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魔法少女は止められない

「うわうわ、本当に来てるよ」

「密子! 中から出てるくるよ!」

「お前魔法少女?」

「そうですけど.......」

「ふーんなんか弱そうだねっ!」

「密子!」

「キラキラロッドのスターシューテイング」

「へぇ少しはやるじゃん」

「お前みたいなのが魔王の後継者とか笑えるな」

「ガキは家に帰ってアニメでも見てな」

「僕の事馬鹿にしてるな!?」

「怒ったよ僕、君の事を骨も残らず消してあげるよ!」

「その前に闇落ちさせた魔法少女全部元に戻せや」

「嫌だね! あの子達はぜーんぶ魔法使いオークションで全部売っちゃったモーン!」

「.......ちょっとマリモお前離れてろ」

「うっうん、わかったよ密子」

「おい魔王の息子」

「なんだよ?なにか文句ある?」

「私はなぁお前に怒りを覚えているぞ」

「綺麗で純粋な少女達を闇で染め上げ、感情を失くしその上汚らしい大人達に売りやがった」

「てめぇのその人間性に腹が煮えくり返っているぜ!」

「ひいっ!」

「てめぇはなぁ! てめぇの親父みたいに楽しく戦わずに一方的にやってやるよ!」

「この僕が震えてる? なんでだ!」

「極大魔法、世界の終わり!」


闇と光の巨大な力が魔王の息子に襲いかかる!

密子の姿はもはや魔法少女というより、悪魔と言った方がいいかもしれない。だが彼女は見ず知らずの魔法少女のために怒りそして、彼女たちの敵をとったのだ。


「・・・・・・てめぇの敗因は」

「私の事を知らなかった、ただそれだけだ」

「ううっ強すぎぃ」

「.......まだ生きてたか、今楽にしてやるからな」

「ははっ君の方が魔王みたいじゃん」

「やめて! 密子!」

「君は魔法少女だ! 復讐に燃える醜い人間じゃない!」


「.......そうね」

「それに魔法少女たちはオークションで売られてないよ」

「そのガキは嘘までついて君を本気にさせたかったみたいだね」

「そういうことは早くいえ、やっぱしずめるか」

「やめてよ!」





数日後


「いやー! ありがとう!」

「お礼は?」

「魔法の国の永久パスポート」

「.......微妙」

「それとさー、密子また魔法少女やってくんない?」

「なんでよもう脅威はさったでしょ?」

「二回も世界を救った密子さんなら簡単な仕事ですよ」

「めんどくさい、私にも仕事があるのよ」

「いやー君じゃないと出来ない事なんだよねー」

「はぁ?」

「密子!!!!」


バリーンとガラスが割て男の子が入ってきた、

床に散らばるガラス、それを見て固まった密子に彼は飛びついた!


「何だこいつ説明しろマリモ」

「いやーそれが、この子が密子のこと偉く気に入っちゃつて」

「僕達でも手がつけられないんだよ」

「それ私に子守を任せたいってことじゃねーか!」

「お願いしますよ密子さん!」

「私は便利屋じゃないっての」

「密子密子! また戦おうよー!」

「....魔法少女を辞めさて」

「魔法少女は止められない、僕達の仕事がある限り.......」

「ふざけんな! 誰か私の代わりになってくれえええええええ!」


~完~

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