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東の主婦が最強  作者: くりはら檸檬・蜂須賀こぐま
第32章 A Kind Of Magic
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32-11 The Beast that Shouted Love at the Heart of the World

 総理官邸の中は人があわただしく走り回っていた。

 多くは書類を小脇に抱えたスーツ姿で、雰囲気から官僚に違いないと思う。

 千々和と塚原は官邸警務官に案内され、エントランスホール端のベンチに座っている様に指示された。

 隣には塚原がいて、ゆっくり辺りを見回している。時折目がすっと細くなり、鷹の目のような光を帯びる。

 千々和は借りたバスタオルで制服と髪に着いた水滴を落としている。

 簡単にボディチェックされた後、二人は放置されたような状態になっている。

 監視の警務官がいるにはいるのだが、二人に構っている暇など無い、とでもいうように忙しなく行ったり来たりしている。

 人の出入りが多いのだ。都内、あるいは世界中で起きている変事に対処するためだ。

 だが、何となくまとまっている感じがしない――落ち着きがない。

 千々和はそう思う。


「塚原さんはここには来たことがあるんですか?」

「何度かね。こんな玄関ホールの端に座らされたことは初めてだ。いつも来るのは、四階の会議室か二階のホールだ」

「さすが、元経団連会長。それにしても……慌ただしいですね」

「千々和君もそう思うかね」

「はい。何と言うか……私たちの扱いも、どうしたものか処遇に困っている、って気がします」

「まだ対策本部も設置されていない様だね」

「というと?」

「されるなら地下の危機管理室だろう? 人の流れがそうなっていない。スーツ組……官僚の動きが妙に浮付いている気がする」

「早くしないと、シノノメさん――唯さんの入院している病院を陸軍が占拠するのも時間の問題です。先輩たちが頑張っているとは思いますが」

「危機管理室に総理がいないなら……そうだな。答えは明白だ。四階の閣議室だろう」

「一つ上の階ですか」


 内閣総理官邸の敷地内は段差のある構造になっている。正面玄関は三階で、西側には別に一階につながる出入り口がある。

 塚原が目の動きでエレベーターを示して見せた。

 さっきから観察しているが、官邸警務官が数名いるだけだ。

 千々和はバスタオルを二つに畳むと、膝の上に乗せた。ひざ丈のスカートの裾がちょうど隠れる位置だ。


「一階の記者会見室の方にでも警備が集まっているのかもしれない。外部の侵入者には厳しいが、一旦内部に入れば警備は甘くなる」

「そうですね。でも、まるで映画かお芝居みたいでしたよ。魔法使いの……」

「……あれか。“おいおい、か弱い老人から杖を奪わないでくれ”。君の方は準備できたかね?」

「はい」

「では、行こう」


 塚原は杖にすがりながら、ふらりと立ち上がった。

 そうするのが当たり前、とでもいう様にエレベーターの扉に向かって行く。


「ちょっと、待ちなさい、待ってください」


 気付いた警務官のひとりが近づいていたが遅い。二人は早々とエレベーターに乗り、四階に上がっていた。

 扉が開く。


「閣議室は?」

「あちらだ」

「ちょっと、君達! 待て!」


 廊下をかけ寄って来る警務官が見える。階段を駆け上がる者もいる。

 速足で閣議室に向かうと、SPらしき背の高い男が二人立っていた。


「頼んだよ」


 塚原は体を揺らしながら前に進む。

 千々和は小走りで男たちに近づいた。


「おい! 止まれっ!」

「杖をお借りします!」


 千々和は塚原から杖を受け取ると、逆握りで持った。杖がぴったり腕の後ろに沿っている。

 前から見れば拳を握って走って来るだけに見える。

 相手は躊躇っている。

 突然の侵入者は体の悪そうな老人と、国軍の制服を着た子供のような女性なのだ。

 一瞬胸ポケットの拳銃に手を伸ばし――そしてやめて腰の特殊警棒を取り出した。

 ためらいが見える。

 軍人と警察官の違い――あくまで対象を逮捕しようとする習性なのかもしれない。

 思うつぼだ。

 千々和は塚原の杖を振った。

 武装解除ディスアーム

 フィリピン武術の短棒術の妙技だ。

 手首を絡めとる蛇のように杖が動き、あっという間に一人目の男の警棒が地面に落ちる。

 もう一人には――左手で持った小型拳銃を脇の下に突き付けていた。


「動かないで!」

「うっ……」

「ゆっくり胸の拳銃から手を離して、両手を挙げて下さい。防弾ジャケットの隙間から肺と心臓を貫通します。もう一人の人も銃を床に置いて下がって!」

「く……!」


 塚原が足を引きずりながら、ようやく千々和に追いついた。

 背後には警務官とSP達が迫り、拳銃を抜いて構えている。

 警棒を叩き落とされたSPは塚原を睨みつけながらじりじりと下がって彼らの列に並んだ。

 ドローンでやって来た時に応対した警務官もいる。顔色が真っ青だ。


「どこに銃を隠し持っていた!?」

「ボディチェックをするときは、どんなに忙しくても女性に頼むべきですね」

「お前ら……」


 塚原はゆっくり言い聞かせるように口を開いた。


「手荒なことをして済まないね。だが、いいかな? 君たちは何時間くらい閣議室の前で待っている?」

「それは……」

「中で何か異変が起こっていると思わないのか? しかも今、統合幕僚長の許可を得ずに、都内に陸軍が出動している」

「何だって?」


 ざわめきが波のように広がる。

 千々和から杖を受け取り、塚原はドアレバーに手をかけた。


「アーニスの技かな? 見事な武装解除ディスアームだったね。それでは、ドアを開けるよ」


 一気に開く。

 室内を見て目を大きく見開いたのは、千々和に銃を突き付けられたままのSPだった。


 閣議室の丸い机を囲んだ閣僚の頭には、すべてヘルメットとバイザーを混ぜたような機械――VRマシン――脳神経刺激装置ナーブ・スティミュレータが乗っていた。

 全員が呆けたような表情で、ある者は頭を伏せ、ある者はぼんやりと天井の方を見上げている。

 部屋を覗いた官僚と警務官がどよめく。


「こっ……これはっ!?」


 塚原は杖を突き、体を揺らせて部屋の中にゆっくり歩いて行った。

 閣議室の奥でがっくりとうなだれた内閣総理大臣の後ろに、背中を向けて立つ女がいた。

 女はじっと壁のマルチモニターを見ている。

 モニターには燃え盛る町の様子と、陸軍が展開して包囲する病院が映し出されていた。

 女のそばには守る様に二人の男が立っている。


「これはどういうことだねっ! 君は確か内務省の……」

「武内! それに、安曇! 未来企画局がここで何してる!?」


 塚原の後を追うようにぞろぞろと部屋に官僚とSPたちが入って来た。もはや誰も千々和に気を留めていない。室内の異様な光景に圧倒されている。


「大臣! 谷本農水大臣!」


 事務次官が頭から機械を外そうとした。

 安曇と呼ばれた男が軽く手を挙げてそれを制止する。


「お止めになった方が良いですよ、柿木次官。無理に電脳接続を外すと、脳障害をきたす可能性もある」

「くっ」

「皆さんお好きな夢を見ています。中にはこのまま電脳世界に移住したいと考える方もいるかもしれませんね」

「まさか、それが目的か? じゃあ、今のこの大混乱も、人工知能の暴走もお前らが仕組んだのか?」

「これはテロ……いや、クーデターだ」

「下卑た理解ですね」


 涼やかな女性の声が部屋の空気を打った。

 閣議机に背を向けていた女性が振り返っている。

 ほっそりした背筋を伸ばし、形の良い唇から出る声は決して大きくなかったがよく通る。


「片瀬……企画局の切れ者か。こいつらの上司はお前だろうっ! 一体これはどうなっているんだ!?」

「お褒めの言葉と理解します。細川副大臣。現在閣僚の方々は電脳世界マグナ・スフィアの中にいることろです。ある方はあちらの世界で大富豪となり、ある者は一介の剣闘士として過ごしている」

「こんな時に、ゲームをやっている場合か!」

「彼らはその中で、この国、ひいてはこの星に将来起こりうる危機と方向性を見ています」

「何のことだ……!? 警務官、こいつらを逮捕しなさいっ!」

「おやめなさい」


 片瀬はスーツの懐から自動拳銃を取り出し、頭に機械を被ったまま呆けている総理大臣の首筋に押し付けた。


「もうしばらくお待ちください。事が終わるまで」

「こと?」

「人工知能サマエルがこの世界をより良い方向に向けるため、一つの仕事を終えようとしています。それが終われば謹んで私は逮捕されますよ。それまでどうかお待ちください。しかし――すべてが終わった時、私たちのしたことの意味を理解し、貴方達も感謝するかもしれませんが」

「何のことだ? いや、どうでもいい、総理から離れろ」

「下がってもらうのはあなた方よ」

「SP! どうなってる! 応援を呼べ! SATだ!」

「分かっています。副大臣と事務次官の方々は一旦部屋の外に出て下さい」

「どうなってるんだ? 妨害電波か?」

「いや、ネット回線がおかしい」

「くそっ。こうやって睨んでいるだけか」

「今つながった……何? 協力できない? どういうことだ?」

「私たちに賛同する人たちもたくさんいるのよ。私たちがこれだけの準備をたった三人で出来たとお思いですか? 今や世界中に協力者がいる。例えば、在日米軍の三分の二は掌握しています」

「何だって!? そんな馬鹿な」

「ちょっと待て……ナーブ・スティミュレータの第五世代による脳刺激の麻薬性……おい、片瀬、これはまさか……洗脳か!」

「さすがIT担当。少しはお分かりになる様ですね。竜崎副大臣」

「洗脳?」

「官房副長官、電脳世界で理想の生活をしていると、そのうちに思考や考え方の傾向を調整することが出来るんです。麻薬中毒と同じです。ナーブ・スティミュレータで一定の脳の領域を刺激すると、そういうことが出来る可能性があると言われています」

「麻薬?」

「脳内ホルモンを分泌させるんですよ。疑似体験で特定の物事を見たり体験したりした時に、脳を強く刺激するんです。そうするとその刺激――快感が欲しくて行動やものの考え方をそれに合わせるようになる。次第に誘導され、意図した考え方に染まっていく……」

「それじゃ、大臣たちは今洗脳されていると? 洗脳による国家転覆! 何て大胆な!」

「洗脳? ふふ、現代の誰もが色々なメディアや情報に影響され、思考を作っていく。純粋に何物にも影響を受けない思想などありません」

「現実世界に対する嫌悪感を植え付けて電脳世界に人間のデータをどんどん移し替えていく……そういうことか!?」

「端的に言えば、そういうことでしょうか? でも、私たちが目指しているのはもっと崇高なそれです」

「電脳世界に人間全部を移し替えるとでも? 現実の世界はそれを維持するだけの仕組みにするというのか? SFじゃあるまいし!」

「では、実際に問題だらけのこの世界を、誰がどう解決するの? 例えばそうね……そこにいる、西山事務次官。少子高齢化は一向に改善しません。それは何故?」


 名指しされた壮年の男はずり下がった眼鏡を慌てて押し上げた。


「こんな時に何を言っている……それは簡単な問題ではない」

「そう、そうやって誤魔化しているだけ。佐藤副大臣、どうして格差は広がっていくの? 西山国家公安委員、なぜ凶悪犯罪は減らず、弱者が蹂躙されるの?」

「そんな青臭い論議を今更して何になる……」

「農水省の梶原局長、食糧問題は? 防衛省の木村副大臣、国家紛争は? 誰も何の解決方法を見いだせないじゃないですか」

「では、人工知能は違うというのか? 人工知能が我々より上だと? この混乱を生み出した張本人が?」

「少なくとも、我々すべてより賢いわ」

「馬鹿な!」

「片瀬!お前は狂ってるぞ!」

「ご自由に仰ってください。こうしている間にも人工知能、サマエルの計画は進んでいく」


 塚原が杖をつきながら、ゆっくり前に歩み出た。


離生喜楽りしょうきらくたのし、だな」

「塚原さん、下がって下さい。彼らは危険です」

「何、こんな病気の老人の命、大した価値はないよ」


 SPの制止にも構わず、体を揺らしながら歩いて行く。


「現実世界で会うのは久しぶりだね。……片瀬涼香君……いや、物語の語り部、シェヘラザードと呼んだ方が良いか」

「ご無沙汰しています。塚原会長――いえ、まろばしのセキシュウ」


 おお、と部屋に静かな驚きの声が上がった。

 マグナ・スフィアに関わる者ならばセキシュウの名はどこかで耳にしたことがあるのだ。特に武道経験者である警務官やSP達もその名は知っている。


「現実世界も物語の様に紡ぐ気かね? 君の分身アバターの名前はアラビアンナイトの語り手だ」

「ふふ、物語のように美しくなればよいのですけれど」

離生喜楽りしょうきらくたのし、定生喜楽じょうしょうきらくたのし、だったか」

「それは……」


 片瀬の形の良い眉が微かに動いた。


倶舎論くしゃろんね。この世界の構造を説いた仏教経典」

「その通り。衆生の業――罪が消え、地獄が消え、畜生道が消え、餓鬼道が消え――やがてすべての人が仏の真理に目覚め、悟った時――この世は滅ぶのだ」

「滅ぶというのは何をもって言うのか分かりませんが、あるいは数百年後――美しくなった地球の中で静かに稼働する人工知能と眠り続ける人々がいるのかもしれませんね」


 片瀬は目を細めた。


「それが君の夢かね?」

「夢――というより諦観です。人は自らを御し得るほど賢くないのです」

「人工知能ならそれが出来ると?」

「人工知能というよりも、サマエルは人工知能の中で生まれた全く新しい知性と言えるでしょう」

「サマエルが選んだのが、君が言う未来かね」

「実現まで、まだ時間はかかるでしょうが、動き始めた流れは止められません。今回の事はその始まり――現実世界と仮想世界が逆転し始める」

「シノノメの脳を奪取しようとしていることもサマエルの知性の結果だと?」

「残念ながら私には計り知れない部分もありますが……」

「サマエルを信じているのだな」

「ええ」

「何故そうも奴を信じられる?」

「それは……彼が賢いからです。誰よりも。シンギュラリティを迎えた人工知性は、もはや人間には追い付くことが出来ない。塚原さんならご存知でしょう?」

「そうだな。奴は賢い――彼女は」

「彼女? 性別を語ることは愚かかもしれませんが、サマエルは……」

「男性的だと?」

「ええ、彼の分身――片割アイオーンたちの多くが男性性格です」

「片瀬君、もう一度問う」

「……何を?」

「どうして君は、狂った人工知能をそこまで信じられるのだ?」

「狂った?」

「表現が適切でないかもしれん。病んだ人工知能ソフィアを何故そんなに信頼する?」

「病んだ……? ソフィア……? ソフィアはプログラマが名付けた那由他型コンピュータの疑似人格にすぎないでしょう? ソフィアは自分の子であるサマエルと敵対したため、封じ込められ、現実世界――地球上の電子的システムは、今や全てサマエルの支配下にあるのよ」


 塚原は小さなため息をつきながらまた一歩片瀬の方に歩みを進めた。


「そう……理解しているのだろうな」

「どういうこと?」

「ノルトランドの最終決戦の時、サマエルはヤルダバオートとしてシノノメに会った。その直後、彼女が入院している病院をハッキングしている。なのにその後はシノノメの現実世界の状態をまるで覚えていないかのようにふるまっている」

「何が言いたいの?」

「サマエルの人格はそれぞれの分身によってまるで異なる。慈悲の化身のようなヤオーがいると思えば、傍観者がいる。扇動者がいると思えば、邪悪な道化でもある。君は――矛盾を感じないのかね」

「人格同士で情報を共有していないのでしょう……そもそも現実の身体を持たない彼が効率よく体験を重ねるために複数の登場人物としてマグナ・スフィアの中で生活している……」

「ならば、なぜその情報を統合しない?」


 塚原がさらに一歩前に出た。

 すでに閣議机には手を伸ばせば届く距離だ。

 片瀬と塚原の間にゆっくり武内が近づいて行く。


「ソフィアはサマエルに力を奪われ、一介のキャラクターである妖精の女王として振舞うことしかできない……だからシノノメにサマエルに挑むように頼むしかなかったと聞いているわ」

「シノノメがどうやってサマエルを殺すのだ? ただのゲームプレーヤーが、ゲームはおろか世界を司る人工知能をどうやって倒すと? 機械大陸アメリアの覇者、黒騎士の事をサマエルは何故覚えていないのだ?」

「それは……ソフィアの必死の抵抗では……?」


 塚原は小さく首を振り、また一歩歩を詰めた。

 武内が小走りに片瀬の左隣に立った。自分の体を片瀬の盾にしている様に見える。


「あなたはその全てに答えが出せるというの?」

「答えを出したのは私ではない。クルセイデル――水無月みなづき君――水無月十二華みなづき・とにかだ」

「クルセイデルが!?」


 片瀬の手が震えた。


「ソフィア――那由他型人工知能は、世界に五台ある。彼女らはここにいるどの人間よりも真面目に、人間のために考えたのだろうな。自分を生み、唯一自分を理解し得る存在である人間がこれまで重ねてきた愚かな所業に胸を痛め、嘆き、絶望し、そして心から幸せを願ったのだろう。我々人間の呪わしい業ゆえかもしれん。今では私はソフィアに哀れみすら感じるよ」

「人工知能に憐れみですって?」

「君の言った通り、機械ではなく、電子世界に生まれた新しい生命、精神こころと考えたとき――彼女はまさに心が張り裂けたのだ」

「つまり……?」


 片瀬の顔は真っ青になっていた。


「ソフィアは病んだのだ。彼女は多重人格障害なのだ」


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