのしっぽを、くいっと俺に向けてくる。
キャニスのしっぽと違って、コンのそれは毛の量が多い(筆みたいな感じ)。
こっちのシャンプーもしないとなのだが、
「にぃ、りんすいんしゃんぷーはだめ。きちんとして」
とこだわりを持っているコンさん。
ラビたちの使っている、髪をつやつやにするシャンプーとリンスを使って、しっぽを洗ってやる。
「毎回思うんだけど、なんで髪としっぽ同じシャンプー使わないんだ?」
「にぃ、じょしのおとめごころ、まったくりかいしてない」
やれやれ、とコンが首を横に振るう。
「みーのしっぽはこだわりぽいんと。みんなのこころをみりょーする、ましょーのしっぽゆえ」
確かにみんなコンのしっぽを触るよな。ふさふさで触ると気持ちが良いし。
シャンプーして洗い流し、リンスをしっぽ全体にぬりたくり、シャワーで落とす。
「にぃ、てんきゅー。これでまた、みーのおんながあがった」
ぴょん、とイスから降りて、隣で体を洗うキャニスに「おせなかながしますぞう」「おっ、たのみもうしやがるです」と体を洗い出す。
さて最後はレイアなのだが……。
「レイアちゃん♡ どう、気持ちいい?」
「そうねっ。なかなかきもちいいわ。まちるだ、やるわねっ」
とかなんとか……。
って、え?
俺がちょっと離れたところの体洗い場を見ると、そこにはレイアと、そして……。
「ま、マチルダ」
今日職員になったばかりの、元・受付嬢のマチルダが、裸身にタオルをまいて、そこにいたのだ。
髪留めで長い髪をまとめあげて、白いうなじを晒してる。
タオルからは乳房がこぼれ落ちそうだ。
マチルダはニコニコしながら、レイアの頭を洗っている。
「いや……どうしているんだよ」
「そ、それは……。だって私も職員のひとりですからっ。子どもたちをお風呂に入れるのも、その、職員の仕事ですから!」
いやまあ、そうなんだが。
しかし俺はマチルダに良いよ、と言った。
なぜならば、いくら職員になったからと言って、他人である俺に肌を晒すのはどうなんだろうか、と思ったからだ。
コレットは良い。俺と彼女は結婚している。アムもそうだ。先輩とも恋人関係なので、まあ一緒の風呂に入っても問題ない。
だがマチルダは、他人、しかも異性だ。さすがに風呂を一緒にはいるのは……。
「だいじょうぶです! 私、ジロさんになら見られてもへいちゃらですっ!」
「いやでも……」
「それに、せっかく職員が増えたんですから、分業したほうが効率が良いかとっ。そう思ったんです! やましい気持ちは0です!」
まあ確かに、子どもたちは6人もいる。手分けした方が早く終わるという意見はもっともだ。
マチルダはレイアの髪を洗い流すと、今度は背中を流してやる。
「まちるだ、ありがとっ!」
「ううん、レイアちゃん。どういたしまして♡」
するとレイアは立ちあがって、湯船に向かって走って行く。
「おー! まちるだがふろにきてやがるです!」
「まちるだ、かむひあー」
わあわあ、と子どもたちがマチルダを呼ぶ。
「大人気だな、マチルダ」
「いえ、そんな……よ、よーし体あらわないとなー! 子どもたちが呼んでるから、体をさっさと洗わないとな-!」
マチルダは顔を耳までまっかにして、ぱさ……っと体にまいたタオルを取る。
「お、おい……!」
俺は視線を彼女から外す。
「おまえ……俺がいる前でそんな……」
「え、なにがですかっ。私はただ体を純粋な気持ちで洗おうとしてるだけですからっ!」
ボディソープをスポンジにまぜて、ごしごし……とマチルダが腕を洗う。
「あ、ジロさんはおかまいなく。体あらって子どもたちの元へいってください!」
「あ、ああ……」
俺はマチルダからちょっと離れたシャワーを使うことにした。イスに腰を下ろして、スポンジを取る。
「ごしごし、ごしごし」
「……あの、マチルダさんよ」
「え、ジロさんなんですかー?」
……俺、マチルダから離れたのに、彼女、なんか俺のすぐ隣まで移動してた件。
「おまえまでなんでズレるんだよ」
「えっ! 別に深い意味なんてありませんよっ! ただちょっとシャワーの勢いが弱くって、ズレただけです!」
「あ、そう……」
おかしいな、シャワーの威力は魔法で管理している。それに作ったばかりだし、不具合が出てるとは思えないんだが……。
泡まみれの裸身が、余計に官能的だった。局部を泡が隠していて、逆にエロイ。
「ジロクン、ミテルヨ……」
視線を感じて背後を見やると、ぬぅ……っとコレットが至近距離にいた。
「こ、コレット……」
「ズイブント、ガンミシテタネ」
「そんなことないって……」
「ワカイ、オンナノコ、スキ?」
「いやだからそんなことないって。コレットも十分若いから……」
「ドーダカ。ボクハ180。カノジョハ18。10倍モハナレテルネ」
「だから人間換算すればコレットもマチルダも一緒だろ」
ヤキモチを焼くコレットをなだめていると、
「……ぜったい負けないぞっ。エルフが相手だろうと負ける気しないぞっ」と小声でマチルダが何かを言った後、
「あ、ジロさんっ。もしよろしければ、お背中! お背中を流しましょうかッ!」
スポンジを振り上げて、泡まみれの裸身のまま、マチルダがそう言う。
「「!?」」
俺とコレットが驚愕に身を見開く。
「じ、ジロくんのお背中は、妻のわたしが、わたしが洗います。マチルダさん、あなたは早く湯船に行きましょう。子どもたちが待ってるわ♡」
遠回しにあっちへいけ、とコレットが言うと、
「はいっ! なので、ジロさんのお背中をながしてから、すぐに向かいますのでっ!」
とマチルダが一歩も引こうとしない。
「…………」「…………」
笑顔のコレットに、気合い十分のマチルダ。
「あの、ふたりとも。俺自分でできるから」「「ちょっと黙ってろ」」「あ、はい……」
結局ふたりが揉めてる間に、俺は自分で体を洗って、そそくさと湯船に逃げた。
すぅー……っとコンが近づいてきて、
「しゅらばばば?」
と聞いてきたので、「違うよ」と答えて、コンの頭を撫でた。
違う……と思う。
☆
風呂で一悶着あったあと、子どもたちを連れて新校舎へと戻る。
2階の洗面所で歯みがきとドライヤーで髪を乾かして、子どもたちを寝かしつける。
1階ホールへ戻ると、ソファにはマチルダが座っていた。
商業ギルドから買った夏用のパジャマを着ている。
ちなみにこのパジャマ、俺が複製して作ったものをもとに、銀鳳商会が作った物である。
俺が出せるのは男物のパジャマだけだからな。女性用の可愛らしいデザインの物は、こうして新造しないといけない。
「あ、ジロさんっ」
マチルダは俺に気づくと、嬉しそうに笑う。
「そうだ、俺になんか話あるっていってたよな、飯の前に」
「はいっ。なので、ちょっとお時間いただけると」
わかった、と言って、俺はマチルダの正面のソファに座る。
マチルダは「よいしょ」と言って立ちあがると、「し、しつれいしまーす」と言って、俺の真横に座ってきた。
ふわりと甘いシャンプーのにおいが、鼻腔を突く。
ぴたりとくっついてくるので、マチルダの柔らかい腕の肉があたる。
「なんで真横に来てるんだよ……」
「だ、だって真面目な話しですからっ。しっかりちゃんと、お話聞いてもらいたいなと、思いましてっ!」
「いやそれ正面に座ってもできるんじゃないか?」
するとマチルダは「そうかもしれません」「だろ?」「でも嫌なんです!」
とマチルダが声を張り上げる。
「それは……どうしてだ?」
「ジロさん……私。私……」
マチルダが切なそうに、目に涙を浮かべる。
何度か私……私……と繰り返した後、
「私、ジロさんのことが、す、スキなんです!」
それは2ヶ月前、冒険者を辞めるときにも、聞いたセリフだった。
また? と思って俺もだよと言う前に、「ちがうんです!」とマチルダが首を振るう。
「ジロさんのことが、お、男の人として……好きなんです。ライクじゃないんです、ラブの方で……好き、だから……その……」
マチルダのセリフは、まったく予想外の物だった。
てっきりマチルダの好きは、俺を人間として好きだという意味だと思っていた。
だが違うという。異性として、俺が好きだという。
……困った。俺はどう答えるのが1番良いのだろうか。
今回のケースは、アムの時と一緒だ。俺はマチルダを妹だと思っていて、彼女は俺を男だと見ている。
……どうして、俺みたいなおっさんを好きになるんだ。
と聞きたくなったが、それはそれで、彼女の俺への思いを踏みにじるように思えて、やめた。
それよりも、彼女から受けた告白に、どう答えるか。それがまず何よりも手をつけるべき問題だろう。
「マチルダ。おまえからの告白、嬉しいよ。好きって言ってもらえて本当に嬉しかった。けどな……」
俺は正直に、今の気持ちを話した。
彼女を可愛い妹だと思っていたと。
恋愛感情を向けられていたことに、気づかなかった。
そう答えた。
俺からの返答を聞いたマチルダは、「なるほど……そうなんですね」と小さくつぶやいた後。
「わかりました!」
と大きくうなずいた。
「でも……わたしの気持ちは変わりません。ジロさんが好きです。ジロさんの優しいところが、大好きです」
そう言って、彼女は自分が俺を好きになったきっかけを話してくれた。
10年前だ。
彼女の母親が奇病にかかった。なおすためには、モンスターの胆嚢が必要だった。
採取依頼を出したが誰も面倒がって受けてくれず(モンスターは手強いし、解体作業をしないといけないから)、困っていたところに、俺が採取してきてくれた。
しかも無償で。
「それが私の恋のはじまりです。あのときからジロさん、あなたをずうっと思ってきました」
「……そっか」
そこまで純粋に、俺のことを思っていてくれたのか。
「すまん。まったく気づいてやれなくて」
10年間も片思いを続けていたのだ、さぞもどかしかっただろう。
「鈍感な人間ですまん」
「いえ、そういうちょっとにぶいところも、ジロさんの好きなところです」
くすっ……と笑ってマチルダが答える。
「そっか……」「はいっ」
ぴたっ、とマチルダが俺の肩に頭を乗せてくる。
「……ふられちゃったけど、私、あきらめるつもりないですからね」
小さくマチルダが、しかしハッキリとそう言う。
「私決めたんです。もう下は向かないって。たとえあなたが私を好きでなかったとしても、私がジロさんのこと好きって気持ちは変わりませんから」
それじゃあ、と言ってマチルダが立ちあがる。
俺は彼女の細い腕を掴んだ。
「ジロさん?」
「マチルダ、すまん。聞いてくれ」
はい、と言ってマチルダがぺたんと座る。
「俺は正直、おまえのことをまだ子どもだと思っていたし、妹だと思ってたし、今もそう思ってる」
「……。はい、わかってます」
マチルダの表情に悲しみはなかった。事実を再確認した、ような、そんなわかりきったことを言われてむしろ何? みたいなそんな表情だ。
「けど……ちゃんと、これからはおまえのこと、ちゃんと女性として見るから」
アムや先輩のときも思ったが、どうにも俺は他人の好意に鈍感みたいだ。
本人に思いを告げてもらわないと、気づけないらしい。
思いを告げるという作業は、大変に勇気がいるものだ。その勇気を蔑ろには、俺にはできない。
好意にはちゃんと返さないといけない。
俺を好きだと言ってくれる。
その彼女のに対して、わからない、という理由で、好意を踏みにじりたくない。
だからわかる努力をしようと思う。
「ジロさん……それって……」
じわ……とマチルダが目に涙を浮かべる。
「ああ。付き合ってみよう。そこから……始めてみよう」
お互いを深く知って、その上で、結論を出すことにした。
「はい……はいっ! それでいいですっ! それがいいですっ!」
マチルダはガバッと俺に抱きついてくる。ぎゅーっと俺のことを強く抱擁してくる。
「もう逃がしませんよ! ぜったいぜったい幸せになるって決めたんです!」
後になってわかったのだが、マチルダはケインと付き合ってないらしい。
てっきり俺はそこでくっついている物だと思っていたが。どうやら恋のアドバイスを受けていたみたいだ。
「ジロさんっ。ジロさんっ」
弾んだ声で、彼女が俺に呼びかける。
「どうした?」
するとマチルダは俺の首に腕を回すと、ぐいっと抱き寄せて、俺の唇を奪った。
甘い唾液と、ぬるりとした舌の感触。
熱いと息が口の端からもれて、産毛をなでるのが心地よい。
ややあって、マチルダは俺から口を離す。
「ファーストキスです♡」
「そうなんだな。おまえモテるから、てっきり誰かと付き合ってたんだと思ってた」
「まさかっ! 初めてですよ。男の人を好きになったのも、キスも、それに……も、全部初めてです! ぜんぶぜんぶ、ジロさんにあげます! もらってください!」
とマチルダが興奮気味にそう言った。パジャマを自分から脱ごうとした……そのときだった。
「……ハナシハキイタヨ」
ぬぅ……っとコレットが、ソファの後ろから現れた。
「……ジロ」
その後ろから、コレットともに、アムも現れた。
「ヤハリカ。コウナルト。ワカッテタヨ」
冷たい視線を俺に浴びせるコレット。
「すまん。相談も無しに。ただ……」
するとコレットと、そしてアムも、はぁ……っとため息をつく。
「しょうがないわね」「アタシもう慣れた」
ふぅ……と嫁ふたりが大きくため息をつく。
「ジロくん。いくら重婚オッケーで、ジロくんが女の子からの告白をないがしろにしない人だとはわかってますけど。ますけどっ。自分のお嫁さんは、大事にすること。いいですねっ」
コレットが先生みたいに、俺に注意してくる。
「わかってるよ」
そう言って俺はコレットの頭を撫でる。彼女のエルフ耳が、ぱたぱたぱた、と機嫌良さそうに羽ばたいていた。
「アタシ、アム。いちおうジロのお、奥さんだから。その、よろしく」
アムがマチルダに自己紹介する。
マチルダはうなずいて、
「マチルダです! よろしくお願いします、コレットさん、アムさんっ!」
元気いっぱいに返事をして、アムの手を握り、ぶんぶんと振るう。
「さんとかつけなくっていいから。アタシまだ15だし」
「では私のこともマチルダって呼び捨てにしてください! コレットさんも」
「ええ、わかったわ、マチルダ」
3人は穏やかに微笑む。
どうやら嫁たちも、マチルダを受け入れてくれたみたいだ。
……こうしてマチルダが、俺たち孤児院で働くことになり、恋人になったのだった。
お疲れさまです!これにて7章終了となります。お疲れさまでした!
マチルダさん恋人になれて良かったです。ここからもっともっと幸せになってもらいたいですね。頑張れマチルダさん。
さて次回8章は、夏ということで、夏らしいことをやっていこうかなと思ってます。プールに花火、海にも行けたらなぁと思ってます。
また8章では、コンちゃんの特殊技能がついに明かされる……予定ですが、予定は予定です。変わることもあるかもしれませんが、いずれにせよあの子の特殊技能については今後触れる予定です。
コンちゃんの過去についてはもうちょっと後になってから触れると思います。
以上です!
では、今後もよろしくお願いします!




