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東の主婦が最強  作者: くりはら檸檬・蜂須賀こぐま
第25章 魔法共和国の終焉
193/334

25-4 仮想世界の賽

 緊迫の討議から,華やかなうたげへ.

 緊張していた状態からの反動とでもいうのか,あっという間に空気が変わった.

 閉ざされていた扉は全て開け放たれ,公会堂付きの召使たちがワイングラスと軽食を載せた盆を次から次へと運んで来た.

 ヤギの脚を持つフォーンが葦笛の演奏を始め,コボルトたちが弦楽器を鳴らし始める.

 誰もが思い描くファンタジー世界の華やかなパーティーが始まった.

 早速杯を傾け,そこかしこで乾杯とウェスティニアの栄光を讃える声がする.優雅な音楽とともにホールの中央では社交ダンスの輪ができたようだ.


 シノノメとレラはぽつんと取り残されたように広間に立っていた.

「ちょっとついて行けないね」

「ええ……」

 レラは厳しい表情を崩さずに頷いた.

 こんなに浮かれていて良いのだろうか.ウェスティニア共和国はその内部に毒を飲み込み,さらに体の奥にまで受け入れてしまったのではないだろうか.

 毒――メムという名の,中世世界にそぐわない物質文明.機械文明.

 華麗過ぎるホールの喧騒は,爛熟の兆しすら感じて危うい印象を受けた.


「本当にこれで……」

 いいのかな,と続けようとしたシノノメだったが,レラの後ろにいつの間にか人が立っていることに気づいた.シノノメの目線を追い,レラもそれに気づいた.

 立ったいたのは五十前後の壮年の男だ.肩幅と胸板が厚く,がっちりしている.

 身ごなしで軍人であることが分かったが,NPCだ.

「これは……」

「お二人でお話し中のところ,申し訳ありません」

 男は慇懃に頭を下げた.もともと茶色だったらしい短い癖のある髪は,白髪のせいでくすんだ灰色に変わろうとしている.

 同じ灰色だが,艶やかで光沢を帯びた銀に近いレラの長髪とは違い,積み重ねた年齢を感じさせた.

「ガイウス将軍,私たちに何か?」

 レラは怪訝な顔で尋ねた.

「突然失礼します.風のレラ様」

 ガイウスはそう言うと,レラとシノノメの顔をかわるがわる見つめた.ガイウスは上背があるので,頭を上げると二人を見下ろす格好になる.

「レラさん,この人誰?」

「これは失礼しました.私はガイウスと申します.ウェスティニア北方方面軍の司令官を務めております」

「ガイウス将軍の部隊は精強で有名なんです.北方に住むトロルの軍勢を制圧した戦いは特に有名で,ウェスティニア最強とも言われています」

「へーっ,トロルを? それはすごいね」


 トロル,それも集団ともなると冒険者プレーヤーですら手を焼く.単独で互角に渡り合うとなると,レベル50は必要だ.


「お恥ずかしい限りです.高名な東の主婦様にそう言われますと」

 ガイウスは照れ臭そうに頭を掻いたが,どことなく誇らしげでもあった.

「私の名前は主婦じゃないよ.シノノメだよ」

「おう,これは失礼しました.シノノメ様」

 そういうガイウスの視線は,黙って見ているレラの方に幾度となく向けられていた.

「レラさん,ちょっと私,席を外すね」

 自分抜きでレラと話をしたがっている――シノノメは悟った.

 目顔でそう言うと,レラは小さく頷いた.

「あ,ええ……では,また後程」

「かたじけない,シノノメ様」

 ガイウスはほっとしたような顔でシノノメに一礼すると,部屋の隅の方へとレラを誘導していった.

 こうなるとますます居場所が無い.

 時折貴族の女性がシノノメに好奇の視線を向けるが,話しかけてくることはない.畏れ多いと思われているのか,それとも異邦人とみられているのか,いずれにしてもひどく居心地が悪くなった.

 シノノメはスルスルと人混みの間を避けながら,テラスの方に出て行った.

 開け放たれた窓の向こうには,幸い誰もいなかった.

 ホールは二階なので,テラスから豪奢な庭園を見下ろす形になる.

 庭園は迷路の様に刈り込まれた樹木が噴水を囲み,ところどころに大理石の像が飾ってあった.

 その向こうにはミラヌスの美麗な街並みが見える.

 初冬を迎えつつあるせいで,木々の葉は赤や黄色に変わっている.橙色の屋根瓦が溶け合って,水平線の向こうまで黄金色に輝いている様な気がする.


「ふう」

 テラスの手すりに軽く腕を載せ,背中を伸ばした.

 華やかな舞踏会の音楽を背にしてこうしていると,現実世界の記憶が蘇る.

 あれはシドニーの市庁舎シティ・ホールだったか……

 時計台のある,19世紀の壮麗な建物に響くパイプオルガンの音.


 夫の学会について行った時のことだ。

 リゾートホテルのそばにあるコンベンションセンターを使って盛大に催される‘国際学会’に圧倒された。

 海外の医師の収入は、日本人の二倍三倍、あるいはそれ以上なのだという。有名な医師で院長クラスになると、年収は一億円を超える者も少なくないらしい。国際学会はそういった医師の生活レベルに合わせてか、ほとんどがリゾート地で何もかも豪華に行われるのが多いのだ、と言って夫は苦笑していた。

 参加費だけで六万円、八万円は当たり前。夫たち日本人医師の多くが病院から援助もなく、自腹を切って参加しているというのにまた驚いた。

 しかも、歓迎パーティーに、招待パーティーに、ディナークルーズまである。

 映画や本に出てくる社交界の世界だ。

 ヨーロッパの学会では、古城を一個貸し切りでパーティーが催されることもあるとか。

 女の子的には華麗で素敵な夢の世界なのだが、しがない日本の勤務医の妻としては複雑な気持ちにならざるを得なかった。

 シドニーの市庁舎にずらりと並んだ丸テーブルに腰かける、カクテルドレスの奥様方と、どう見てもテーラーメードのスーツを着込んだ海外の医師たち。

 夫の勧めで一応ワンピースは着たものの、気圧されてテーブルの隅っこで白ワインのグラスをちびちび飲んでいた。

 もちろん周りに知り合いもいない。夫が紹介してくれた日本人の医師たちは、市内観光に出かけてしまったのか、ホールの中にはいなかった。

 淡白な白身魚――バラマンディといったか――のソテーは火の通しすぎだった。少し硬くなった肉をフォークでつつきながら弦楽器の生演奏に耳を傾けていた。

 さっきオペラハウスで見た椿姫――これまた何と、学会貸し切りである――の感動の余韻にでも浸ろうとしていたとき、Let’s Dance! という声が聞こえてきた。

 見れば、ガタガタと席を立ち、周りのカップルが手を取り合ってダンスを始めようとしている。

 ついて行けないな……

 そう思った時、隣に座っていた夫が急に立ち上がって、唯の手を取った。

 ……踊ろうか?

 踊れないよ。あなただって、踊れるの?

 そう尋ねると、夫は照れ臭そうに笑って……


 ふと,射すくめるような鋭い視線を感じた.

 殺気すら孕んだ視線の主は,テラスの下にいた.シノノメをじっと見上げている.


「あなたは……」


 視線の主はメムの魔導士――リュージだった.

 だが,雰囲気ががらりと変わっている.

 仮想世界に移住して電子情報だけの存在であるはずが,頬がこけ,顔色がひどく青白く,目の下にはくまが浮き出していた.

 嬉々として犬人たちを屠っていたあの無責任な明るさや,どこか自信無さげな様子が微塵も見られない.

 少し離れた傍にはやはり見覚えのある彼のイマジナリーフレンドが立っていた.黒髪の美少女――ココナだ.だが,彼女もまたリュージの変化を反映したかのように陰鬱で,表情が乏しかった.

 まるで幽鬼だ.

 青黒い炎をそのまま刃物にしたような鋭さを感じる.

 シノノメはリュージが黒い腕章をつけていることに気づいた.よく見れば黒い手袋も着けている.


 ……まるで,喪に服しているみたい.でも,何の?


 彼らは死ぬことがなく,再生されるはずだ.

 視線で呪い殺さんと言わんばかりの眼光に,シノノメは思わず身を震わせた.

 変わり果てたリュージはしばらくシノノメの顔をじっと見上げていたが,不意に目をそらして歩いて行った.ココナも黙って後を追う.以前見たときの様にベタベタとリュージにまとわりつくのではなく,まるで侍女の様に静かに去って行った.


「一体どうしちゃったんだろう」

 まるで別人になったようだ.それに,なぜ自分に対してあのような怨念の籠った眼付をするのか理解できない.彼らが犬人たちに行っていた乱暴な行為は止めたが,死ぬ原因を作ったのは仲間の無差別攻撃だ.

 シノノメは首を傾げた.

 気にはなったが,再び幸せな追憶に戻ることにした.


 夫は手を取るとシノノメを立たせ、そっと胸に抱きしめたのだ。

 ダンスというほどのこともなく、ただ音楽に身を任せて体を揺らせるだけだ。


「ありがとう」


 何にありがとうなの?

 そう聞き返そうかと思ったが、やめた。ただそれだけでとても幸せな気持ちに包まれたのだ。


 どう,と強い風がテラスを吹き抜けた.

 シノノメは再び自分にとっての今の現実――仮想世界に引き戻された.

 風は南部の山岳地帯から吹き下ろして来たのか,冬の寒気を帯びている.

 冷たい空気がシノノメのおくれ毛を揺らす.


 ……そうね,これが今の私の現実.


 帰りたい.

 目を覚まして,現実世界のあの人のところに戻りたい.

 でも,あの人は私のそばに今もいてくれているのだろうか.

 頭の奥でシンハが闇の中から嘲笑う声が聞こえてくるような気がする.

 胸が苦しくなった.


 ……そう言えばあの時……


 シノノメは乱れた髪を右手で直しながら,あることを思い出した.

 ノルトランドの首都,アスガルドでヤルダバオートの奇妙な‘術’により,強制ログアウトした時のことだ.


 あれは,確かに病室だった.

 白い天井とカーテン,そして看護師さん.

 自分の首筋に繋がった,変な色の点滴.

 あの時看護師さんに呼ばれて,部屋に駆け付けて来た――あの人.

 あの人は,私に何と言ったか……

 あの人の顔は……

 記憶が――.

 頭の奥がキリキリと痛くなる.

 高い耳鳴りが聞こえる.

 だが,その先に……


「シノノメ殿」

 シノノメはドキリとして振り向いた.

 この声,抑揚……聞いたことがある?

 心臓が破裂しそうに脈打っているのを感じて,着物の上から押さえた.

 締め付けるような頭痛が余韻を残しながらゆっくり消えていく.

 ホールにつながるガラス戸の敷居に,エルフの男性が立っていた.


「クルマルトさん……」

「ここにいらしたのですね.先ほどから探しておりました」

「私を?」

「ええ」

 クルマルトは頷くとテラスを横切ってシノノメの方に近づいて来た.

「このような宴は,シノノメ殿はお嫌いですか?」

 クルマルトは自然にシノノメの横に立った.まるで元からそこに立つのが当たり前であったかのようだった.


「……私,目立つのは苦手だから」

「そうですか.でも,シノノメ殿の活躍はいつも飛び抜けていて,誰からも目に付くように思えますが」

「うん,不思議な事に,一生懸命やってるとどういうわけかそうなってしまうの」

「ははは,それは不思議ですね」

「ほんとに」

 シノノメはクルマルトから目を逸らして再びウェスティニアの街並みを見た.クルマルトもその視線を追うように遠くを見ると,テラスの柵に手を載せた.

「クルマルトさんはみんなの所にいなくていいの? 偉い政治家の人たちが,あなたとお話ししたがっているでしょう?」

「ウェスティニア政府は私たちハイ・エルフを味方に引き入れたいようですね.ですが,ここでそういった政治向きの話をしても仕方がないでしょう.それに,何より,私があそこにいたくない」

「いたくない? あなたも宴会が苦手なの?」

「というか……貴女と二人きりになりたかったのです」

 そう言ってクルマルトはシノノメの横顔を見た.

「ふ,二人きりに?」

 シノノメは一瞬クルマルトの顔を見た.シノノメの視線を受け,クルマルトは急にその場にひざまずいた.だが,その目はまっすぐシノノメの顔を見つめ続けている.

「シノノメ殿……いえ,シノノメとお呼びしてよろしいでしょうか?」

「え,ええ?」

 突然のことに目を白黒させていたシノノメにはお構いなしに,上気した頬のままクルマルトは言葉を継いだ.

「シノノメ,どうか私の妻になっていただけないでしょうか」


「え……ええええええええ?」



   ***


 シノノメがミラヌスで目を白黒させている頃,魔法院を一人の客が訪れていた.

 陣笠を被り,柿渋染めの袴を履いた男は腰に二本の刀を差していた.

 魔法院へは干潮の時だけ細い砂の道で陸と繋がる.

 海水を吸った砂の道を滑るように――脚をとられることなく男は歩いていた.

 石段を上がり,門に渡された鉄柵の前に立った.


「御免」


 男は陣笠の縁を軽く押し上げ,門の上にあるやぐらに向かって声をかけた.


「何者だ? ここは,許可ある者しか通れない.魔法院に何の用だ?」

 櫓の中から少し慌てた声がする.

 仲間の魔法使いならともかく,侍姿の来訪者など初めてなのだ.


「許可はクルセイデル殿に頂いている.クルセイデル殿に会いに来た」

「ク,クルセイデル様の?」


 男は懐から――実際にはアイテムボックスからなのだろうが,書面を櫓に向かって掲げた.

「ここからでは読めない」

 櫓の中からスルスルと光の触手が伸び,書面を受け取るとまた櫓の中に引っ込んでいった.

「うむ……うーん」

 櫓の中でひとしきり唸り声がした後,鉄柵がギリギリと音を立てて左右に開いた.


「かたじけない」

 男は門をくぐって入ろうとしたが,その前に二人の魔法使いが立ちはだかった.二人ともフェンシングに似た姿勢で右手にワンドを構えている.いわゆる魔法使いの戦闘態勢である.

「これは,どういうことだ?」

「書面には確かにクルセイデル様の署名があった.だが,それだけでは分からない.最近マギカ・エクスマキナのスパイも多いんだ」

 眼鏡をかけた魔法使いの青年は少し早口で言った.まだ魔法院に来て日が浅いようで,落ち着きがない.

「門番の役割として,来訪者の実力を試させてもらいます」

 もう一人は波打つ金髪――というよりモジャモジャの髪を持つ女性だ.どちらかというとこちらの方が堂々としている.

「なるほど.魔法院名物の‘門の魔法使い’か.試練を与えて相手の心中しんちゅうを推し量るという」

 武士姿の男は,そう言いながら大刀の鞘をゆっくり前にずらしていた.

「プレーヤーである限り,武装しているわけですから.例外は認めません」

「クルセイデルもきっちりしている.シノノメも苦労したかな」

 男はそう言いながら,陣笠の下で小さく笑みを浮かべた.


「クルセイデル様を呼び捨てにするとは……ウォーロン,油断しちゃ駄目よ.距離を保って」

「分かってる,エマ」

 二人の魔法使いは武士から十メートルほどの距離をとって構えていた.

 ウォーロンの杖の先は赤い光を帯びていた.エマの杖の先は黄色だ.

 それぞれの魔法特性を表す光で,ウォーロンは火の魔法を,エマは土の魔法を使うのだ.

 二人とも長い呪文の詠唱はあらかた終わり,触媒である杖を用いればあと一言か二言で魔法を発することが出来る.

 緊張が走る中,男はふっと無造作に一歩進んだ.風帆の位――爪先を上げて踵を強く踏む――船が風を受けてすっと進む様な歩みだ.


「ヒサ・ウ・ドンコ!」

 男の歩みに吊られたように,エマは杖を振って叫んだ.たちまち男の方に向かって一直線に土盛りが発生する.石畳を突き破り,無数の土の杭が出来上がると,男に向かって突き刺さった.

 だが,先頭の杭は虚しく空を貫いただけだった.

 男はすでにそこにいなかったのだ.

「うっ」

 エマに背中を見せて杖を構えていたウォーロンがうめき声を上げた.エマが土の杭で足止めした後に火の魔法でとどめを刺す連携攻撃の計画だったのである.

 ウォーロンの背中が崩れ落ちるのを目にすると同時に,エマは自分の首筋に冷たい金属が触れるのを感じていた.

「そんな……いつ刀を抜いたの?」

 武士は鞘から抜き放った刀の峰をぴたりとエマの首筋に当てていた.足元にはお腹を押さえて呻いているウォーロンがいる.

「あまり手荒なことはしたくなかったのだがな.すまん」

 鋭い眼光を持つ武士は意外に優しく笑った.

「たった一言の最終詠唱より早いなんて……」

 刀が一回転すれば喉をえぐられる.エマは身動きすることができなかった.

「膝を抜いて移動すれば,人間の身体とはこれだけの速度を実現できるのだ」

 武士はそう言いながら刀を一振りして鞘に納めた.チン,と高い鍔鳴りが響く.

 その音で金縛りが解けたかのように,エマはその場に座り込んだ.

「うう……一瞬で息ができなくなった」

 ウォーロンも腹を擦りながら体を起こす.

「柄頭で当て身をしたが,大丈夫か? 命を奪う技量を持ちながら,奪う事をしない.これで私のスキルと身の潔白の証明になったかね?」

「あなたは……そうか,まろばしのセキシュウ」

「……素明羅スメラ最強の武士サムライ!」

 高名な戦士の名に,ウォーロンの声が裏返った.

「クルセイデルは古い友人だ.通してもらうよ」

 セキシュウは一礼すると二人を残し,ゆったりと魔法院の奥へ歩み去って行った.

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