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エセ勇者は捻くれている  作者: 星長晶人
第二章 迷宮都市

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模倣一覧

以前に要望をいただいていたクレト君が今まで模倣してきたスキル、技術です。


一応話に出てきたヤツは全部拾っているはず。

次は神の試練の詳細にしようと思っていましたが、思っていたよりも早く次の章が書けそうなので、次回の更新は次の章に移ると思います。

○召喚直後

・スキル

『神風魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった風系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『風神雷神』:勇者の仲間・緒沢結香から『模倣』したスキル。雷と風を身体に纏うことによって攻撃した時に雷による感電や風による切り傷などを追加で発生させる。


『疾風迅雷』:勇者の仲間・緒沢結香から『模倣』したスキル。雷と風を身体に纏うことによって速度を上乗せし移動速度や攻撃速度などを向上させる。


言葉の兵器(ワード・アームズ)』:勇者の仲間・紫園熾乃から『模倣』したスキル。使用者の口から紡がれる暴言が視えない武器、兵器となって敵へと飛来する。威力は如何に言葉によって相手が傷つきそうかという暴言度合いと、暴言に込めた侮蔑や殺意などの感情によって変化する。


『破砕拳』:勇者の仲間・緒沢結香から『模倣』したスキル。拳で殴った衝撃を増幅、拡張して敵の部位を破壊する。


『変装』:メフィストフェレスから『模倣』したスキル。殺した相手の身体、匂い、声などを含む存在の全てを自分へと上書きすることで殺した相手そのモノに成り代わることができる。


『泥濘工場』:アンファルから『模倣』したスキル。地面を吸って泥を生み出すことができる。また泥周囲の雷属性を無効化する効果もある。


『液体化』:聖泉の精霊・クリアから『模倣』したスキル。身体を液体、ひいては水へと変換することができる。吹き飛ばされても水分さえあれば再生可能。液体となった時の純度も調整できる。


『実体化』:聖泉の精霊・クリアから『模倣』したスキル。元々精霊とは実体のない魔力だけの存在のため、このスキルがないと物体に触れることができない。


『硬化』:聖泉の精霊・クリアから『模倣』したスキル。身体を硬くする。殴る時に拳を硬くして鈍器で殴ったような衝撃を与えるも良し、『液体化』と組み合わせて腕を水の状態で刃に変え硬くさせても良し。



○アンファルの街

・スキル

『黒魔導』:黒魔人赤種・ナヴィから『模倣』したスキル。最強の種族と言われる魔人が使う『魔導』の中でも最も効力が高い。ただし特殊な効果はなく、ただただ破壊力が高い。色は種類によってまちまち。途轍もない身体能力以外では特筆すべきスキルを保持していないながらも最強の種族と呼ばれる所以となっているため、『魔導』に秘められた破壊の力は凄まじい。


『鑑定』:受付嬢:ミリカから『模倣』したスキル。素材や道具などに対して使用することで、その素材がなんなのか、その道具がどんな効果を持っているかなどを知ることができる。素材の買取を行う冒険者ギルドの職員や鍛冶屋などの生産を生業とする人達にとっての必須スキル。冒険者でも持っておいた方がいいとされる。


『人化』:豹の獣人・メランティナから『模倣』したスキル。遠い昔から人数だけは多いという理由で気が強くなっていた人間共に身体的特徴の違いから迫害を受けてきた他種族が編み出した。人数だけは多い故に物流などを握ることが可能だった人間に紛れて食糧などを確保しようと動いた結果。隠しても検問などによってバレる可能性があるため、身体的特徴を消して人間と全く同じになることを可能とした。ただし自分の存在を書き換えるに等しい所業のため、他種族の中でも秘奥義とされる。また、使用者が未熟だとちょっとしたことで解けてしまう。


『火炎』:炎獅子から『模倣』したスキル。火炎を吹き火炎を操ることができる。水に弱い。


『剣武の才』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。剣を握ったことがなくても僅かな間で剣の高みに至ることのできる才能。勇者は聖剣を扱って戦うため、剣を振るったことのない人物が勇者に選定された場合は自動でついてくる。神に与えられし偉大なる才能。


『聖泉魔法』:聖泉の精霊・クリアから『模倣』したスキル。聖泉の精霊しか所持していないスキルで、今のところクリア以外に聖泉の精霊は確認されていないため唯一無二のスキルと言える。聖なる水に関わる魔法を使え、主に水と回復を司る。一部光も使用可能。邪悪なるモノへは威力が増幅する。


『咆哮』:ブラックゴブリンキングから『模倣』したスキル。ステータスに大きな差がある場合、相手に吼えることで怯ませることができる。大きすぎる差がある場合は威圧した時に心臓を麻痺させ殺すことが可能となる。


『侵蝕〈黒〉』:ブラックゴブリンキングから『模倣」したスキル。武器や防具などの装備以外にも様々なモノを黒く染め上げることで性能を大幅に向上させることができる。ただし魔剣や聖剣など特殊なモノに対しては作用せず、むしろ本来持つ特殊な能力を消してしまうため劣化させることになる。


『獣人化』:豹の獣人・メランティナから『模倣』したスキル。『人化』を完全に会得すると解除できなくなるため、『人化』して過ごすつもりなら必須とされるスキル。尻尾や耳を生やすことで獣人としての力を取り戻す。故に通常あり得ないことではあるが、ただの人が使った場合は獣人に変化することができる。


『魔力操作』:豹の獣人・メランティナから『模倣』したスキル。スキルとして認定されてはいるが戦う者にとって必須とも言える技術。体内を流れる魔力を制御し一点に集中させて防御力を高めるなどの使い方があり、緻密なコントロールが可能となれば足を強化して背後に回る→攻撃の瞬間だけ腕に強化を回すなど状況に応じて使い分けることができる。咄嗟に制御できず致命傷を負うこともあるので、制御に自信がなければ過信は禁物。


『人獣化・壱』:豹の獣人・メランティナから『模倣』したスキル。獣人が持つ獣の力を解放するスキル。四肢の先から肘、膝までが毛に覆われ爪や牙が伸びる(ベースとなる獣による)など普段の姿よりも獣に近づき身体能力を増幅させる。


『人獣化・弐』:豹の獣人・メランティナから『模倣』したスキル。全身に毛が生え顔もベースとなった獣となり、二足歩行の獣と化す。ただし体型はそのまま。また変化することで獰猛になるため、内なる獣の本能に抗うための自制心を持っていなければ制御することはできない。身体能力は『人獣化・壱』よりも大きく上昇する。


『獣化』:豹の獣人・メランティナから『模倣』したスキル。完全なる獣と化す。身体能力は人の域を超えて上昇するが、代わりに思考も獣となってしまう。余程制御に自信がなければ敵以外に人のいない場面で使うことが推奨される。体長は本来の姿よりも大きくなることが多い。


『精霊化』:剣の邪精霊・ミスティから『模倣』したスキル。通常の精霊とは異なりモノに宿った精霊が精霊としての姿を見せる時に使用する。


『烏羽』:剣の邪精霊・ミスティから『模倣』したスキル。黒い紋章のような羽が生えて空を自由に飛び回ることが可能になる。剣本体と比較すると心許ないが、多少モノを切断できるだけの切れ味を備えている。


『絶対零度の視線』:勇者の仲間・紫園熾乃から『模倣』したスキル。視界を凍らせることができる。視界に対してどのように凍りつかせるかという明確なイメージがあれば自在に氷を生成することが可能。


『勇者』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。全ステータスに補正がかかる上に聖剣の性能を誰よりも引き出すことが可能(ただし使いこなす努力は必要)。所持している聖剣を異空へと収納し、自在に取り出すことが可能。また所持していない聖剣をも能力や姿形をそのままに召喚することもできる。ただし本体より僅か性能が劣る。加えて所持している聖剣の数だけステータス補正が保持スキルの能力を向上させる。


『白魔球』:白い悪魔から『模倣』したスキル。実際は悪魔が本来持っているスキルではなく、悪魔が契約した獣が持っているスキル。『魔導』と似たような効力を持っている。同じように使用したとして、『魔導』が地面を抉るのに対して『魔球』の場合は地面が焼け焦げる。破壊のみに特化した『魔導』と破壊に加えて熱を持った『魔球』という違いはあるが、大して変わらない。


『神炎魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった火系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『神水魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった水系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『神雷魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった雷系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『神地魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった土系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『神樹魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった木系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『神氷魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった氷系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『神聖魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった光系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『神闇魔法』:勇者・御宮勇輝から『模倣』したスキル。本来勇者にしか扱えない神より授かった闇系統の魔法。人が自ら辿り着ける最高峰の『神格魔法』と同等の力を持っており、勇者であれば無条件で全ての魔法が使用可能になる。


『雪咲魔法』:勇者の仲間・紫園熾乃から『模倣』したスキル。氷や雪の花を咲かせる魔法が多い。通常の氷結とは異なり木系統で使用可能な相手から魔力を吸い上げて咲かせるということも可能。


『白雪魔法』:勇者の仲間・紫園熾乃から『模倣』したスキル。氷系統の中でも雪を司る魔法。


無限の絶望インフィニティ・ディスピア』:白い悪魔から『模倣』したスキル。相手が持つ人生で最もトラウマとなっている現象の中に閉じ込め、延々とループさせることで精神を追い詰める。自分の中の世界に閉じ込められることで無力化することができるのだが、外からの衝撃などで解除される。


絶望の再現ディスピア・エンボディ』:白い悪魔から『模倣』したスキル。『無限の絶望インフィニティ・ディスピア』によって相手が心の奥底に封じている絶望を突きつけ、過去のトラウマをよく思い出させた上で絶望に突き落とした相手の幻影を現実世界に作り出す。恐怖で動けなくなった相手を幻影に殺させることが可能。ただし絶望に突き落とした相手に対して復讐したいと願っていた場合、失敗に終わる。


『獣との契約』:白い悪魔から『模倣』したスキル。残念ながら契約した相手を知らないためなんの効力も発揮しない。スキル一覧を埋めるだけの存在。本来は獣が持つ身体能力や魔力の一部を分け与えられて身の丈に余る強大な力を得ることが可能。契約には力を得る代償が必要となるため、容易に強くなれるとしても推奨されない手段。


『昇華』:豹の獣人・メランティナから『模倣』したスキル。獣人が辿り着ける一つの境地。姿形はそのままに体毛が金色に輝く。並大抵のモノは到底敵わない身体能力を得るが、一度そこへ至ってしまえば元に戻ることはできなくなる。『人化』によって抑えることは可能だが解除できないため、普段から途轍もない身体能力を発揮してしまう。文字通り人の形をした獣へと変貌する。『昇華』に至る条件は例が少ないために明らかにはなっていないが、一説によると獣人の中でも屈指の才能を誇り、膨大な憎悪と殺意によって全てを蹂躙したい衝動に駆られた時に覚醒するとされている。


『獣人覚醒』:アンファルの街のギルドマスター・シヴェリアーナから『模倣』したスキル。『昇華』とは異なる獣人が至る一つの境地。姿は『人獣化・壱』に近しいが毛量はこちらが上。獣人が内に秘めている獣の力を十全に発揮したとされる姿。『昇華』とは異なり、こちらが才能がなくとも永い鍛錬によって至ることが可能とされている。


破滅の波動ノヴァ・ファンクション』:メフィストフェレスから『模倣』したスキル。元々は強力な悪魔として有名な破滅の悪魔が持つ対象の一切合切を破滅させる能力。それをなぜ彼女が使えるのかは不明。


聖なる防壁(セイント・プロテクト)』:聖女から『模倣』したスキル。聖女としての役割を神に任命された時に授かったスキルの一つ。聖なる力で防壁を張り、邪悪なる力を防ぐことができる。特に魔王につき従う者からの攻撃に対して強い効力を持つ。中身はメフィストフェレスだと思われるが、本来の姿では使用できない。聖女に『変装』している間のみ使用可能。


・その他

剥ぎ取り技術:その辺の剥ぎ取りに手慣れたベテラン冒険者から『模倣』した技術。スキルではないが冒険者をやるなら必須。



○迷宮都市

・スキル

『気配遮断』:狩り取る旋律メロディ・ザ・リッパー・モンクから『模倣』したスキル。自分の気配を極限まで抑え敵に気取られなくすることができる。後述する『索敵』で発見可能かは使用者の力量による。上達具合によっては動いても感知されず、相手は殺されるまで存在に気づかないということもあり得る。盗賊というよりは暗殺者の必須スキル。


『罠探知』:水銀の乙女(ワルキューレ)・リエルから『模倣』したスキル。ダンジョンに潜るなら一人は取得しておくべきスキルの筆頭。罠がどこにあるか、どんな罠なのかを探知することができる。


『索敵』:水銀の乙女(ワルキューレ)・リエルから『模倣』したスキル。冒険者でも持っておくと便利なスキル。ある一定範囲の周辺に敵などがいるかどうかを感知するスキル。極めると壁などの遮蔽物があってもその後ろにいるように見える。


『言霊』:水銀の乙女(ワルキューレ)・エルサから『模倣』したスキル。口にした言葉に魔力を込めることで言葉にした減少を実現する。ただし火の球を飛ばすファイアボールのような魔法を再現するには「火の球よ、前方へ飛べ」という風にしなければならず魔法を使うよりも魔力の消費が大きくなってしまう。魔法を再現するよりも他の部分で戦術に幅を持たす使い方をされることが多い。


『弓術』:水銀の乙女(ワルキューレ)・エルサから『模倣』したスキル。弓を扱う術。弓の扱いに関して一定の技量に到達した証。


『精密射撃』:水銀の乙女(ワルキューレ)・エルサから『模倣』したスキル。弓や銃など射撃を行う際に命中率が上がる。会得した後は多少狙いがズレたとしても見えない力による補正が発動する。


『乙女の盾』:水銀の乙女(ワルキューレ)・セレナから『模倣』したスキル。戦乙女が持つ守護の力を宿す盾を使って障壁などを展開することができる。


『魔法詠唱』:水銀の乙女(ワルキューレ)・フィランダから『模倣』したスキル。本来必要のない詠唱を行うことによって魔法の効力を高めることができる。尚、詠唱は魔法に合ったモノでなければ効果を発揮しない。


『魔法融合』:水銀の乙女(ワルキューレ)・フィランダから『模倣』したスキル。属性の異なる魔法を組み合わせることや、属性の同じ魔法を合わせて威力を増幅させることが可能になる。これによって効力の低い魔法しか使えない者でも高い効力で魔法を使うことができるようになる。持っていると便利だが、必須でない程度のスキル。


『神聖術』:水銀の乙女(ワルキューレ)・アリエーラから『模倣』したスキル。神へ祈りを捧げることによって効果を発揮する。神聖な力による攻撃、防御、回復を可能としている。一応魔法に分類されている。『神聖魔法』でないのは勇者の授かる魔法と区別するため。


『真紅火焔』:スカーレットドラゴンから『模倣』したスキル。紅蓮の焔を操ることができる。


『魔力障壁』:スカーレットドラゴンから『模倣』したスキル。ドラゴンが所持する力の一つ。魔力によって障壁を築き魔力による攻撃の一切を阻む。発動したら魔力尽きるまで自動で修復される。


『神意顕現』:水銀の乙女(ワルキューレ)・セレナから『模倣』したスキル。神に仕える戦乙女が自身の守るモノのために神の意を借りて絶大な力を発揮する。消耗は激しいが一時的とはいえ神の意を再現する様は凄まじい。戦乙女のみに許された最終手段。戦乙女が司る二つのモノが元になった条件を満たさないと発動できないという制限が存在する。


『神術』:神族から『模倣』したスキル。他の種族には到底実現できない超常の力を発現させることが可能。神から授かった術ではなく神にも等しい術という認識。基本なんでも可能。


『聖獣魔法』:一角の獣人・ユニから『模倣』したスキル。ユニと契約している聖獣・ユニコーンの聖なる力を魔法に当て嵌めて使用する。契約した者以外には聖獣から直接『模倣』する以外に会得方法がない。


『一角魔法』:一角の獣人・ユニから『模倣』したスキル。ユニと契約している聖獣・ユニコーンの持つ角に由来しか力を魔法に当て嵌めて使用する。契約した者以外には聖獣から直接『模倣』する以外に会得方法がない。


『神格魔法・聖』:一角の獣人・ユニから『模倣』したスキル。聖獣・ユニコーンと契約して聖なる力を宿したことで本来踏むべき過程を飛ばして到達した、人が努力と才能で会得可能魔法の到達点。光属性のそれ。


『聖獣との契約』:一角の獣人・ユニから『模倣』したスキル。残念ながら契約した相手を知らないためなんの効力も発揮しない。スキル一覧を埋めるだけの存在。本来は聖獣が持つ身体能力や魔力の一部を分け与えられて身の丈に余る強大な力を得ることが可能。白い悪魔の持つ『獣との契約』とは違ってユニの場合は代償が伴っていない。


『回復魔法』:回復を主体とする魔法。治療を行う魔法の最下級。


『治癒魔法』:回復を主体とする魔法。治療を行う魔法では『回復魔法』の一つ上位。


『聖水魔法』:回復を主体とする魔法。他の魔法とは異なり儀式によって清められた聖水を媒体として発動する。魔力を必要としない限りに聖水を持っていないと使用不可のため、使い勝手が難しい。回復以外に死霊系モンスターを倒す術にも長けている。教会に仕えるシスターや司祭などが使用することが多い。ちなみに聖水は『聖泉魔法』による聖なる水で代用可能。


『精霊魔法・水』:水の精霊と契約した者が扱える魔法。精霊の格に応じて効力が増減する。


『精霊魔法・光』:光の精霊と契約した者が扱える魔法。精霊の格に応じて効力が増減する。


『偽装』:大罪の体現者(カーディナル・シン)・ディルトーネから『模倣』したスキル。存在を偽ることのできるスキル。『変装』との違いは複数の姿になれないこと、また別人にはなれないことが挙げられる。よってメフィストと聖女は声も違うが、ディルトーネはどちらでも声が同じとなる。


『煙術』:大罪の体現者(カーディナル・シン)・ディルトーネから『模倣』したスキル。煙を自在に操ることができる。煙なのであまり速度が出ないことが欠点。普通の煙とは違ってモノを掴むことなども可能となっている。無から煙を生み出すことはできないため、なんらかの煙を出す道具が必要。そこに魔力を込めることで操作を可能とする。


『怠惰』:大罪の体現者(カーディナル・シン)・ディルトーネから『模倣』したスキル。詳細はまだ本編で登場させていないので割愛。大罪の体現者(カーディナル・シン)となった暁に授かるスキルで、他の七大罪も存在すると思われる。『憤怒』を持っていたであろう筋肉ダルマさんはワンパンしてしまったため使用を見ていない。つまりディルトーネは既に使用している。



○神の試練

・スキル

『月刃』:二十四階層のボス・月影武者から『模倣』したスキル。振るった刃から三日月型の斬撃を飛ばすことができるようになる。


『再生』:その辺のモンスターから『模倣』したスキル。怪我や欠損した部位が元通りになる。ただし発動は自動でも魔力を消費する。また頭や心臓などといった中枢器官を破壊されると治らない。上位の『再生』なら完治可能。


『居合い』:二十四階層のボス・月影武者から『模倣』したスキル。武器を鞘に収め一気に抜き放った時に威力が上昇する。武器を鞘に収めて構えている時間が長ければ長いほど解き放った時の威力が上昇する。


『鬼帝力皇』:三十四階層のボス・オーガロード〈神至〉から『模倣』したスキル。鬼系モンスターが力という点において辿り着ける強化の一つ。全身に赤黒いオーラを纏って身体能力を大幅に上昇させる。


『赤雷』:三十四階層のボス・オーガロード〈神至〉から『模倣』したスキル。赤い雷を放つことができる。属性は融合されていないが、雷と力が混ざったスキル。通常の雷と違って感電などの他に破壊力が増している。


『未来予測』:三十四階層のボス・オーガロード〈神至〉から『模倣』したスキル。相手がなにをしようとしているかを読み取り、脳裏にその行動を映し出すことができる。使用すると目が赤く光り動きに合わせて光が尾を引くようになる。ナ○ガクルガ。


『大刃剣技』:三十四階層のボス・オーガロード〈神至〉から『模倣』したスキル。文字通り巨大な刃を持つ剣を扱う技。武器を固定する場合は不要。


『逆境』:三十四階層のボス・オーガロード〈神至〉から『模倣』したスキル。自身が窮地に陥り死に瀕していないと発動できない。その代わり発動した場合は絶大な効力を発揮する。


『神鋼化』:八十一階層のボス・オリハルコンカイザードラゴンから『模倣』したスキル。自身の攻撃に魔力を込めることで攻撃した対象をオリハルコンに変えることができる。


『神鋼操作』:八十一階層のボス・オリハルコンカイザードラゴンから『模倣』したスキル。オリハルコンを自在に操ることができる。通常貴重な素材なので不利にも思えるが、彼のドラゴンが自らオリハルコンを生み出せるためどんな場所であってもホームグラウンドを作れる。ただし現在は公に存在が認められておらず、その理由は過去オリハルコン目当てに狙い続けた冒険者がいたから。強いので簡単には討伐されないが、どこへ行っても人がやってきた狙ってくるのでストレスで疲弊して死亡したものと思われている。


『超速再生』:神の試練道中で『模倣』したスキル。『再生』の上位互換で傷を受けた、と思った時には治っている。ただし同様に頭や心臓が潰されると再生できないため、注意が必要。


『牛頭剛力』:八十一階層の牛頭から『模倣』したスキル。ただひたすらに筋力を上昇させる。


『馬頭豪力』:八十一階層の馬頭から『模倣』したスキル。全体的に身体能力を上昇させる。ちなみに牛頭と馬頭は仲が悪く滅多に協力することはないが、協力するとスキルの相乗効果によって絶大な力を発揮する。


『天駆ける聖帝』:六十階層のボスから『模倣』したスキル。背中に光の翼が生えて飛行を可能とする。飛翔速度は光の速さにも迫ると言われるほど。しかし実際にはそんなことはなく、存在の半分が威厳で出来ているスキル。


『不動の鬼神』:九十一階層のボス・阿修羅から『模倣』したスキル。全く足を動かさずにいると衝撃を一定量地面に受け流すことができる。無理な体勢だったとしても動かなければ防ぐこともできるが、動かなくなってから一分経たなければ効果を発揮しないため、待ち受ける体でなければ意味を成さないことが多い。


『天下無比の鬼神』:九十一階層のボス・阿修羅から『模倣』したスキル。鬼の神たる者だけが持つ自己強化。およそ身体能力を強化するという点においてこれ以上のモノはない。加えてどんな武器を手に取っても一定以上の技量を誇るようになる。


『阿修羅』:九十一階層のボス・阿修羅から『模倣』したスキル。阿修羅の持つ権能に近いスキル。ステータスを大幅に上昇させる。発動後の自分の攻撃が必ず当たるようになる。相殺しようとすれば手応えもなく押し返し、回避しようとすれば身体が止まり、防御しても意味を成さない。矛盾が起こる場合はステータスの高い方が優先される。


『鬼神撃』:九十一階層のボス・阿修羅から『模倣』したスキル。攻撃すると斬撃が飛ぶ。遠くへ行くほどに威力が上昇する効果もある。


『心眼』:九十一階層のボス・阿修羅から『模倣』したスキル。目で見ている視界とは別に全方位が視えるようになる。武道を極めると人でも到達できる。達人であれば両の目を瞑り『心眼』で全てを見通す。


『三面六臂』:九十一階層のボス・阿修羅から『模倣』したスキル。正面、左右からの攻撃に補正が入る。攻撃する時よりは攻撃を受け止める方が大きく効果を発揮する。腕や顔は増えない。


『破壊の化身』:九十二階層のボス・シヴァから『模倣』したスキル。自らが放ったあらゆる攻撃に“破壊”という独自の効果が付与される。壊し、砕け、破れるという破壊の結果が単純な威力などとは別に発揮される。攻撃を無効化するような類いにも問答無用で通用する。


『強大無双』:九十五階層のボス・ギガントマキアから『模倣』したスキル。超絶的な力を発揮し攻撃範囲を広げる効果を持つ。効果は使用者の身体が大きいほど増幅される。


『闘争の英雄』:九十六階層のボス・ヘラクレス・スペクターから『模倣』したスキル。超人的な身体能力を発揮し、あらゆる武器の性能を十二分に引き出す。また一日に十二回死なないと絶命しない効果もある。更に戦闘時相手に勝つために必要な要素が視える。敵の弱点がわかったり、どのスキルが有効だったりかなどを判別してくれる便利な効果。


絶対なる神盾(アイギス)』:九十七階層のボス・アテナから『模倣』したスキル。防御した時にダメージの一切を負わず敵の攻撃したモノを破壊する効果を持つ。破壊するモノは武器や拳などはもちろんのこと、スキルや魔法なども含まれる。


『溶岩遊泳』:五十階層のボス・ヴォルボードから『模倣』したスキル。溶岩の中を水のように泳ぐスキル。これを持っているということは一見魚の姿をしたヴォルボードというモンスターは、生態として溶岩を泳ぐのではなく頑張って溶岩の中を泳げるようになったことが窺える。溶岩の熱さを無効化し、焼けなくなる。


『雷霆』:百階層のボス・ゼウスから『模倣』したスキル。雷の中では最高位に位置する蒼い雷を放つことができる。また雷の速度で動けるようになる。


『ゼウス』:百階層のボス・ゼウスから『模倣』したスキル。全ステータスを大幅に引き上げる。雷を扱う上で最高位に位置するために雷を相手が使おうとした場合即死させることが可能。天候や気象を操ることも可能。権能は唯一絶対の創造神以外の神とつくモノに対して絶大な力を発揮し、格の違いがあればあるほどに力が増す。また、男女関係が必ず上手くいかない。特に複数と関係を持つと破滅する可能性が高まる。


『全知全能』:百階層のボス・ゼウスから『模倣』したスキル。見たことのある事象などを瞬時に理解することができる。頭に浮かんだ疑問に答える形で発動。全てを識る神の知識へと呼びかけ答えを貰うことで全知を再現する。全能はステータスの値を一番高い数値に揃える。

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