老後人生は毎日が日曜日 そんな日が来るなんて思ってもいなかったよな?
振り返れば
定年退職して
あの頃は
まだまだ元気だったので
しばらくは
シルバー人材や
アルバイトで
またはボランティアで「仕事」めいた事もしてきましたが
そんな日々も
さすがに70才を超えるころになると
それらも次第にきつくなってきて
動き回るのが苦痛になってきましたね
体が音を上げてしまって
しごとができなくなりました
そして
いわゆる内臓系の老人病もできてきて
薬も飲むようになったしね
そうなると
自宅にいるしかありませんよね
テレビ見て
ボーッと過ごすしかありません。
趣味もないし
特技もないしね
起きて食べてテレビ見て
ごろ寝して
洗濯して
買い物に行くくらいで
一日が過ぎるのです
そんな日々が続くと
なんのために生きてんだろう?
これが老後人生なのか?
しだいに
心は鬱々として晴れません
仕方なく心療内科に行ってみてもらいました
そうして今は精神安定剤?をもう6か月も飲んでますが
効いたのかどうか
余り効果がないのか
よくわかりません
呑む以前とあまり心が変わらないのですから
一か月一回の診察日に
そのことを言ったのですが
「まあもう少しこの薬を続けてください」
と医者は言うだけでした
結局
薬で効果てきめんってないんでしょうね?
すこしは良くなった?だけでも
マシなんでしょうね?
もう6か月も薬のんでますが
まあどうなんでしょうか?
勝手にやめるのもこわいし
呑み続けるしかないんでしょうね?
今度の通院日に
医者に減薬か、やめるかはなしてみようと思ってはいます
飲んでも飲まなくても
状況が同じなら
呑まない方がいいでしょうからね。
かくして毎日が日曜日の
老後人生は
まだまだ続くのでしょうね
まあとはいえ
世の中には
病気で
マヒとか
痛みとか
ある病気の老人もいっぱいいますよね
動けない
車いす生活
痛みがある
マヒがある
見えない
聞こえない
そういう老人だっていっぱいいますからね
わたしはそうではないので
まあその点は幸福なのかもしれませんがね
上を見たらきりがない
下を見てもきりがない
自分の現状に満足して
あまり神経質にならずに生きてゆくしかありませんよね。
気にしすぎないこと
大雑把でいい
なるようになれ
明日は明日の風が吹く
いまが一番幸せ
それが老後人生の生き方の
「妙諦」なんでしょうね
終わりある
命の花の
開花する
日々の
心を良しとするのみ
成らば成れ
成らずば成らぬ
人生の
老後はゆるく
生きたが勝ちぞ




