二つ名
お昼ご飯を食べ終わり、ログインした。
そろそろ同じ敵に飽きた頃、油断していた時、一つのスライムが現れた。
ホーンが蹴っても蹴っても倒れない。
鑑定すると、どうやら物理攻撃半減というスキルを持っているようだ。
しかも討伐時、経験値50000というスキルも持っていた。
ホーンに魔法を使うように言う。
魔法を使ったら、あっさりと倒せた。
そして、50000の経験値を手にし、ホーンのレベルが1戦で40まで上がった。
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ステータス
名前 『ホーン』
種族 魔法兎Lv40(合計レベル100)(兎系統モンスター限界レベル100/100)
HP1340→1740
MP1380→1780
筋力1010→1410
体力1002→1402
耐久982→1382
敏捷978→1378
器用1300→1700
魔力1340→1740
スキル:体当たりLv10→突進Lv1(New!) 低級魔法・全Lv9→中級魔法・全Lv1(New!!) 体術Lv10 →中級体術Lv1(New!!)蹴り術Lv9 跳躍Lv9→空歩Lv1(New!!) 咆哮Lv7 威圧Lv7
適用中称号:最初のサブ職業I解放者(効果:レベルアップ 時、全ステータス+2)
最初のサブ職業Ⅱ解放者(効果:レベルアップ 時、全ステータス+2)
最初の複合職業解放者 (効果:全ステータス2倍、レベルアップ時、ステータス上昇値2倍)
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隠し要素1:進化可能回数を5回残す...............................................レベルリセット1
(現ステータス の100分の1を初期値に追加)
隠し要素2:進化可能回数を9回残す..................................................レベルリセット2
(現ステータスの10分の1を初期値に追加、スキルを5つまで引継ぎ可能)
隠し要素3:進化可能回数を1つも消費しないで、種族限界まで到達する...........................転生(初回)転生進化(2回目以降任意で種族合成)
どちらも、現ステータスの100分の1を引き継ぎ、スキルを現スキルレベルのまま全部引き継ぎ可能
と、アナウンスが流れた。
スキルを引き継ぐなら、転生。
ステータスを多めにしたいなら、レベルリセット2。
んー。これは、普通のテイムモンスターだったら、100分の1はきついかも。
だって、普通は1レベルアップ につき、全ステータス +1だからなー。
俺は称号の効果で、1レベルアップ につき、全ステータス +2になるからなー。
俺は転生を選んだ。
すると、色々表示された。
どうやら、種族限界に到達した種族でも、1回別種族を選んだ後なら、もういちど選べるらしい。
転生後種族候補
スライム.................最弱の種族だが、最強になりうる。進化ルートが無数にある。
習得スキル:物理攻撃ダメージ10分の1軽減
ゴブリン................最弱の種族。だが、器用が高く、生産や武器、魔法なども使える器用貧乏。
知能が高いか、教える人などがいれば強くなる可能性を秘めている。
習得スキル:器用貧乏 全武器使用可能(弱)
この2つだ。
ちなみに、スキル説明だが、スライムの方は例えば、100のダメージなら、10分の1引いて、90ダメージである。
この間戦ったスライムは物理攻撃半減とあった。そこまで育てられれば、強くなれるだろう。
問題は、蹴り術とかが、使えるかだ。スライムって、足あるのか?
でもやっぱり物理攻撃ダメージを減らすのはいい。
よし、決めた。
『種族:魔法ウサギ 個体名:ホーンが、種族:スライムに転生します。』
『ステータスの100分の1を加算。称号を1時的に剥奪。進化後に称号は戻ります。』
え?それやばくない?
称号で2倍になって、1000を超えたステータス を加算してから称号をつけたら、やばいことになるよ?
『転生が完了しました。』
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ステータス
名前:ホーン
種族:スライムLv1(転生合計レベル101)(種族限界1/100)
HP1740→(+17.4)→(+17) 20(初期値)→37(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→74(称号効果:ステータス2倍)
MP1780→(+17.8)→(+18) 20(初期値)→38(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→76(称号効果:ステータス2倍)
筋力1410→(+14.1)→(+14) 10(初期値)→24(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→48(称号効果:ステータス2倍)
体力1402→(+14.02)→(+14) 10(初期値)→24(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→48(称号効果:ステータス2倍)
耐久1382→(+13.82)→(+14) 10(初期値)→24(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→48(称号効果:ステータス2倍)
敏捷1378→(+13.78)→(+14) 10(初期値)→24(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→48(称号効果:ステータス2倍)
器用1700→(+17)→(+17) 10(初期値)→27(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→54(称号効果:ステータス2倍)
魔力1740→(+17.4)→(+17) 10(初期値)→27(種族:兎 時の引き継ぎ1/100)→54(称号効果:ステータス2倍)
スキル:体当たりLv10→突進Lv1(New!) 低級魔法・全Lv10→中級魔法・全Lv1(New!!) 体術Lv10 →中級体術Lv1(New!!)蹴り術Lv9 跳躍Lv10→空歩Lv1(New!!) 咆哮Lv7 威圧Lv7
物理攻撃ダメージ1/10減少
適用中称号:最初のサブ職業I解放者(効果:レベルアップ 時、全ステータス+2)
最初のサブ職業Ⅱ解放者(効果:レベルアップ 時、全ステータス+2)
最初の複合職業解放者 (効果:全ステータス2倍、レベルアップ時、ステータス上昇値2倍)
称号:最初の種族転生者(効果:レベルアップ時、全ステータス +2)
最初の種族頂点(兎)(効果:レベルアップ時、全ステータス +3)
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これは強い。しかもレベルアップ 時に今までは10だったけど、今回は20だ。
もう少し狩りをしようと思ったが、タクから、『おーい。今どこにいるー?初心者エリア空いたから行こうぜー。』
と、メッセージが入ったので一度戻........................らずにこっちに誘う。
『レアモンスターの回復スライムと激レアモンスターの合成スライムしか出ない森見つけたからこいよ。
あと、たまに魔法で1撃で倒せるのに討伐時経験値50000とかいうのも出るからこっちこいよ。』
『あと、俺今レア以上ドロップ確定だから。』
メッセージを送った後、気づいた。
『兎倒してゲットするアイテムがないと来れないから、まず兎狩りな。』
とメッセージを送った後、初心者フィールドに向かう。
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『うおっ。零お前どこから出てきてるんだよ。空に謎の魔法陣が現れた時はイベントかと思ったぜ。』
『ウサギの国だけど?兵士長権限で移動装置使った。』
『は?』
タクは納得していないようだ。
すると、
『んだよ‼︎クソが!スライムのくせになんで倒れねえんだよ。』
と、少しイライラしている少年がスライムに切り掛かっていた。
『GAOOOOOOOOOO!!!!!』
『んだよ、動かねえなあ!!』
もしかして、こいつが戦ってるスライムって。
『おい!やめろ。それは俺のだ。』
『は?俺が先に戦ってたんだけど。もういい。GMコールするわ。』
俺はカッとなり、
『それはこっちのセリフだ!!』
と、GMコールを押した。
『もしもし、運営ですか?なんか人のテイムモンスターを切ったりして、ダメージを与えたあげく、GMコールするとかいってるプレイヤーがいるのですが。』
といった。
すると、運営は
『ログを確認します。』
といい、確認を始めた。
そこへ、さっきの少年が殴ってきた。
『この野郎!!』俺はイライラしたが、いい仕返しを思いついた。
そこへ丁度運営がつながった。
『ログを確認しました。テイムモンスターに攻撃をしたことを確認しました。スライムにしか見えないので次やったら、レッドネーム又はアカウント消去します。』
『もう1つあるんですけど。今ログを確認してるときに殴られてHPが減りました。これはPKじゃないですか?』
『確認中』
『てめえ!!』
俺はさらに剣で切られた。
3秒に一回HPが全回復するので、証拠動画をとり、
『人のテイムモンスター殴ったあげく切り掛かってくるPKみつけた』というタイトルで流した。
『てめえ、レベル1のくせに生意気な!!決闘だ。』
と言われたので、運営に決闘はセーフなことを確認し、
『てめえなあ、さっきからうるせえんだよ、殴ったり切ったり。てめえが死ねよ』
と怒りに任せて言葉を言う
少年が攻撃をする。
少年は両手剣使いのようだ。
くらええ。
と少年は叫びながら向かってくる。
しかし、1撃で俺のHPを削りきれなかった時点でお前の負けだ。大剣は攻撃に5秒はかかる。
3秒でHPが回復する。ストックが少し減っただけだ。
連撃 追撃 物理魔法:遠距離物理
4連撃の蹴りが炸裂する。
そして、吹っ飛ばされた先には..........................『くらええ 無属性弾・不動 爆魔法起動』
ちゅどおんと爆発し、HPが残り半分をきる。
そして向かってくる先に、炎聖剣エクスカリバーの火炎放射で火炙りにする。
相手のHPが0になった。
その後、運営が
『ログを確認しました。アカウントを削除します。』
そして、消滅していく少年。
このゲームは1人1アカウントまで。彼は二度とログインできないだろう。
その後、配信中なのを忘れ、二つ名がついた。『憤怒の断罪者』と。
気を取り直して、狩りをするぞ!