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生産職なのに最強トッププレイヤー!?  作者: りんごアップル
4/14

サブ職業

タクと一緒にレベル上げに行く。


今日からサービス開始なのでタクもLv1である。


『そういえば、タクの職業って何?』


『俺か?俺は剣士だ。』


『ちなみに、レイジお前は?』


『生産職なのか戦闘職なのかわからない職業。』


『何それ?ステータス見せてみ?』


---------------------------------------------------------------------------------


ステータス


名前:零


職業:生産剣士Lv1


種族:人間Lv1


HP26

MP21

筋力52(15+10)

攻撃 55(40+15)

体力21

耐久21(+15+50)

俊敏29

器用100+(15+50+10)

魔力21+(50)

攻撃力(剣):3684{(77+175+55)×1200%}

攻撃力(蹴):3530{(77+175+55)×1150%}

剣術Lv50 中級剣術Lv13 鍛冶Lv40 料理Lv35 生産Lv38 生産剣術Lv24 器用強化Lv50 器用中強化Lv1

    器用上昇値upLv1 蹴り術Lv10 肉体強化Lv1 筋力強化Lv1 無属性魔術Lv1 属性付与Lv1 生産蹴り術Lv1


『これ、レベル1のステータスじゃないぞ。つーか生産剣士って、どっちだろう。』



『だろ。生産なのか剣士なのかさ、わからんから生産系戦闘職ってことにした。』


タクも納得したようだ。


そして、初心者フィールドで狩りを.................................できなかった。


サービス初日なだけあって、混んでる。


適正レベル1〜3は全て埋まっていた。


よって、1時間ほど模擬戦でスキルレベルを上げ、そこから適正レベル4以上のところに行くことになった。


『戦闘開始』とウィンドウが表示される。


タクが剣で切り掛かってくる。


俺は、無属性魔術Lv1『マジックボールLv1』を発射する。


が、弱い。属性がないから弱い。


ん?『属性』がない?



『マジックボール!属性付与。』


『属性 火・風・斬・打』


『ファイアーボール的な何か弾!!』


ちなみに、零のネーミングセンスは壊滅的である。



『こんな物、切ってやる。』


タクが剣で魔法を切ろうとする。


狙い通りだ。



ギイイイイイイン


剣と剣がぶつかったような音がし、打撃属性の風がふく。


HPがなくなったタクはこっちに迫り、


『今の、なんだよ。』


と言う。


『無属性魔術に、属性付与で火・斬と風・打の属性を付与しただけだけど。』


『なんで、そんなことを?』


タクはきく。


『剣士などは物理に強く、魔法に弱い。魔法使いは、魔法に強く、物理に弱い。だから、物理と魔法が合わさったこれは最強。俺は世界の法則を壊す者。法則破壊者ルール・デストロイヤーとでも呼ぶがいい。』


実は、昨日厨二病を発症した零であった。


そこから30秒。


急に我に帰った零はログアウトした。


5分後。


タクから同情された。


気を取り直して、魔法の練習をしよう。



マジックボール・2連。


後ろのマジックボールに属性 衝・爆  前のマジックボールに 斬・打・刺・衝・跳を付与。


後ろのマジックボールが爆発し、衝撃波でマジックボールが勢いよく進み、飛び跳ねながら、切ったり刺したりして、進む。


『一定の行動により、物理魔法Lv1・爆発魔法Lv1を取得しました。』


スキル:物理魔法.............魔法系のスキルに物理属性が乗るようになる。

            Lv1で使えるのは、迷彩魔法弾・不動 遠距離物理


迷彩魔法弾・不動........................絶対に見えない魔法の弾を出す。動かない。


遠距離物理.............................近距離攻撃が飛ぶようになる。一応は魔法扱い。

              ただし射程は 攻撃に対応するスキルレベル+このスキルのレベル÷2。



これはすごいぞ。


タクをもう一度模擬戦に誘う。


今回は、迷彩魔法弾は使わないと約束し、俺は蹴りのみで戦う。


タクが剣で連続攻撃を繰り出す。


俺は蹴りを繰り出す。


剣が当たる前に蹴りを加えて軌道を逸らす。


『スキル:蹴り術Lv15になりました。追撃の技を覚えました。』


『スキル:生産蹴り術Lv5になりました。』


『スキル:剣術Lv 51になりました。』


『スキル:中級剣術Lv28になりました。』


剣を躱しながら蹴りを加える。


『スキル:回避Lv1を獲得しました。』


『スキル:カウンターLv1を取得しました。』



たくさんのアナウンスが鳴り響く。


こちらの蹴りが上がるように、向こうも剣術が上がったらしい。


蹴りを加えると、俺は確かに1撃しか蹴ってないのに、なぜか二回当たる。


そして、剣と蹴りで戦い続けて1時間。


いつの間にか、多くのプレイヤーとNPCがこちらを見ていた。


『なあ、あれ凄くね?』とか、『ほほう、なかなかやるな。』などの声が聞こえる。


蹴り術はLv42。生産蹴り術は38。追撃はLv1のままだ。


お互いの残りのHPはお互い10。


最後の攻撃をする。


その瞬間。


『追撃がLv2になりました。』


そのアナウンスと共に、攻撃が3つになり、タクに直撃する。


タクも2つの攻撃だと思っており、直撃。


俺の勝ちである。


模擬戦で減ったHP,MPは終了後に全回復する。


フィールドに行ってみると、まだまだ混んでいる。それどころか、一部のレベルが上がったプレイヤーがレベル4などの場所にいるため、さっきより混んでいる。


しょうがないので、街をブラブラ探索することにした。


すると、謎の老人が話しかけてきた。


その老人は、達人のような見た目をしている。


謎の老人を一旦、達人と心の中で呼ぶことにした。


その達人は、


『先ほどの戦い、見事じゃった。ほう。お主、生産系スキルと戦闘系スキルを持っておるな。どうじゃ。わしの出す試練に合格したら、副職業を一つ選べる権利をやろう。』


------------------------------------------------------------------------------


隠しクエスト:達人の道I (このクエストは連携クエストです。)


内容:蹴り術Lvを10以上にする(完了)

   生産系スキルを3つ以上所持する(完了)

   追撃をLv2にする(完了)


クエスト報酬:サブ職業『生産闘士Lv1』

--------------------------------------------------------------------------------



『おお。試練を乗り越えたか。』


いや、今受けたところです。


『では、サブ職業を授けよう。』


『サブ職業:生産闘士Lv1を獲得しました。』


生産闘士.....................器用と耐久、筋力と敏捷、HPが上がりやすくなる。パッシブスキル:筋力強化Lv1取得。


-------------------------------------------------------------------------------------


ステータス


名前:零


メイン職業:生産剣士Lv1


サブ職業 :生産闘士Lv1


種族:人間Lv1


HP200

MP200

筋力100

体力80

耐久75

器用390

魔力200

敏捷100


スキル:剣術Lv52 中級剣術Lv20 鍛冶Lv40 料理Lv35 生産Lv38 生産剣術Lv30 器用強化Lv50 器用中強化Lv10

    器用上昇値upLv5 蹴り術Lv20 肉体強化Lv10 筋力強化Lv4 無属性魔術Lv1 属性付与Lv1 生産蹴り術Lv10


称号:最初のサブ職業Ⅰ解放者

-------------------------------------------------------------------------------------


最初のサブ職業解放者.................................レベルアップ時、全ステータス+2


※ちなみに、レベルアップ時のステータス加算は職業1つごとに+1種族一つごとに+1なので、

 零は、1(メイン職業)+1(サブ職業)+1(種族)+2(称号)=5である。


しかもまだLv1なので上昇がやばい。



そして、タクはログアウトしたが、タクのログアウトから10分ほどすると、すいてきたのでレベル上げをしようと思い、またさっきの謎の老人にあった。


隠しクエストⅡ 達人の試練


クエスト内容:物理魔法を所持(達成)

       無属性魔法を所持(達成)

       生産スキルのどれかがレベル20を超えている(達成)


クエスト報酬:サブ職業Ⅱ生産魔術師


『おお。生産剣術と生産蹴り術がLv20を超えているな。よし、複合職業を授けよう。これはメインでもサブでもない。複合職業はスキルの組み合わせで増えたり、さらに合体したりするぞ。』


『称号:最初の複合職業解放者を獲得しました。』


最初の複合職業解放者..........................ステータス2倍。レベルアップ時のステータス上昇値2倍。


------------------------------------------------------------------------------------

ステータス


名前:零


メイン職業:生産剣士Lv1


サブ職業Ⅰ :生産闘士Lv1


サブ職業Ⅱ :生産魔術師Lv1


複合職業  :生産剣闘士Lv1


種族:人間Lv1


HP200→400

MP200→400

筋力100→200

体力80→160

耐久75→150

器用390→780

魔力200→400

敏捷100→200


スキル:剣術Lv52 中級剣術Lv20 鍛冶Lv40 料理Lv35 生産Lv38 生産剣術Lv30 器用強化Lv50 器用中強化Lv10

    器用上昇値upLv5 蹴り術Lv20 肉体強化Lv10 筋力強化Lv4 無属性魔術Lv1 属性付与Lv1 生産蹴り術Lv10


称号:最初のサブ職業Ⅰ解放者


---------------------------------------------------------------------------------------


まだ、レベル1で良かったーと思う零であった。


少しだけ、タクに悪いなと思った。


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