ダイエットしましょうか
「あーつまんない!!!」
「みーんな弱いしみーんなつまんない」
「魔法少女って、こんな弱いのかよ」
「パパを倒したやつの仲間なのにこんな弱いなんてつまんないね」
「早くパパを倒した奴にあいたいな!」
「いいか、まりも私がなんで断ってるかわかる?」
「太ったから?」
「そうだ!」
「痩せろよ!」
「無理だな、私は何回もダイエットに挑戦したが全然痩せなかった。」
「どんなやつ試したのさ」
「リンゴダイエット、納豆ダイエット、豆腐ダイエット」
「運動は?」
「してない!」
「ドヤ顔して言うことじゃないよもう」
「痩せたら魔法少女でもなんでもやってやるわ」
「じゃあまず変身しようか」
「なぜ?」
「今の君の姿を収めるためさ」
それから地獄の毎日が始まった。朝から夜のご飯はまりものダイエット飯。当然ビールは抜き。
仕事のあいまにジョギングと縄飛び。
辛くなった時は、今の変身した姿を見てはやく痩せないといけないと思うことにした。
そして、3ヶ月たった。
「どうよ!このプロポーション!」
「めっちゃすごいよ!密子かつての密子だ!」
「頑張った甲斐があった」
「町で歩いてたら男から声掛けられた」
「密子これで魔法少女続られるね!」
「約束したからね、また魔法少女はじめますか。」
こうして私はまた魔法少女になった。