7.私の特技
私は子供に好かれる体質だ。
『庭師』になりたてのころはリアル年齢十歳ということもあり、危ない仕事はまわしてもらえなかった。
何でも屋として町中の雑事をこなして、名を上げるチャンスを虎視眈々と狙っていた、そんな時代が私にもあった。
そんなときにやった仕事の一つに、子守がある。
十歳児の子供が子守をするというのはなんとも変な話だが、そこは『庭師』。プロフェッショナルとして子供の世話をした。
最初に任されたのは孤児院を兼ねる世界樹教の教会での留守番だったか。
そこで私は孤児の子供達に妙に懐かれたものだった。元々の中身がいい歳をした元日本男児だったということが要因だろう。見た目十歳ということで子供達とは垣根が無く、そして大人の中身を持つ精神で子供達全員に気を配った。
その後も子守の仕事はちょくちょくと請け負った。
『庭師』として大成した後も、辛い冒険の後の休憩をかねて子供の世話といった身体を休められる仕事を続けていた。
侯爵家に生まれたククルも、乳飲み子の頃から遊び相手として何年も顔を合わせ、そしてお姉様と呼ばれるほどにまで懐かれるようになった。
『庭師』の仲間の中には、子供が苦手だと話す者達が多かった。
戦いと冒険に身をやつした風来坊どもだ。さもありなん。
しかし、子供が苦手でどうするのか。若いうちはいいが、やがて結婚して自分に子供が出来たときに、良い親でいられるのか。
そんなことを指摘したら不老幼女に言われたくないと返された。
ごもっとも。私は初潮前の永遠の子供だし、男に身を許すつもりもないので子供を持つことはない。
でも子供は嫌いでも苦手でもない。好かれるのだから、こちらも子供に対して好意を持つのは当然の帰結だ。
そんな子供慣れした私に向いた仕事が、新しく始めた侍女の業務内容にあった。
王城での子守り。
王宮には託児所が設けられている。
情操教育のために城に預けられた偉い貴族の子女がいたり、王城に勤める高官が可愛い我が子を手元に置いておくために城に連れてきた子供がいたりと、城には貴族の子がそれなりの数滞在している。
そういった貴族の子供達の世話をするのも侍女の仕事の一つだ。
侍女見習いである私の今日の研修内容は、そんな子供達が預けられた託児所での子守りである。
託児所にいるのは乳離れをした三歳ほどの子から本格的な貴族教育を受ける前の七歳ほどまでの小さな子供達。
そのいずれも女の子。託児所は子守りをするだけでなく、貴族としての習い事をする場でもあるので、男子と女子に部屋を分けられて預けられているのだ。
幼児達が無邪気に遊び回る託児所の中は、さながら幼稚園。
子供達にはそれぞれ出身の家による身分の差があるのだろうが、こんな年の子達にとってはそんな事情もおかまいなし。
私達侍女も子供の家柄で扱いに差をつけるようなことはしないらしく、それを聞いて私は安心した。子供には大人の事情など気にせずすくすくと育って欲しい。
「はい、それではもう一度歌いましょう」
私の研修担当であるククルが楽器を奏でながら、女の子達と一緒に歌っている。
ククルの使っている楽器は、ピアノとオルガンを足したような外観の鍵盤楽器。この国の貴族の女の子なら誰もが習う定番の楽器だ。ちなみに私は演奏できない。
代わりに私は子供達に目を配り、恥ずかしがって歌えていない子がいるようなら、隣にいってやり一緒に歌って皆と足並みを揃えられるようにしてあげる。
託児所付きの専門の侍女は、そんな私の子供慣れした様子に驚いていたようだが、ククルが当然といったような態度で子供の相手を続けていたので、侍女はやがて納得したのかこちらを気にせず自分の仕事に専念するようになった。
うむ、さすがククルよくわかっている。ククルは私が育てた。
「お姉ちゃんお歌上手いね」
一曲歌い終わり、休憩を取ったところで女の子の一人が、私に向かってそんなことを言った。
小さな子でも歌の上手い下手がわかるのか。貴族の子は違うなぁ。
「キリンお姉様は歌がお上手なだけではなく、いろんな国の歌を知っているのですよ」
鍵盤楽器の椅子に座りながら、ククルがそう話にのってきた。
私は歌が上手い。間違いない事実である。
というか、私は本来歌が歌えない。声を出すための声帯がない。ではどうやって歌っているのかというと、音を出す魔法を使って仮初めの声を出しているのだ。
喉を通さない歌声。必要なのは歌唱技術ではなく、正確な音を出す魔法技術だ。
楽器を演奏する感覚に近いだろうか。正確な音程を取るのは、言葉の発音を聞き取れるレベルに調整するよりもはるかに簡単だ。
なので、私の歌声はそこらの吟遊詩人にも負けないレベルのものなのである。
「いろんな歌を知ってるのー? お姉ちゃん何か歌って歌って!」
子供達にはやし立てられる私。
こういうときは子供達の要望を聞いてやり、高い腕前を披露して子供達との仲を深めるのが良い。
子供達に尊敬されつつも子供達と同じ目線を保つことが、子守りの一つのやり方だ。永遠の子供の身体は、子供達の心の壁を取っ払うのに非常に役に立つ。
「ふむ。ではククル、演奏を頼みます。『白昼の牧歌』、覚えていますか」
「ええ、お任せください」
私の言葉に、ククルは頷いて鍵盤に向き直る。
ククルには子供の頃何度も歌を披露したことがある。そして、鍵盤楽器の練習に付き合って異国の楽曲を教えてやったこともある。
『白昼の牧歌』もそんな異国の楽曲の一つ。私はククルの鍵盤楽器を弾く技術はないが、メロディを彼女に披露したところ鍵盤楽器で見事に伴奏を再現してみせた過去がある。ククルの楽器の才能はそれなりに高い。
鍵盤からゆるやかな旋律が紡がれる。それに乗せて、私は魔法の声を響かせた。
白昼の牧歌。この歌は、私が生まれた遊牧民族に伝わるものだ。『庭師』の冒険時代、出身部族を見つけた私はしばらくの間そこに留まり、多くの文化を学んだ。
「広く緑、遠く青、輝く白に羊たち。眠る猫、駆ける犬、いななく馬に来る夕暮れ」
草原で過ごす遊牧民の一日を語る歌だ。
ただ、歌詞はこの国で使われている言語ではない。せっかくの異国風景だが子供達にはそれを想像することができないだろう。
訳詞の才はないので異国の言葉での歌唱だ。まあ、この国のものとは違う旋律に浸って貰えさえすればいい。
ちなみに羊も猫も犬も馬もこの世界にはいない。近い動物を思考の日本語訳に当てているだけで、実際はこの世界独自の動物の固有名詞を使って歌っている。
歌が終わり、伴奏が終わる。
子供達は皆笑顔で最後まで聞いてくれていた。
歌い終わった私に、子供達が飛びついてくる。
「ねーねーなんて歌ってたの?」
「わたしもうたいたい!」
「なんだか不思議ー」
みんなめんこいのう。
◆◇◆◇◆
とある古い国を支配する帝の正妃には、多くの女官が付き従っていた。
帝の権力は強く、正妃はまさに国の象徴と呼べる高貴な存在であり、身の回りの世話から遊びの相手まで生活の全てを、侍る女官達が助けていた。
冬のある日、炭火の周りに集まり談話をかわす女官達に、正妃は不意に問いを投げかけた。
「香炉峰の雪はいかに?」
謎の問いかけに首をひねる女官達。
そんな女官達の中から一人、年若い侍女が立ち上がった。
その女官は無言で雪よけのすだれを巻き上げる。すだれの向こうには中庭に降り積もった雪景色があった。
その国の近隣国には、「香炉峰の雪はすだれをかかげて見る」という逸話があった。正妃は女官の教養を試したのだ。
正妃は見事な解答をした女官に満足して笑い、他の女官達も「そういう逸話の知識はあり詩に使うことはあったが、このように行動で示すとは思いもよりませんでした」と褒め称えた。
この女官こそ前世日本の古い偉人、清少納言である。
高貴な者に付き従う侍女は、その地位に見合った教養を要求される。
貴族にとっては、豪華な服を着飾ることよりも、きらびやかな装飾品を身に纏うことよりも、優秀な従者を持つことが重要なステータスとなるのである。
王城付き侍女ともなれば、貴族の子女達の中でも特に優れた者がなるとされている。
花嫁修業の先として王城付き侍女の仕事が選ばれるのは、それだけの理由がある。つまり、王城に放り込まれ女官達に揉まれれば、どんなおてんばガールでも、強制的に優秀な貴人に変えられるというシステムがあるのだ。
侯爵の陰謀で――いや、はからいで私の奉公先が王城になったとき、私が躊躇したのもそういった実状があるからだ。
人格矯正プログラムにかけられるのが怖いとかではなく、単純に、『庭師』をやってきた自由人の私に高い教養を求められて、それに応えられるか不安だったのだ。
そんないまいち微妙な心構えで侍女生活を始めること一週間と週半ば。私の思いは変わっていた。
別に良いではないか、貴族でなくとも。『庭師』出身という特殊な経歴はむしろ活かせるのではないか。
貴族の侍女が教養を持つとはいっても、それはこの国の閉じた知識。一方私は、木の形をしたこの世界の根本からてっぺんまで、全て回りきったグローバル自由人。外に出ねば得られない変わった教養を身につけていると思えばいいのだ。
そんな思いで歌った牧歌は、女の子達に好評だった。
「もっとうたってー」
「うたってー」
「歌って歌ってー」
やまないアンコールの声。他の侍女が面倒を見ていた子達も、いつの間にか私達の周りに集まってきている。
嫌いじゃない、こういうの。
こうまで純粋にせがまれては、ちょっと本気で喜ばせたくなる。
「では、もう一曲」
さっと私は観劇の役者が取るような礼をする。
「どの曲にしますの?」
鍵盤の前に座るククルがそう訊ねてくる。彼女の持つレパートリーは広い。
だが、今回は伴奏をククルに頼るつもりはなかった。
「次はククルも演奏せずに聞いていてください。――秘技を使う」
「まあ! まさかあれを」
私の言葉を聞いたククルの表情がぱあっと明るくなる。
秘技を使う。そう、剛力魔人百八の秘技が一つ、人力DTM!
――【和音】魔法発動。
音の魔法を奏でる。響く音は声ではない。それは楽器の音。
この世界に存在しない楽器、ピアノの音色だ。
静かなピアノの前奏が終わり、そこから私は音の魔法を一気に解放した。
ヴァイオリンの音。
サックスの音。
ドラムセットの音。
エレキギターの音。
シンセサイザーの電子音。
私は声を出すのに音の魔法を使っている。空気を振るわせて人の声を再現する。そこに声帯という肉体の縛りはない。
つまりは、魔法を使えばどんな音だって再現できるのだ。
これぞ、私が編み出した究極の宴会芸だ。
複数の声色を重ねれば、どんな名うての吟遊詩人にも真似できない一人歌劇が実現する。
託児所の女の子達、そして世話役の侍女達の視線が私一人に集まる。
誰もが驚いていることだろう。当然だ。人を驚かせるために作った宴会芸の秘技だ。
日常的に声の代わりに音の魔法を使っている私だからこそできる大魔法である。
複数の楽器の音が重なる演奏に、私は歌声の音を追加した。
今度はこの国の言葉で歌う。幼い子供達にもわかるように。
紡ぐのは、建国史。未来の貴族達のために、この国の叙事詩を歌う。
「世界樹は月に根付き枝葉を伸ばす。若き枝の原初の大陸に命が実った。さあ、大いなる国の誕生を謳いましょう」
◆◇◆◇◆
枝の大陸に一人の少年がいた。命を見通す魔眼を持つ少年はクーレンと呼ばれた。
クーレンは石の鎌を使い薬草を刈り取って生活していた。
ある日、クーレンは傷つき倒れる天使を見つけた。クーレンは薬草をあたえ天使を己の家で休ませた。
傷を癒した天使はクーレンを恩ある人と呼び、恩を返すまでこの地に留まると彼に伝えた。
クーレンの周りの人々は、珍しい天使を見に彼の家を次々に訪れた。
天使は美しかった。その美貌に男も女も魅了された。天使の噂は広く知れ渡り、クーレンの周りには多くの人々が集まるようになった。
人々は天使をめぐって争うようになるが、クーレンが割って入りこれを静めた。
天使の美しさとクーレンの人望に、人々はいつからかまとまるようになった。若い枝の大陸に国らしきものが生まれようとしていた。
だがあるとき、人々に向かって天使が語った。クーレンは自分を独占しようと企んでいる。木の枝で組んだ籠の中に閉じ込めようとしている。
人々は激昂し、クーレンを大陸の外に追い出した。
クーレンは激怒した。自分は一度も天使を囲おうとしたことはないと。だが人々は彼の言葉を聞かず、代わりに刃を向けてきた。
刃を向けてきた人々をクーレンはくびり殺した。それでも彼の怒りは収まらず、数少ない自分に付き従ってきた者達を率い、大陸に攻め入った。
大陸の人々は、クーレンが天使を奪いに来たと驚き、天使を守るように彼を迎え撃った。
万の人々と百のクーレンとその仲間達。クーレン達は強く、大陸の人々は次々と殺され首を刈り取られた。
戦いは続き、首を刈り取られた死体が地を埋めた。
クーレンの石の鎌は万の戦いに耐えきれず壊れたが、彼は死体の骨を使い新たな鎌を作った。
クーレン達が歩んだ後には、死体が積み重なって肉の道となった。
やがてクーレンは天使のもとへと辿り着く。
天使は語った。己は何も言っていないと。人々が勘違いをして勝手にクーレンを追い出したのだと。
だが、万の人々の死を見たクーレンの魔眼は、天使の嘘を見抜き、天使の本当の姿を暴いた。
天使は悪魔であった。クーレンは骨の鎌を振り上げ、悪魔の首を刈り取った。悪魔の首からは火の血が止めどなく溢れ出した。
大地を燃やさんとする悪魔の死体をクーレンは高い山の上に埋めた。さらに美しい悪魔の頭を泉に捨てようとするが、生き残った人々が泣いて捨てぬよう懇願するので、クーレンは慈悲の心で悪魔の頭を木の枝で組んだ籠の中に入れ、誰の目にも触れないようこれを隠した。
万の人々を失い大陸は荒れるが、クーレンはこれを静め、国を作り上げた。
戦いで首を刈り取られ死んだ人々は、一箇所に集められ大地に返された。生き残った人々はこの地をクーレンバレンと呼ぶようになり、クーレンはクーレンバレンの上に城を建て王となった。
◆◇◆◇◆
「王は願った。人の命を刈り取る時がもう訪れないように。全ての人々が共に生きられるように。さあ、大いなる国アルイブキラの誕生を讃えましょう」
叙事詩が終わる。それに続くように溢れる音の波をゆっくりと静めていく。
これは古い建国の歌だ。現代の歴史書にも残されていない、喪失した歴史である。
私が『庭師』だったころ、この国の王子――現在の国王と共に王家の遺跡から発掘した、幻の叙事詩だ。
作詞、昔の偉い人。
作曲、当時の王子。
編曲、私と人力DTMパワー。
満足した。久々に披露した音の剛力魔人百八の秘技の結果を確かめるため、私は周囲に視線を向けた。
みな呆然とした顔をしていた。先ほど歌ったときのような感激の反応がない。
あれ、あまりにも演出が壮大すぎて女の子達の歳じゃついてこれなかったか。
いや、そうでもない。感動に震えて目にうっすらと涙を浮かべている子もいる。
「ふえ……」
感動の涙を浮かべている一人の女の子がふと声を発した。
「ふえええええええええん!」
あれ!? 泣いた!?
「おはか、おはかー!」
んん!?
どういうことだ。
「うああああああん!」
女の子に釣られるように、他の子達も連鎖して泣き出し始めた。
なんだこれは。
と、後ろから誰かが私の肩を叩いた。振り返ると、そこには顔から表情をなくしたククルの姿が。
「キリンお姉様」
「なあ、なぜこの子達は泣いているんだ」
「最悪です」
ホワイ!?
「お姉様、クーレンバレンの城はいかに?」
「いや、急になんだククル」
「お姉様、クーレンバレンの城の下には何がありますか」
うん? ああ、叙事詩のことか。
「首無し死体が集められているな」
「お姉様、ここはどこでしょう」
「託児所だろう」
あ、痛い。ククル爪を肩で立てるな。
「ここはクーレンバレン城ですよお姉様」
「それがどうかしたのか」
「……んもう! 山のような死体の上に今居るのですよって歌ですのよ今のは!」
……ああー、なるほど。
そこか。そこに注目するのか。
そうだな。天使は悪魔ではなかったのではとか、王は最初から天使を囲おうとしていたのではとか、そんな歴史浪漫をこの歳の子供達が感じるはずがないのだ。
小さな子供からすれば、この叙事詩は数万人の人間が首を刈られて殺されたサイコホラーだ。
『庭師』のころは人の死に慣れすぎて頭から飛んでいたが、貴族の小さな子女達にとって首刈り戦争は泣き叫ぶほど恐ろしい話なのだ。
「今夜眠れなかったらキリンお姉様のせいですからね。カヤに代わっていただいて一緒に寝て貰います」
「……いや、ククルの場合、昔からこういう武勇の話をせがんでいただろう。今更恐れるものか」
というか昔のククルを相手しているときの感覚でいたため、女の子相手に戦いの歌などを歌ってしまった。
「んもう! 私だって怪談は怖いですのよ!」
怪談? 首刈り惨殺ではなく怪談的な要素でみんな泣いているのか?
ククルが先ほど言ったことそのままの意味で、死体の上に築かれた城にいるのが怖いということか。夜眠れないのは幽霊が怖いとでも言うのだろうか。
魂の仕組みは魔法的に太古の昔に解明済みで、彷徨う幽霊なんて完全な迷信となっている世界なのに、幽霊が怖いのか。
うむん。安定生活見習いの私と、平和な世界で生きる人との感覚のずれはここまで大きいのか。
「しかし、『庭師』の志望の子供達には人気の歌なのだがなあ……」
「おーねーえーさーまー! 相手は女の子ですよ! もう、今日の研修は落第点です! ほら、泣いてる子をあやして!」
落第点か……。
クーレンバレンの城はいかに?
その問いに無言で正しい答えを示せるようにならないと、一人前の侍女とは言えないか。
いや、清少納言のやり方だと、現場がスプラッターになってしまうから駄目だ。
と、うわ。泣いた子が抱きついてきた。
「ほ、ほうら泣かない泣かない。単なる歌ですからねー。怖くないですよってああ鼻水つけないでください」
子供は可愛いけど、同じ目線に立ってものを見るのは難しいというのが今回の教訓だろうか。
永遠の子供ボディなのに子供心がわかっていないと思い知らされたようでショックだ。
ああ、おもらししてる子が! そこまで首刈り王城怖くないよ!




