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夜明け一直線

作者: 会沢翔

おはようございます。

歩いていた


暗闇があたりを包み


静けさが支配するこの道を



午前4時


なぜ歩いているのかは


思い出せない


陽を探していたのだと思う



まだ星が見える


まだ暗い


まだ虫は鳴く


まだ涼しい


まだ寂しい



走ることにした


東に向かって


陽に向かって


一直線に


一直線に



暗闇は


段々と青になる


星は見えなくなる


白みだした東の空


顔を出したのは


希望だった



ああ


私が探していたのは


紛れもなくこれだったのだ


この光だったのだ



今日もこの街は


夜明けを迎えた


一直線に希望を受けながら

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