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東の主婦が最強  作者: くりはら檸檬・蜂須賀こぐま
第19章 現実と幻想の狭間で  
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19-7 闇の中の光

 降り注ぐ雨の中,グリシャムとアルタイルは魔法使いヴォーダンを追っていた.

 セキシュウが一人でハデスを引き受け,そうするように言ったのだ.

 勝算があるのか,それとも相打ち覚悟なのかはわからなかったが,この作戦の肝はシノノメが戦わなければならない‘至高の人間’ホモ・オプティマスを一人でも減らすことである.

 庭園から祝宴のための広場を出て,扉のある石舞台へと向かう.大理石の石畳にできた水溜まりを踏むと,飛沫がはねた.


 「なんて速さだ.見た目はオッサンなのに!」

 アルタイルの言う通り,陸上競技の選手並みの走りだった.だが,あれほどの魔法を使う人間が何故飛べないのだろう,とグリシャムは不思議に思っていた.自分でも箒に乗って空を飛べるのである.

 ヴォーダンは石舞台の上によじ登り,植物が絡みついた入口の扉を必死でかきむしっていた.戦いが始まる前の賢人の様な姿からは想像できないような無様な姿である.

 大型トラックのコンテナほどもある巨大な引き戸なので,内側から鍵をかけられれば余程の怪力でもない限り開けられないだろう.しかも,対魔法素材が使ってあるらしく,魔法で開けることもできないようだ.

 

 「観念なさい!」

 グリシャムは石舞台の下から近づくと,万能樹の杖を構えた.先端には鳳仙花の花が咲いている.彼女が命じると,銃弾並みの威力の‘種’が飛び出す.

 ヴォーダンはぐるりと頭を巡らせて振り向いた.

 

 「きゃっ!」

 グリシャムは思わず叫んだ.ヴォーダンの顔は老人のようになっていた.目は落ちくぼみ,眉も髪も,顎髭も真っ白なのだ.体格も縮んでしまったようで,服がダブダブになっていた.彼はひたすら何かにおびえて離宮の中に逃げようとしている.


 「うるさい!」

 ヴォーダンは叫ぶと銀の杖を振った.爆炎が閃く.外見の変化はともかく,威力は健在だった.そばに動物の石像があったので,グリシャムとアルタイルは慌ててその陰に退避した.

 ヴォーダンの攻撃は支離滅裂だった.彼は全く見当違いの方向に炎を放ったかと思うと,燃やすことのできない石の像に何度も火炎攻撃を仕掛けている.

 それにしても,先ほどから強い雨が降っている.いくら無尽蔵の魔力(MP)があるからと言って,明らかに炎の魔法が適しているとは言えない状況だ.

 心が折れたヴォーダンは,すでにそんなことも分からなくなってしまったのかもしれない.


 「おい,俺の腕を回復させろ!」

 「えっ? さっき,弓がなくっても矢が打てたじゃない.あの,びっくりアロー.あれ,猫だましみたいなものでしょう?」

 「くっ! 俺の渾身の技を猫だましとは…… あれは,色々条件が重ならないと使えないんだよ.お前,さっき回復ポーション持ってただろ.あれ飲ませてくれよ」

 アルタイルがそう言うと,グリシャムの顔は真っ赤になった.

 「嫌よ!」

 「な,何! なんでだよ!」

 「だって,私がさっき口付けたじゃない!」

 「馬鹿,小学生じゃあるまいし,間接キスとか言うんじゃないだろうな! そんなこと言ってる場合かよ!」


 二人がそんな会話をしている間に,ヴォーダンは扉飾りとグリシャムが作った暗黒森を伝って上に登り始めた.どうやら二階のテラスから中に入ることにしたらしい.

 暗黒森の火事は,先ほどから降り始めた雨のせいでほとんど鎮火している.まだ余熱を残して半分炭化した木に手足をかけ,彼は必死に上へ上へと上がっていた.多分その手は熱に焼かれてひどい火傷になっているはずだ.だが彼はそれも気にしていなかった.

 

 「もう,仕方がないな!」

 グリシャムは一升瓶に似たポーションの瓶を取り出し,念入りに袖で飲み口をぬぐってからアルタイルに渡した.アルタイルが飲むと,左手はたちまちピクリと動き始めた.

 「よし!」

 弓を構え,オリハルコンの矢をつがえてヴォーダンの背中を狙った.

 ひょう,と放つと,見事に背中に命中する.だが,木を登る動きは止まらない.

 二射,三射と続けて全部命中したが,それでも止められなかった.

 そうしている内にヴォーダンの手は二階のテラスにかかった.雨に濡れているので滑るらしく,体を引き上げるのに随分手間取っているが,雨は徐々に小降りになり始めた.

 雲が流れ,空が明るくなる.


 「小雨になってきた……まずい! もう,役立たずなんだから! 万能樹の種! イバラの縛鎖!」

 グリシャムが杖を振ると,ころりと茶色い種が飛び出す.

 種はあっという間に芽吹いて木を伝い,ヴォーダンの足首に絡みついた.


 「ぐわっ!」

 イバラなので,ただ絡みつくだけではない.抵抗すればするほど足に食い込む棘を持っている.さらに,動きが鈍くなったところで非情にもアルタイルの矢が彼の手を貫いた.

 ヴォーダンは手足から血を流しながら叫んだ.

 「ジャガンナート! ジャガンナート! 助けてくれ!」

 

 「ジャガンナート?」

 それが五聖賢の一人であることは知っていた.だが,二人とも彼がどんな能力の持ち主かは知らない.ユグレヒトが式神を放って情報を集めたが,ジャガンナートのことだけは分からなかったのだ.

 この離宮の設計者であること,そして,現実世界の生活に不満を持つ人たちをホモ・オプティマスにしようとしていることなど,断片的な情報はあるが,肝心の彼自身の能力スキルはどうしてもつかめなかったという.

 ユグレヒトが集めた情報によると,離宮の建設は,日中は人間の強制労働で,夜は魔神ジンによって行われていた.

 その魔神たちを使役していたのもジャガンナートだという.

 

 夜間,建設現場の近くは立ち入り禁止だったが,遠目から見た商人などがしきりに噂しあっていた.

 曰く,人とは違う何者かの影が建物の中を行き交っていた.

 曰く,建設の音だけが響いていた.

 曰く,人間では運べない建築資材も朝になると組み立てられ,あるいは建物の上層階に引き上げられていた.


 中世世界のユーラネシアに,現実世界にあるようなクレーンなど当然ない.

 竜やロック鳥では,そんな繊細な作業ができようもない.それに,鳥は夜目が聞かないので夜は作業ができるはずがないのだ.

 だが,ファンタジー世界とはいえ,魔神ジンを使っての建築には疑問を唱える魔法職たちも多かった.

 一人で複数の魔神ジンを同時に操るのは,極めて難しいのだ.特に建設のような細かい作業は難易度が高い.

 そこを成しえるからこそ‘五聖賢’と言えばそうなのだが……

 ただ,不思議なことに,約三十日に一度,夜間に全く建設が行われていない日があった.これはジャガンナートが魔神との契約で,月に一度の休みを与える必要があるのだろう,と,訳知り顔で分析する錬金術師もいた.


 「ジャガンナート! ジャガンナート!」

 風が起こり,雲の切れ間から光が差し込み始めた.

 途端に不思議なことが起こった.

 何か黒い蛇の様なものが二階のテラスから伸びてきたのだ.それは五本あった.まるで巨大な手の指だ,とグリシャムが思ったかと思うと,それは手そのものの形になった.

 「あっ!」

 黒い大きな手はヴォーダンを握るように包み込むと,あっという間に二階のテラスに引き上げてしまった.

 「逃げられた……」

 「何だ? あのデカい手は……?」

 二人は呆然とヴォーダンが姿を消したテラスを見つめていた.


      ***


 「イブリース殿! いや,イブリース様! 宗主様! これは,一体どういうことですか!? 私たちをお見捨てになるのですか!?」

 シンバットはスーリヤの亡骸をそっと床に降ろし,叫んだ.


 目の前では猫人ニャハールの首に,今にも青龍刀が振り下ろされそうになっている.青龍刀を構える人豹ワーパンサーの目は虚ろに白く濁っていた.人形のように刀を振りかぶったまま,身じろぎすらしない.刃を下ろす前の処刑機械ギロチンのようだ.


 軍事国家ノルトランドならともかく,こんな凄惨な光景は商業国家カカルドゥアで起こりえなかった.

 シンバットの悲痛な叫び声に応えるように,赤い頭巾とマントに身を包んだ人物――イブリースは前に歩み出た.シェヘラザード,五聖賢たちと行動を共にしてきた謎の政治顧問である.彼はそれまでずっと黙って部屋の隅に控えていたのだ.


 「何ですって……今,大公殿下が確かに仰られた」

 「あのお方が,宗主様?」

 「宗主様だと?」

 「宗主様,お救いください!」

 広間の一同の目が一斉にイブリースに注がれた.

 三人の妃候補たちは椅子を立って床に座り,手を合わせた.

 シセルニチプはこうべを垂れて胸の前で手を組み,彼女の部族における最大限の敬意を表している.それに連なるように,次々と人々はイブリースに向かってひざまずき,頭を下げた.

 

 カカルドゥアの政治は,‘宗主’と呼ばれる宗教的な指導者から政治を預かる‘大公’家が行う仕組みだ.だが,宗主は常に姿を隠しており,国民は誰も見たことがない.

 ある時は人々を見守り,ある時は国の安寧を祈り,陰から助けているという.プレーヤーから見れば,一種の’神’のような存在だと思われ,その実在も疑われていた.だが,NPCにとっては絶対的な敬愛と崇拝の対象なのだ.

 

 イブリースは自分に平伏する人々をしばらく金色の目で眺めていたが,やがてゆっくり首を振った.

 「私は事の次第を眺め,この世にある知識を集め,予測することが役目」

 「そんな……あなた様は聖なる龍人の血脈なのに……あなたがおられるから,私はシェヘラザードたちを信じたのに……」

 シンバットは絞り出すような声で訴えたが,それに対するイブリースの言葉はあくまでも冷徹なものだった.

 「傍観者たる私にはそのような巨大な力はない」


 その言葉はシンバットを絶望の淵に落としたように見えた.彼はがっくりとうなだれ,膝をついて叫んだ.

 「私は……大きな過ちを犯した……もう,どこにも救いの手はないというのか!」

 

 「そういうことね.大公殿下.イブリースは私たちが行うことを観測していただけなの.その事象自体が善か悪か,彼は判断することはない.大丈夫.貴方がいなくても,この国のシステムは続いていくわ」

 シェヘラザードはシンバットから目を離し,人豹ワーパンサーの方に視線を戻した.ゆっくり手をあげ,人豹に処刑の合図を送ろうとする.


 「待ちなさい!」

  

 広間に声が凛と響いた.

 すべての人が声の主を探す.

 ただ一人,イブリースに頭を下げていないその人物は,すっくと立って両手を腰に当てていた.

 

 「紫鈴姫!?」

 一同がどよめく.

 

 紫鈴姫は腰に手をあてたまま,裸足でずんずんと人豹の方に歩いてきた.

 

 「お姫様が何?」

 シェヘラザードは怪訝な顔でその姿を見た.合図のために上げようとした手を思わず引く.

 豪華な着物に結い上げた髪,白塗りに紅を差したその顔は,まったく日本映画の花魁おいらんだ.

 だが,そのポーズと歩き方はちっともそれらしくない.

 シェヘラザードはその顔を見つめて,ふと,何かの胸騒ぎがするのを感じた.

 「あなた……?」


 「こんなの,全っ然,ファンタジーじゃない!」

 叫ぶと同時に,紫鈴姫は右手を振った.親指と薬指の先を合わせ,ぐるりと回す.

 「グリル・オン!」

 

 ドカン,と音がしてニャハールの周りに青い炎が立ち上った.

 「ぎゃっ!」

 「うわあっ!」

 ニャハールを取り押さえていた騎士団員と,首を切ろうとしていた人豹の団員が吹っ飛ばされて悲鳴を上げた.

 それとともに,一体何が起きたのか全く分からない人々の悲鳴も上がった.


 「お前! 一体,どうやって!」

 シェヘラザードが叫ぶ.彼女は紫鈴姫の正体を一瞬で悟ったのだ.ほとんど直感と言っても良い.


 「メイク落とし! じゃなかった,メイクオフ!」

 シノノメが叫ぶと,金色の光の飛沫とともに着物とメイクがはじけ飛んだ. 

 代わりに青い縦縞の入った,小地谷縮おぢやちぢみに身を包んだシノノメが現れる.

 白いフリルのエプロンと亜麻色の髪がふわりと揺れた.


 「シノノメ! また邪魔する気か! 何度やっても,私には敵わないというのに!」

 シェヘラザードは頭上で両手を交差して振り下ろした.

 騎士団が武器を持って一斉に飛びかかってくる……筈だった.

 だが,彼らは足を床から引き離そうともがいている.彼らの足は縫いつけられたように動かせなくなっていた.


 「にょろにょろー,にょろにょろー」

 シノノメの後ろで,ニットの魔女服に着替えたネムがぶつぶつと唱えている.彼女の両手に握られた編み棒からは長い長い編みひもが床の方へと続いていた.

 ‘蛇’になった編み物が,ぐるぐると騎士団の足に絡みついていた.ネムが離宮に入ってからせっせと編んでいたのは,この‘蛇’だったのだ.


 「瞬間冷凍! メガフリーザー! 切れちゃう冷凍!」

 シノノメは両手を組み合わせて握った.

 南国の広間の中なのに,極寒の風が吹き渡る.

 あっという間に騎士団員たちは全員氷の彫像になっていた.

 「新! 関の孫六魔包丁!」

 シノノメは新しく打ち直してもらった魔包丁を手に,氷像の間を駆け抜けた.

 「微粒子凍結! サクサク切れておいしさキープ!」

 騎士団員たちは凍ったまま輪切りにされた後,細かいピクセルになって砕け散った.ご丁寧にシノノメは彼らの武器もすべて輪切りにしてしまっていた.

 新技’切れちゃう冷凍’ならば,食材――もとい,敵は凍ったまま切断されてしまうのである.


 「シノノメだと……あれが,東の主婦?」

 「我々を助けに来てくれたというのか……」

 「濡れ衣というのは本当だったのか……」

 「な,なんという強さだ……」

 広間を驚きと戸惑い,そして期待が包んだ.

 カカルドゥア政府によりテロリストの汚名を着せられた少女が,それなのに悪を倒すためにやって来た.彼らにとってまさに救いの手,闇の中に現れた光だった.  


 「全く……あなたは,いつもそう.こうやって私たちが積み重ねてしまったものを,まるでふざけている様な方法で台無しにしてしまう……」

 シェヘラザードはそう言いながら,オシリスに手を当てた.彼はシェヘラザードが‘赤い輪’を宙に放ってから,ずっと人形のように固まっていたのだ.

 「あなたの敵よ! オシリス!」

 オシリスは夢から覚めたように頭を振り,シノノメを見つけると瞬時に体が黒鉄くろがねに変わった.

 「この前,彼には刃物も魔法も通用しなかったことを忘れたの?」

 シェヘラザードは不敵に笑った.


 「そんなの,対策済みだよ! ニャハール!」

 シノノメは右手で包丁を構えながらニャハールの名を呼んだ.ニャハールはあわや斬首の危機から救い出され,美術品の壺の中に逃げ込んでいた.

 「はっ! はい!?」

 ニャハールは壺から顔だけ出して答えた.

 「注文した商品,さっき言った通り渡しなさい! 代金は前金で支払い済みでしょ!」

 「え!? 後金でもう半分貰えるんじゃ……」

 「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ! あなたの命はプライスレスじゃないの?」

 オシリスがじりじりとシノノメに迫る.

 シェヘラザードは様子見とばかりに腕を組んでそれを眺めていた.

 

 「この人たちをやっつけないと,楽しい商売はもうできないんだよ!」

 「はっ! 確かにそうでんな!」

 「投資するなら,私に賭けなさい!」

 

 投資という言葉に刺激されたのか,ニャハールの目はお金の色に輝いた.

 「社長! これです! どうぞお納めください!」

 ニャハールは壺から右手を出し,アイテムボックスから取り出した‘それ’を振った.

 黒い鞘に収まった黒い柄の柳刃包丁だ.家庭用の出刃包丁に比べると,長さも刃の幅も二回りほど大きい.柄の先端には猫が尻尾をくるりと巻いた様な突起がついていた.

 「あれは?」

 シェヘラザードはそれが何か分からなかったが,自信に満ちたシノノメの様子に嫌な予感を感じた.

 「オシリス,あれをシノノメに渡しては駄目!」

 オシリスは猛然とダッシュし,ニャハールの入った壺に向かって鋼鉄の拳を放った.

 壺が砕け散り,ニャハールも壺ごと吹き飛ばされた.戦闘職でないニャハールには致命的なダメージだ.

 だが,当たる瞬間にニャハールは包丁を放り投げていた.

 不思議な風が包丁を運び,それはくるくると回転してシノノメの手にすっぽりと収まった.

 もちろん風の主はヴァルナだ.


 「ありがと! ニャハール!」

 シノノメは包丁の鞘を払った.

 黒い刀身が現れる.振ると軽く,あつらえたように手にしっくりくる.

 錬金術により,日本刀を包丁に打ち直してもらった甲斐があるというものだ.


 「まいどあり! ニャハール死ねども,商魂死なず! 決まったでー!」

 拳の衝撃でバラバラになった壺の欠片と一緒に宙を舞いながら,ニャハールは叫んだ.

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