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東の主婦が最強  作者: くりはら檸檬・蜂須賀こぐま
第4章 皇国の主婦
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4-5 ユーラネシアに差す影

 風がバサバサとテーブルの上の書類を散らし,カーテンがはためく.

 天井のシャンデリアは風に揺れて涼やかな音を立てている.

 ランスロットが座っていた席には,彼の乗騎である黒いグリフォンの鷲の羽根が落ちていた.


 「いやー,とんでもない奴やなー」


  窓の外に去って行ったランスロットに気をとられていた一同は,ニャハールの言葉で我に返った.


 「それより,ワイは皆さんと商売の話をしに来たんやで!」

 ニャハールは肉球の手をポンポンと二回打ち鳴らした.


 「今,その話をする必要があるのかしら.ノルトランドは,私達,他の三大国に対する宣戦布告に近い態度をとったのよ?」

 魔法院最高魔道士マギステル,クルセイデルは怒りを露わにして言った.


 「あれはあれ,これはこれや!ワイの話すのも大事な話や!」


 「うむ……そうですな,ニャハール殿,分かりました,どうぞ」

 皇王は話を促したが,ランスロットの態度にかなり気をもんでいたらしい.苦しそうに胸を押さえていた.

 「王様,大丈夫? 後は私とセキシュウさんが聞いておくよ」

 シノノメは王の背中をさすり,あまり得意でない治癒魔法をかけたが,NPCなので,劇的な効果は得難いようだった.


 「すまぬ……それでは後は頼む,長須根ナガスネ久延毘古クエビコとよく相談して対処してくれ」

 国王の声は嗄れていた.


 「分かりました,皇王さま」

 長須根が頷く.


 「誰か! 玉依タマヨリを呼べ! それと,侍医,薬師を待機させろ!」

 久延毘古が叫ぶと,女官と御典医,それに付いて木花咲夜姫コノハナサクヤヒメがやって来た.


 「陛下!」

 「まあ!」

 「お父様!」

 御典医は手早く王の脈をとり,低い声で玉依と咲夜姫に病状を説明する.

 「ご安心ください,命に係わる脈ではございませぬ」

 どうやら不整脈が出たようだ.

 玉依と御典医の手を借り,王は部屋から退室して行った.

 咲夜姫は王を心配しながらも,‘後は頼みます’と言うようにシノノメに目顔で挨拶した.


 全員がうやうやしく頭を下げ,皇王と姫が部屋から下がっていくのを見送った.

 ニャハールだけは腕組みして何か別の事を考えているようだった.


 「うーん,ユーラネシアン(NPC)の方々にも関係があるんか,ないんか……しかし資本が増えることにはなるから,経済規模の拡大ということでは結果的に関係があるんやろうな」

 ニャハールが呟く.


 「何が言いたいか分からないよ,ニャハール」

 ヴァルナはニャハールの隣の席で退屈そうに頬杖を突きながら説明を促した.


 「ワイの言いたいのは,本格的な経済の導入,特にイコルの換金の解禁や!」


 「えっ!」

 「ケイザイドウニュウ……?」

 ニャハールの言葉の意味が分からないユーラネシアン(NPC)達は少し首をかしげていたが,プレーヤー達は一斉に声を挙げた.

 

 「アイテムとかキャラクターとかを現実世界の金で買うというシステム.昔からあるやろ? 主に携帯端末なんかの成人用ゲームで一般的な奴や」

 「それは分かっていますが,それが我々にどう関係があるのですか?」

 「もうアメリア大陸では普通に行われているのは,クルセイデルはんもご存じでっしゃろ?」


 現実世界での新大陸,アメリカ大陸に当たるアメリアは機械文明――魔法科学と言った方が良いか――の栄えた世界だ. 

 マグナ・スフィアは惑星環境シュミレーションが官民共用で民間に開放されできた電脳世界である.アメリア大陸は民間資本が中心になって世界観を構築したせいで,早くから課金制度など収益を上げるシステムが発達していた.

 しかし,経済格差がゲームプレーヤーの能力を決定してしまうという問題や,過剰な競争を生み,アイテム欲しさに軽犯罪が起こるといった社会問題を多く抱えていた.

 その反面,ユーラネシアでのプレーは通信料とゲーム機,加入料しか要らない.強くなるのはユーザーの腕と努力次第である.ユーラネシアに子供のプレーヤーが多い一因でもある.

 公的に認められているのは,SOHOの会社をマグナ・スフィア内に設立して,商品デザインやCADデータなどを共同で作成したり,シノノメ達の主婦ギルドが行っている料理レシピの電子データ出版をしたりといった,間接的に収益を上げるシステムである.

 これは遠隔地に住んでいるプレーヤーが集まって仕事をすることができるというメリットがある.無味乾燥なメールのやりとりやテレビ会議と違って,細やかなニュアンスや微妙な感覚――食品なら臭いや味まで議論したり,相談できるのだ.

 それに,現実世界に事務所や店舗を作る資金も要らない.材料や資材は魔法使いや錬金術師に用意してもらえばいい.会議室や研修センターを借りる必要もないので,小規模な起業,副業の方法として人気があった.

 だが,デジタルデータではない’現実の品物’の売買はネットショッピングの別サイトで行われているのであり,ユーラネシア内では直接金銭のやりとりはされない.

 電脳世界の商品は電脳世界の通貨イコルで売買されており,これを現実の通貨に換金することはできないという明確な一線が引かれているのだ.


 「とはいえ,ユーラネシアにだってアイテムを金で交換しとる奴もおるやん」

 

 メッセンジャーで連絡を取り合い,現実世界で金を支払い,ゲーム内でアイテムを譲渡したり交換する.

 あるいは,オークションにかけられた場合に,あらかじめ金を支払っておいて落札相手を決めておく.

 さらにはダンジョン攻略でパーティーメンバーに金を払い,アイテムの取り分を融通させる.

 しかし,いずれも基本的には禁止行為だ.

 

 「ここにいる人たちには,そんな人いないんじゃない? 大体,そんなことしてアイテム手に入れても全然嬉しくないよ」

 シノノメの言葉に,クルセイデルやセキシュウは頷いたが,ニャハールはニヤニヤ笑うばかりだった.

 「……そんなの,ファンタジーじゃないよ」


 「あー,またそれかいな,アンタラいくつやねん? 世の中きれいな事ばかりやないんやで~」

 ニャハールは茶化すように言った.

 「だいたい,ホントに今の状態が公平なんかいな? あんたら,ゲームが得意な人はええで.でもな,ゲームが下手な奴も世の中にはおるんやで? お金をつぎ込んだ分しっかり勝てるってのも,立派な公平とちゃうの?」

 

 「そんなの,でも……」

 何か違う.シノノメはだがしかし,うまく説明できなかった.


 「まったく,もっとマグナスフィアに資本が参入して,例えば,経済規模が大きくなるとか,世界がもっと広がるとか考えんのかいな.どや,そこのあんた,久延毘古はん?」 

 「は?私ですか?」

 ニャハールに突然話しかけられ,内務大臣,久延毘古は目を大きく見開いた.


 「あんたらから言うたら,異世界――異国から資本がドーンと来るような物なんやで! あー黒船や! たった四杯しはいで夜も眠れず! 大きい商いして商売繁盛,さ,どうや!」

 ドーン,のところでニャハールは立ち上がって四股を踏んだ.


 「は,はあ……」

 マグナ・スフィアのNPC――仮想世界内人物のプログラムは極めて高度だ.普通の会話なら現実世界で人間と会話するのと大差ない.それでもなお対応困難な質問だったのか,それともニャハールの言っていることに賛同できなかったのか,内務大臣の久延毘古はあいまいな笑顔を浮かべた.


 「それと,さっきのもう一つ! イコルが現実の通貨に交換してもらえたら,どうやねん!」

 イコルとは,マグナ・スフィアで流通しているお金の単位だ.

 ニャハールは席から立ち上がり,くるくる回りながら両手でお金サイン,すなわち親指と人差し指で丸を作り目で覗きこむ.

 「アメリアじゃあ貨幣価値が決まりつつあるからな.為替のレートまで,できつつあるんやで! この仮想世界に,もう一つの国があるといってもいい状態なんや! ほらほら,シノノメはん! あんたも関係あるで!」

 「え! 私!?」

 「あんたごっつい儲けてるんやろ? その莫大な金がやなぁ,現実の金に替わってみ! まー,どないしまひょ! お家のローンが全部返済できるんやないかーっ! てなもんですわ!」

 興に乗ったニャハールの口は暴走機関車のように止まらなくなった.

 「ゲームもただの道楽やない! お金儲け,主婦の内職,立派なサイドビジネスになるんや! スタープレーヤーが,ちょっとばかしゲーム誌で紹介されたり,本を書いて有名になるとか,そんな間接的なもんやないで! がっつりもうければ,お金持ちになれるんやで!」

 ニャハールは飛んだり跳ねたりして踊りながら喋る.

 肩から下げた唐草模様のガマ口バックが遠心力でその周りをぐるぐると周回した.


 「踊るデブ猫……壮麗な鏡の間が台無しね」

 クルセイデルが冷ややかな目でそれを見つめながらため息をついた. 


 「ひゃはは,ニャハール劇場,ニャハールグランド花月――NGKだな」

 ヴァルナは頬杖をついて無責任に笑った.


 「……うーん.お得な話ね.確かにお金がもらえたら……」

 遊んでばかりいるんじゃなくて,お家の家計の足しになるかも……

 シノノメは少しだけこの話には興味をひかれてしまっていた.彼女が商業ギルドに預金している金額は上限いっぱいで,もういくら稼いでも増えないのだ.やはり職業は主婦,お得な話に弱い.


 「コホン」

 セキシュウが咳ばらいをした.

 「しかし……下手をするとギャンブルになり下がらないだろうか.アメリアでは過当競争のため,殺伐とした世界観になり――具体的に言えば,無限にプレーヤーが殺し合いをするようなクエストもできていると聞く.」


 「それは,あちらはんを反面教師にうまい事やるんですわ.ええとこ取りや」

 「人間の金銭欲を侮らない方がいい.一旦事が進むと無限に暴走するぞ」

 「あらまー,それは爺臭い考えでっせ! セキシュウはん! そもそも,うちはユーラネシア最大の商業ギルドや.魔石や魔物の体の一部,アイテムだけ流通させて喜んでいるわけやないんやで」


 南のカカルドゥアは設立初期に商業系の学生が多く集まった.今ではゲーム世界で商社の設立から株取引,先物取引まで行っている.

 実社会での商業行為シミュレーションが効率的にできるため,商業高校の生徒が授業の一環としてカカルドゥア内に会社を設立し,実習を行うケースもある.


 「もう,現実の世界と同じことが起こっているわけや.空飛ぶ絨毯に乗ったビジネスプレーヤーがメッセンジャー立ちあげながら東奔西走しとるんやでー! やがて大陸間を行きかう商業飛行船の群れ!ああ,新たな,これがユーラネシアの夜明けやー! てなもんや!」

 と,窓の外の天空を指差すニャハール.

 このポーズでやっとニャハールの調子のいい話は止まったのだった.


 「ええ……あなたのおっしゃることは,まあ分かりました.ですが,私は魅力を感じません」

 クルセイデルもセキシュウに続く様に口を開いた.

 「現実世界の残酷をこの世界に持ち込むことになりませんか? すでに,仮想世界マグナ・スフィアは人類が生み出した別の惑星,別世界と言っても過言ではありません.それはあなたに同意します.しかし,この世界は,この世界なりのゆっくりした発展をしていけばいいと思います」


 「……そうだね,そんなお金とか数字ばかり追っていたら,本当の何かが見えなくなるよ」

 お金の誘惑を振り切って言ったシノノメの言葉に,クルセイデルも頷いた.


 「ほら,ニャハール,俺言ってたじゃん! みんな,そんなにいい顔しねぇよって!」

 ヴァルナは両肘をついて,半ば眠りかけている.カカルドゥア内でも意見の一致が得られていないということなのだろう. 


 「しかたがないなー皆さん,でも少し考えといてやー.皆さんの意見の集計が多くなれば,運営側とも交渉ができるんやでー」

 「ほう,ニャハール君が取りまとめをしているのか?」

 セキシュウが尋ねた.

 運営側と交渉が進んでいるとすると,マグナ・スフィアの在り方そのものを変える大きな話になるかもしれない.ゲーム開始時から参加している古参のプレーヤーとしては気になるのだった. 


 「いーや,もともとこの話は僕が考えたものと違うんや.話を持って来てくれた人がおるねん」


 ニャハールは肩から下げた大きなガマ口バッグを探る.

 「さっきまで一緒におった,きれーなおねえちゃん,覚えてる?」

 一枚の名刺を取り出した. 

 「あの人が代理人で……団体さん,ギルドやね,これ,シンボルマークしか描いてないわ」


 ニャハールが取りだしたカードには赤い魔獣の紋章が書かれていた.

 下半身が蛇体で,上半身はライオンである.

 蛇は球体に巻きついていた.


 「ほう,珍しい魔獣――いや魔神だな.半蛇の獅子――デミウルゴスか」

 セキシュウが呟いた.


                ***

 それと同じ頃.

 叙勲式の終わった会場はパーティー会場に模様替えされ,王家に振る舞われた酒食を多くの市民が楽しんでいた.

 広場の中央には料理の並ぶ大きなテーブルが設けられ,それを囲むように円形の小型のテーブルが並んでいる.広場の周囲には温かい食べ物や寿司などの生ものを作ってくれるカウンターもあり,思い思いに好きな物を食べられるビュッフェ形式だ.


 マンマミーアの面々も一つのテーブルを占領し,大いに盛り上がっている.

 「シノノメの美しさ,神々しかったな!」

 「いや違うな.もう神だよ! 神!」

 「じゃあ,銀河だ!」

 「宇宙だな!」

 遊び人コンビ,犬人アズサと狐人アキトがワイングラスを片手にシノノメ論を熱く語る.

 「勉強,勉強……」

 真面目なハジメは主婦スキルを上げるためと称して黙々と料理を平らげている.


 「私達も鼻高々だね!」

 「ああ,このご飯家にお持ち帰りしたい」

 「三毛美,そこ!?」

 「だって,今晩のおかず,作るの面倒臭いんだもん」


 全員,普段自分達が提供している家庭料理とは違う‘宮廷料理’に舌鼓を打っていた.


 「こんな御馳走食べたらしばらく何食べたらいいのかな.逆に困るよ」

 「まあ,タダで体験できるってありがたいと思わなくっちゃ.お腹が膨らむわけじゃないけど」

 「太らないからいいのかもしれないよ」

 「それにしても,シノノメさん,遅いですねー」

 三毛美は五個目の大トロ炙り寿司を食べながら王宮の方を見た.

 王宮の中ではランスロットが大騒動を巻き起こしていたのだが,彼らはそれを知る由もなかった.


 「仕方がないよ,お仕事だからね」

 ミーアはため息をついた.

 シノノメはこの国の中でどんどん存在が大きくなる.

 果たしてこれで良いのだろうか.

 考えなくてよい事は考えないのが彼女の主義だったが,今後シノノメはますます大きな事件に巻き込まれていくのではないかと不安が胸をよぎる.

 天真爛漫だが不器用な――ファンタジー好きの彼女が,それを許されないような状況になってしまうのではないか.

 本当にあの時,「世界を救う」クエストを命じた事が正しかったのか.ミーアは若干後悔していた.

 シノノメは――とてもいい子なのだが――他者との深いかかわりを嫌う.


 何か事情があるのかもしれないが……

 彼女を取り巻く事情の変化が,どうか彼女をいい方向に向かわせてくれますように……


 ミーアは心の中でひそかに祈った. 


 「おーい! 常連さん連れて来たよ!」

 ミーアの憂いを吹き飛ばすかのように,少しお酒に酔って赤くなったウサミが,何やら黒くて大きな物体を引っ張って来た.

 黒い機械の騎士である.

 「あらまあ,あんた!」

 「団長! そこの生け垣の陰で隠れてたのを発見しましたです!」

 「ブビュン」

 黒騎士はなにやら恐縮していたが,相変わらず機械音声しか発音できないらしい.


 「あんた,シノノメのストーカーじゃないだろうね」

 「ブビュビュビュン」

 ミーアの言葉に,黒騎士は慌てて首を振る.

 「冗談だよ,まあ機械の口でも,食べられる物を食べておきな.あたしの奢りじゃないけどさ」


 黒騎士の口はスリットになっていて,若干下口唇にあたる部分が上下に動くだけだ.飲食というより,発声のための器官と言った方が良さそうである.

 箸を持たされると,彼はイクラを一粒ずつ食べ始めた.漆黒のいかつい金属の巨体が,ちびちび小さな魚卵を食べている姿は笑いを誘う.


  ミーアも思わず噴き出した.

 「おや,そう言えばグリシャムは? さっき戻って来てただろ?」


 グリシャムは式典を終えた後,マンマミーアのメンバーに合流していた.

 「誰か人に会いに行くって言ってました」

 「男の人?」

 当然全員彼氏との逢引を疑ったのだが,ハジメが首を振った.

 「いや,会場の端で,だれか女の人と話してたよ.なんか,凄いゴージャスな人だった」

 「ゴージャスって……」

 ハジメの微妙な表現に全員首をかしげた.


 「あ,戻って来た」


 その時,ちょうどグリシャムが庭園の端から,手を振って戻って来るのが見えた.


 「皆さん,すみません」

 「お帰りなさい,誰と会ってたの?」

 三毛美が尋ねた.

 「仕事関係の人.興味深い話でした」

 グリシャムは笑顔で答えた.手にはカードを持っている.


 「それ何?」

 「もらったの.アイテム.これを使うと,メールじゃなくって,このギルドだけに直接通話ができるんだって」


 「へー,便利だね.うちのお店でも常連さんに配ってみようかな.ちょっと見せてくれる?」

 「はい,ミーアさんどうぞ」

 グリシャムはミーアにカードを渡した.

 カードには不思議な魔獣の紋章が描かれていた.


 それは,赤い半蛇の獅子――デミウルゴスだった.



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