6月24日 記念日(1)
神谷 由紀と大原 翔希の記念すべき6か月!
なのに、ちょっとしたハプニングが・・・?
「ゆきぃ、まーだー?」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
今日は、翔希との6か月記念日。
昨日の夜からウキウキワクワク…
のはずだったのに…
—昨日の晩—
「あーぁ、明日でもう半年かぁ。はっやいなぁー
って、え?!もうこんな時間?!寝なきゃ!」
明日は、9時半に翔希が家に来るんだよね?
明日は何するんだろう?
あー、楽しみすぎて寝つけれないっっ
—今朝—
♪~♪~♪~♪~
「ん~…」
♪~♪~♪~♪~ピッ
「もしも~し、どーしたのぉ?」
『お前さぁ、ずっと家の前いるってメール送ってんだろうが
何してんだよ…?』
え…?
『お前、寝起きか…?時計今すぐ見ろ。』
やばい気がする。っていうかやばいね。
と思いながらも時計をおそるおそる確認。
「………10時…18分…?ですよねぇ?」
『そゆこと。』
「すいまっせぇぇぇぇん!!!
あ、あのコンビニとかで時間潰しといて!?お願いします!!」
『はいはい…』
翔希の深い溜息とともに電話が切れた。
んで、今に至る。って感じ…
あぁ~、なんで女子ってこんな準備に時間かかるの?!
って、自分が起きないのが悪いじゃんってやつだけどね。
「ごめん!翔希ー!寝坊したぁ。
怒って…るよね?」
「おぅ、待ちくたびれた。」
そういって、私の頬をつねってきた。
痛い…。
「いひゃい、いひゃい!
ほんっとごうぇんって!今日一日言うこと聞くから~
(いたい、いたい!ほんっとごめんって!以下省略)」
「ほんとだな?やぶるなよ!」
「う、うん…」
翔希とは高1のときに初めて隣の席になった人なんだけど
彼女の私が言うのも変だけどイケメン
ではない方だと思う。
頭も、普通で私より少しいいかな?ってくらいで運動神経も
標準男子ってなくらいだし。
簡単に言うと、『平凡』
取柄…?んーっとねぇ……
よく笑うことかな…?←
でもまぁ、そんな彼に惚れたのも告白したのも
私からなんだけどね。
それはそれは、去年の夏休みが始まる一週間前のこと…。
私、*ゅきだるま* の初投稿となる作品です(●´ω`●)
まだまだ未熟者ですが、読んでいただけたら
嬉しすぎてキュン氏にしちゃいそぅでございます( ;∀;)♥