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東の主婦が最強  作者: くりはら檸檬・蜂須賀こぐま
第28章 機械大陸アメリア編 序章 Across the Ocean
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28-2 Calling You

 貝とエビに魚,それからイカとタコ.丁寧に下ごしらえして,米と混ぜてだし汁を入れる.

 シノノメは一生懸命手先に集中しようとしていた.

 だが,うまくいかない.

 男爵バロンのせいだ.

 昨夜はちっとも眠れなかった.

 それでも今朝からずっと頭が痛いほど冴えている.


 ……本当に良かったんだろうか.


 男爵バロンの言っていることは正しい.


 けれど……だけど.


 今朝彼の勧め――いや,ほとんど強制か命令に近い――に従って,メールを一斉送信した.

 返事が返って来ても,帰ってこなくっても……辛い.

 心が重い.

 まるで,重しを乗せられたようだ.


 ふと,澄んだソプラノの声がシノノメの思考をさえぎった.


「シノノメ,今度は何を手伝えばいいの?」

「え? あー,うーん,じゃあ,そこのお皿を洗って」

「はーい」


 言うが早いか,巻き毛の少年は手にしたお皿を取り落とす――というよりも,すっ飛ばした.

 放物線を描いて落ちた皿は,たちまち厨房の床に当たって粉々になる.


「あー,やっちゃった」

「うー,そんなに早く動かなくってもいいのに.もういいよ,バート.そこで座っててよ」


 少年はガチャガチャと足につけた鎖の音を立てながら歩くと,丸椅子に腰かけた.

 とてもせかせかしている.

 足に重そうな鉄球がついているのに,それでも普通の人間より歩くのが早いのだ.


「じっとしてるの退屈だなー」

「じゃあ,その辺のセルキーさん達とお話してればいいじゃない」

「えー.そんなの,つまんないよ.こいつら魚の話ばっかりしかしないんだから」


 すっかり懐かれてしまったと言っていいのだろうか.今朝会ってからずっと,子犬の様にまとわりついて来る.

 実際に犬人なのだが,多分あの丸っこい耳とフワフワした尻尾はトイプードルの物に違いない.

 くるくるした栗色の巻き毛の頭を左右に振り,長い睫毛をパタパタ上下させながら,シノノメが料理しているのを飽きもせずに眺めている.

 乙女ゲームで言えば弟キャラ,年下の美少年というのがぴったりだ.


 ……うちのアキ君はもっとしっかりしてるけど.


 現実世界に戻れなくなってから会っていない弟を思い出す.

 本当の名前はバートポルト.甘えん坊で超のつく不器用だが,こう見えても男爵バロンの優秀な部下の一人だという.


「操舵室とか行けば?」

「オルヴァスもブレイトンも,グスタフまで僕を邪魔者扱いするんだもの.お前が触ると計器が壊れるって」


 それはそうだろうな,と思いながら食材を流し込み,シノノメは電子炊飯器のスイッチを入れた.

 パエリアに似た魚介の炊き込みご飯を作るのだ.

 厨房係のセルキー――アザラシ人二人が興味深くそれを見ている.


「何で料理なんかしてるの? セルキーたちが何でもしてくれるのに」

「知ってるけど,料理してると色んなことを考えずに済むし,気持ちがすっきりするの」


 シノノメが男爵バロン――フォン・ミュンヒハウゼンの船に乗せられ,一日が経った.


 現在は北へ――北海ノルトゼーを移動している.

 これを船と言っていいのか分からない.

 “オオウミガラスムール貝”という巨大な貝の中にできた真珠質を利用して船室が作られている.要は馬鹿でかい貝に飲み込まれた状態なのである.


「せっかく貴賓室を用意したのに,リラックスしてゆっくり快適な船旅にすれば?」

「そんなのできるわけないでしょ.だって,貝のお腹の中で……海の中を潜ってるんだよ」

「これなら敵の機械人にも見つからないよ.安心すればいいじゃない」


 この船は潜水艦のように海中を移動できる.また,黒ずんだ貝殻は水中で薄い光を帯び,透明になる.

 三百六十度をガラスに囲まれたグラスボートの様なもので,深海の幻想的な光景が窓の外に広がっている.

 この船があったからこそ,クルセイデルは男爵バロンにシノノメを託したに違いない.


「ムール貝に乗って機械大陸アメリアへ,か……」


 無事たどり着けたとしても,その先には大きな戦いが待っている.安心できるはずは無かった.

 そして,機能から今朝の事.

 話し相手だったネムは船にセーブポイントを置いて一旦帰っていったし,落ち着かない気持ちを料理で鎮めようとしているところだった.


「この不思議な釜は何でキュか?」


 丸っこくてフカフカした体を持つセルキーが,黒くて丸い目をくりくりさせながら尋ねた.


「これは……電子炊飯器……でも,電源がないから……魔法の釜? 普通のお鍋で作ってもいいけど,この船けっこう人が乗ってるし」

「魔法のお釜でキュか! でも,人? 人間は五人だけでキュよ」

「セルキーたちも一緒に食べるでしょ?」

「いいんでキュか?」


 セルキーは鼻をヒクヒクさせて喜んだ.

 シノノメはアザラシも大好きだ.丸い頭を撫でると,ツルツルフワフワという感じで気持ちいい.セルキーたちは照れ臭そうに笑った.


「えーっ? 僕のために作ってくれたと思ってたのに」


 バートポルトが不満そうに頬を膨らました.


「バートの分もあるよ」

「それならいいけど……」


 シノノメの言葉に応えようとしたバートポルトが,いきなり背筋を伸ばして耳を立てた.ますます犬の様だ.

 バートポルトはせわしなく右手を上下している.個人通信ソフト,メッセンジャーを操作している仕草だ.


「どうしたの?」

「船長が呼んでる! シノノメを連れて来いって」


 ***


 真珠質で出来た外壁に,張り渡されたウッドデッキを歩いていると,ここが海の中――さらに貝の中であることを忘れそうになる.

 貝殻の中で魔力によって定着しているせいで,ほとんど海流などによる振動は伝わってこないが,ゆっくり船体が揺れていることが分かる.

 ピアノの音が聞こえて来た.

 最上層にある船室のドアはやはり真珠貝で出来ている.

 バートポルトは恐る恐るといった様子でノックした.


「船長,失礼します」


 ドアを開けると,中が意外に広いことに驚く.

 天井は磨き上げられた透明な貝殻で,外壁の貝殻を通して暗い海の中が見える.

 グランドピアノが中央にあり,自動演奏していた.もちろん動力は魔法だ.


 バートポルトに連れられたシノノメが部屋の中に進むと,演奏が止まった.

 奥には執務机と応接セット――ソファがあった.

 執務机に足を乗せ,頭の後ろで腕を組んだ男が見える.


「船長って呼ぶな.男爵バロンだろ,バートポルト」

「はい! 失礼しました.男爵バロン.シノノメをお連れしました」

「そこに座らせて,セルキーに茶を持ってこさせろ」

「はい!」


 ゴトゴトガチャガチャと足につけた鎖の音を立てながら,バートポルトは一礼して部屋を出て行った.


「そこに座れ」


 シノノメはそう言われて腰かけようとしたが,長椅子に長々と男が寝そべっている.

 三人掛けのソファは本来来客用の筈である.

 男は少しくたびれたスーツを着て,ソフト帽を顔にかぶせていた.熟睡しているのか,胸が緩やかに上下している.


「ネムみたい……これ,こちらに座っても良いの?」

「海賊船で気にするなよ」


 バロンは執務机に脚を乗せたままシノノメに言った.

 少し居心地が悪い気がしたが,一人掛けのソファに腰を下ろした.

 体が心地よく沈む.

 本革張りの高級品であることが分かる.


「海賊船……あなた海賊なの? でも,ピアノって何だか似合わない……」

「本当はパイプオルガンにしたかったんだがね.ネモ船長みたいにな」

「ネモ船長?」

「海底二万里さ.おい,そろそろ起きろよ.お客さんだぜ」


 バロンは立ち上がって歩いて来ると,長椅子の脚を蹴った.


「ああ,すまねえ,船長」

「全く,うちの連中は何でどいつもこいつも船長って呼ぶかね」


 眠っていた男は体を起こすと,顔に載せていた帽子を頭にかぶった.

 目つきが鋭く,顎髭が生えている.


「よう,久しぶりだな」


 男は親し気にシノノメに声をかけた.


「えっ!? ええ,あの,今日は」


 元々顔を覚えるのは苦手だし,一時は脳の問題で完全に覚えられなかった.だが,こんな人に会ったことがあっただろうか.

 とりあえず誤魔化しながらシノノメは返事をした.

 バロンはそれを見て面白そうに笑うと,もう一脚のソファにどっかりと腰かけた.


「おい,シノノメは全然分かってないぜ」

「あ,やっぱりか」


 クク,と男は笑うと,黒い丸眼鏡をかけてボソボソとつぶやいた.

 たちまち顎髭が長くなり,スーツはポケットだらけの外套ローブに変わった.


「これならどうじゃ? シノノメ殿」

「あーっ! アド何とかさん!」

「ぎゃはは,それでも名前は出てこないのかよ」


 バロンは爆笑した.

 再びアドルファスが呪文を呟くと,黒眼鏡を残して元の姿に戻る.


「何で? 変装?」

「そりゃ,しょうがねぇ.俺たちはお尋ね者,無法者集団アウトロー,魔法院の問題児――法螺吹男爵団ミュンヒハウゼンズ


 アドルファスは当たり前だろう,というように笑う.


「喋り方も全然違うじゃない.もー,何が本当だかさっぱり分からないよ」

「狙撃手はスマートじゃなくっちゃな.魔法院じゃ魔法使いらしくしとかなきゃならないから,一応それに合わせて変装してたのさ」

「そりゃ,そっちの方が格好は良いけど,何か違うよ」

「お,格好いいのは認めてくれるらしいぜ,アドルファス」

「全然魔法使いに見えないけどね.もう一人のあなたは,完全に海賊」

「それは正解だな.たまにカカルドゥアの商船をぶち壊したりする」


 バロンは再び快笑した.

 黙っていれば美青年なのだが,言っていることが滅茶苦茶だ.

 こんな人たちのところを頼っていて大丈夫なのだろうか.クルセイデルの事だから間違いは無いと思うが,あまりに出鱈目すぎる.

 シノノメはますます不安になった.


「何が本当で何が嘘なんだか……」

「嘘とは失敬だな」


 そう言うとバロンは右手で眼帯をずり上げ,まぶたをポリポリと掻いた.

 眼帯の下には普通に目がある.


「あっ! あっ! 目があるじゃない!」

「長い時間眼帯をしていると蒸れるんでね」

「ひどい! 私,何でもすぐ信じるんだよ!」

「それは困った.俺たちは法螺吹きだから」


 バロンは口を大きく開けて笑った.完全におちょくられている.


「もうっ! 何でクルセイデルはこんな人たちを頼るように言ったんだろ! このおっきな貝,レンジで蒸し焼きにしてやりたい!」

「それは困る.海上に浮上した時も,こいつの吐く幻影――蜃気楼が我々を守ってくれるんだぜ」

「ムール貝にしか見えないよ」

「吐く気は幻の楼閣を見せる.蜃気楼の“蜃”っていうのは,大ハマグリ,あるいは竜の事なんだぜ」

「じゃあやっぱりハマグリじゃない.ハマ吸いにしゃちゃうよ」

「こう見えても幻想世界最強の船にして潜水艦,“バハムート”だ.粗末に扱わないでくれよ,姫君」


 バロンはそう言うと優雅に一礼した.

 仰々しいのだが,どこか様になっている.


「姫?」

「我々の船に乗る淑女は全て姫君.一緒に乗船した眠り姫もね」


 ネムの事らしい.

 バロンは白い歯を見せて笑った.

 キザなようで,意外と似合っているのが不思議だ.

 シノノメは完全に子ども扱いである.


「全くバロンは芝居がかってるぜ」


 アドルファスは肩をすくめて笑った.


機械大陸アメリアに連れて行ってくれるのはありがたいけど,何の用?」

「かと言って,落ち着いて船旅を楽しんでいられるって心境でもないんだろう?」


 バロンは自分の気持ちを見透かしているようにも見える.

 内心ドキリとしながらシノノメは答えた.


「それはそうだよ……だって」


 再びノックする音がして,男が二人入って来た.

 一人はがっちりした体格で,肌が黒い大男だ.シャツからはみ出した首や二の腕がはち切れそうなほど太い.カカルドゥアのダーナンにも似ているがもっと爽やかで,体育会系の部活動の先輩といった印象だ.

 もう一人はすらりとした細身――というか,それを通り越して顔色が悪い.一見して長髪の美青年なのだが,病気なのではないかと思うほど華奢である.


「俺の部下を紹介しようと思ってな.お前ら,こいつが噂の東の主婦だ」

「今日は……」


 シノノメが立ってお辞儀をすると,大男は黙って頭を下げた.バロンよりよほど真面目な感じがする.


「そいつは帆船でお手玉する男,ブレイトン」

「え? 帆船?」


 シノノメはびっくりして何度も瞬きをしたが,ブレイトンはいたって普通の顔で頷いている.


「そして,そっちの細い方は,グスタフ」

「初めまして,ゲホゲホ,東の主婦殿.ゲホ」


 短い自己紹介をする間に何度も咳き込んでいる.


「大丈夫?」

「し,心配には及びません.海中では本気で息を吸えなくって……」

 そこまで言ったところで,またグスタフは咳き込んだ.


「本気で息を吸えない? 何のこと?」

「別名,鼻息で風車を回す男だ」

「絶対嘘……」


 バロンはずっとニヤニヤ笑いながら説明している.とても信じられなかった.


「そして……何だ,オルヴァスの奴はいないのかよ」

「バロン,あいつは無理です.ゴホゴホ,だって人間嫌いですから」

「オルヴァス?」

「別名,耳.趣味は草の生える音を聞くこと」

「草の生える音!?」

「三キロ先の蟻の足音を聞くってのもあったな.バハムートが潜水してる時には,ソナー係……音で水中の障害物を探査する操舵手になるんだ」

「そんな馬鹿な!」

 シノノメの抗議を無視してバロンは話を継いだ.

「おう,戻って来たか.バートポルト」


 子犬のような美少年,バートポルトがセルキーを連れて戻って来た.

 足には罪人がつけられるような枷をつけ,鋼鉄の球を引きずっている.


「弾丸よりも速く走る男,バートポルト」

「改めてよろしくね,シノノメ」


 バートポルトは嬉しそうに鎖につながれたままピョンピョン飛んだ.


「……絶対私をだまそうとしているでしょ?」

「いやいや,俺は真実を言っているだけだぜ.なあ,地球の裏の蟻を打ち落とす男,アドルファス」

「ヒャハハハ」

 アドルファスは腹を抱えて笑った.


「もう,ひとは真剣にこれからのことを考えているのに」

「考えても仕方がねえ.お前はどっちにしろ,圧倒的不利なこの戦況で戦うんだ.あと二日でイースラントの三日月湾に着く.一人でも多く兵隊が欲しい.お前のお友達には声をかけたんだろうな」


 その事でずっと悩んでいる.

 バロンは会って早々に,シノノメに要求してきた.

 それは,自分の友達に一緒に戦ってくれるよう声をかけることだった.

 一晩ずっと考えた結果,やっとシノノメは今朝一斉送信でメールを送ったのだ.


 助けて欲しい,と.


 もし呼びかけに応えるのなら,二日後に到着する北海の孤島イースラントで落ち合うことになっている.


「声は……かけたよ.でも,こんな危険な状況だもの」


 返事をくれるか,あるいは駆けつけてくれるか.

 自信がなかった.

 自分とみんなとの友情が試されている様な,自分が試している様な気がする.

 来てくれればうれしい.でも,こんな事は許されないとも思う.

 何せ今の“マグナ・スフィア”への参加――しかも,戦闘への参加には,命に係わる危険が待っている.

 彼らの安全の事を考えると,来てほしくないという気持ちもある.

 だが,バロンのいうことには真実がある.

 シノノメがどんなに強くとも,たった一人で機械大陸の本拠地,その頂点に行けるとは思えない.


「来てくれそうにないか?」

「ううん,逆に,きっと……来てくれると思う.でも,こんな自分の戦いに巻き込むみたいなことは……」

 そうシノノメが言うと,バロンの左目がギラリと鈍い光を放った.

「もう,お前ひとりの戦いじゃない.お前は,お前が向かう先を知っているのか?」

「欲望の塔……」

「名前じゃない.どんなところか,だ.そうだな……アドルファス,教えてやれ.おお,茶が冷める.セルキーども,俺のにはたっぷりブランデーを入れろよ」


 ボーダーのシャツを着たセルキーがティーカップの準備を始めたので,シノノメは再び椅子に座った.

 黒眼鏡の奥で,鋭い眼光が光る.

 一転して真剣な口調になったアドルファスの話が始まった.


 ***


「堀田、それではいいか?」

「ええ、ナノレベルで盗聴器、監視カメラは完全にありません」


 塚原は頷いた。


「みんなよく来てくれた。ここに集まってくれたのは、みんな――シノノメの友達ということで良いだろうか」


 夕日が差す殺風景な会議室に集まったのは、様々な職種の人々だった。

 IT会社の会長がいる。

 防衛省の職員がいる。

 作家がいる。

 システムエンジニアがいる。

 ミュージシャンもいた。

 薬剤師がいる。

 OLも、サラリーマンもいる。

 大学生もいる。

 誰とはなく深く頷いた。


「では、これから今起こっている事と――シノノメについて話をしよう」


 塚原の手には一枚の手紙があった。

 細い丁寧な字で、封筒に書かれている。

 水無月みなづき十二華とにか

 それが差出人の名前だった。


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