前へ目次 次へ 3/4 自由の身…? ーーオギャーオギャー んッ、まぶしい… 「アリシアちゃーん、どうきたんでちゅかー?」 女神のように優しい声で母であるイレイナが話しかけてき、思わず手を伸ばそうとした。 ーーッ、あれ手が動く… 手が自由に動く。足も頭も全部体が動く! なんで、動くの…? アリシアのピンクと紫の混じった大きな瞳から涙がこぼれた。 「あらら、アリシアお腹がすいたの?」 乳母がミルクを口元まで運んでくれ、それを飲むと私は改めてもう自由の身ということを実感した。