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断罪…
そして、今私は主人公である聖女ユリーナをいじめた罪で処刑される。
ちなみにこれで処刑は100回目だ。
「おい…処刑台に上がれ」
このゲームの攻略対象である第1王子アルベルトが迫るような低い声でそう言った。
コツッコツッーーーーーーー
静まり返った場でアリシアの処刑台に向かう足音だけが響いた。
「悪女アリシアッ!ここに首をはめろ!最後に言い残すことはあるか……?」
「フッ自分のしてきたことに後悔などまったくありませんわ!むしろ歴史に名を残せて光栄だわ。」
「アリシアッ!お前という奴はこの期に及んでまったく反省していないのだな。酷く軽蔑した…」
…私だって本当はこんなこと言いたくないのに!
言わされてるだけなのに!
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい!
アリシアの思考とは裏腹に処刑は残酷に執行された。
101回目の人生では少しでも良い人生が送れますように…ユリーナさん、ごめんね
ーーそうアリシアは願った




