連載に間違えて投稿しました すいません
ネットに好きな人がいた
オンラインゲームで知り合う
少しずつ仲良くなりゲームで会うと
お互いの愚痴や面白かった話なんかをずっと話してゲームはしないで
何時間もチャットしてた
クリスマスやお正月なんかは文字で
カンパーイ
かんぱーい
と、言い合いモニター前で
お酒を飲もう!と言われたので飲めないミニ缶のビールを飲んでた
今考えると恥ずかしい
でもあの時は一人だったから楽しかった思い出しかない
人見知りの自分には文字だけの
会話がすごく楽でストレスなく
話せてた
ログインして会うと
ただいまー
おかえりー
この挨拶だけで毎回ドキドキしてた
1年以上過ぎた頃には
お互いの名前や住所を少しずつ
教え合って最後は顔写真の交換
ここで嫌われると思ったけど
無事にクリアー
相手は少し歳上で髪のながい
お姉さんタイプの普通の女性だった
それでも会うまでの勇気がなく
毎日電話で話してるのに会わないなんてわからない!
と、よく怒られてた
会うって約束してから半年くらいしてやっと覚悟が決まり初めて会った
駅で待ってる時が一番緊張して
到着時間が迫ると心臓がバクバクして
帰りたくなった
会うとなんてことないいつもと
同じ感じで話して打ち解けた
一緒にご飯行ったり映画行ったり
楽しかった
嬉しかったのは仲良くなる前にチャットでもし彼女が出来たら何をしたいかって話になって
好きな人と動物園行ってみたい
彼女の作ったお弁当を食べてみたい
って事を覚えていてくれてそれをすぐに叶えてくれた
会って二日目いきなり朝に
動物園行こうか!
って言われた時は覚えてくれてたんだって感激した
そんな幸せも一年も持たなかった
何度目か会った時に些細な喧嘩をした
今でも覚えてないくらい何で怒ってたのが思い出せない
ただ、覚えてるのが喧嘩するのは
嫌だったからとにかく謝った
そしたら
何でもかんでも謝らないで!
間違ってないなら謝らないで!
いや、数カ月に一度しか会えないから
喧嘩なんかしたくないよ
たぶん自分の優柔不断な言動や行動が原因だったと思う
そこから亀裂が入りだした
ボイチャしながらゲームしてると
彼女のボイチャから怒鳴り声が聞こえてくる
何時までゲームしてるの?!
いい加減にしなさい!
彼女のお母さんが叫んでいた
当たり前だ
いい大人が明日も仕事があるのに
0時過ぎてもゲームしてたら怒るのは
当然の事
次の日にメールで話し合う
ゲームの時間を少し減らそうか
と、提案の自分
仕事のストレス解消するためにゲームを楽しんでる彼女
自分の本音は彼女のお母さんに嫌われてると、この先大変だからゲームを減らしたかった
お母さんのご機嫌を取りたかった
この判断が間違ってた
メールで
もう、いい!
返事がきた
夜にボイチャしてもお通夜状態
我慢できずにまた明日ねって
落ちた
この判断も間違ってた
話し合わずに逃げたと思われた
自分は冷静になって考えをまとめて
話し合うつもりだった
0時過ぎに電話が鳴った
もう、無理だから
この一言で終わった
想いを断ち切るまで三年は苦しんだ
未練がましく何度も何度も
メールや電話した
無理なのわかっているのにね
だから夜中の電話の着信は苦手だ
夜中の1時すぎあの子からの
電話が鳴った
ごめん、仕事やめるけん
あの子は泣きながら話してた