5 ダンジョンへ挑戦!魔石やインゴットの錬成して、快適な自室と自分だけの闘技場と鍛冶の為の竈門を創る。
ダンジョンでの魔石とインゴット集め!錬成と魔法で快適な自室は、果たして完成するのか!?
3ヶ月後、俺の体力と魔法の習得は、桁違いな程成長していた。
一度読めば、魔法の習得は出来
剣術や武術 格闘技まで
スマホで見ただけで
達人レベルへと進化した。
そこで腕試しと経験値獲得の為、俺が意識不明にされたダンジョンヘ挑戦する事に決め
低位瞬間移動魔法で、
サグラダ・ファミリアの中にあるダンジョンへ転移してみれば、
ゴブリンの群れのど真ん中にイキナリ俺が現れた。
俺も驚いたか、ゴブリン共も
「ゴァ〜、クガゥ、ギィヤ〜」
と慌てふためきながら、
俺に襲いかかってきた。
冷静になれば、
俺は剣の技術は、
達人クラスのレベルにまで上がっているのだ。
その手にした剣で、
瞬時に技を繰り出しゴブリンの群れを、壊滅すると
小さな2センチ程度の魔石が、ゴブリン共の死体が消滅すると、
2つ現れた。
俺は、小さな2つの魔石を収納魔法に入れて、
「びっくりしたなぁ?
今度からは、瞬間移動魔法する時は安全地帯へと
転移しないと、
心臓に悪いな!」
と1人で反省した。
前へ進めば進むほどに、魔物のレベルは上がっていった。
大人の人間位の大きさの蜘蛛 2メートルを超すオーク
巨大な蛇や熊
1メートルはあるスズメ蜂の大群
骸骨の騎士
3メートル以上の蠍やカマキリ
フロアボスの部屋の前には、ヨダレを垂らしながら、
待ち構える5頭の狼達が立ち塞がった。
1番手強かったのは、やはりフロアボスの部屋を護る5頭の狼達だったが、
身体強化し俊敏性を上げた俺の敵ではなかった!
1番面倒だったのは、
巨大化したスズメ蜂の
大群だった。
次から次に、押し寄せるスズメ蜂を
ファイアーボールで焼き尽くしながら、
剣で近付くスズメ蜂を滅多斬した。
それだけ倒しても、
魔石の数とインゴットの数と大きさは
期待以上の品質ではなかった
フロアボス部屋には、入らなかった。
理由は、一般的に冒険者達はフロアボス部屋には、
10人前後のパーティが複数組で入り、
協力して攻略するらしいので………
ダンジョンに初挑戦の俺は、今夜はこれ位で良いだろう。
「暫くの間は、この地下一階で色々と試しておこう。」
そう呟き低位瞬間移動魔法で自室に転移して、
今夜の戦利品を収納魔法から出して確認したが、
快適な自室と闘技場の作製に
はまだまだ足りない。
暫くの間は、
辛抱強く地下一階層で魔石とインゴットの収集に励む事にした。
ソレから10日間、
ルシーシアとソフィーシア様に気取られ無い様に
過ごしながら、
基礎体力向上と魔法学で王国図書館にも通い。
夜はサグラダ・ファミリアのダンジョンで、
色々と実験と実戦を繰り返せば、錬成で快適な自室と闘技場を作り出せるだけの魔法石が貯まり、
今夜のダンジョン行きは無くなった!!
その日の夕食では、楽しみが顔に出ていたのであろう。
「トモルシードさん?
何か楽しい事でも有るの
かしら???」
とソフィーシア様からと突っ込まれた!
スッカリ忘れていたが、
ソフィーシア様は感が鋭いのだった。
「いえ別に大した事ではありませんよ。
ただ少し魔法学で面白い事があったので、
実験して観ようかと…考えていただけですょ。」
微笑みながら、そう答えた。
「ソレは面白そうですね。
ルシーシアと私にも教えて頂けませんか?」
やはりそう言う話の流れに成ったか。
俺は、まだ独り立ちできる少年とソフィーシア様に想われては成らない。
俺には、頼る配下さえ居ないのだから、
まぁ自分自身で決断し自由を優先したのだから……
「まだ実験もしていないので、
成功した場合御教えするというのでは、
駄目でしょうか???」
ソフィーシア様と俺を伺うルシーシアに軽く頭を下げて、お願いすれば
「まだ、ヒ・ミ・ツと言う事ですね~。
良いでしょう。
報告を楽しみにしていますよ!」
と、一応の理解はして頂いたが、何かの対策案を
考えて置かねばならなくなった。
自業自得なので、
しょうが無いが
ソフィーシア様には、少し注意しておいたほうが良さそうだと、
俺の感がそう告げていた。
何とか夕食会を乗り切り、自室で早速錬成に励んだ。
先ずは、小さな魔石を錬成で、
30センチ程度にして10個錬成し、
その1つを普通のドアへとした。
そのドアの内側に前の世界の福岡ドームをイメージした。闘技場を連結させて
ドーム内はインゴットで自動修復機能を付け加えた。
ドアを寝室の壁に取り付け
ドアの中に入れば、
俺のイメージ通りの闘技場が完成した。
つい嬉しくて、フフフッ
「次は、水廻りの設備だ!!!」
と色めきだった。
これが中々難問で、
先ずは土魔法で近くの山脈の地下水から
自室の地下深くまで地下水を通さなければ
話に成らない。
土魔法で、城の真下に大きな貯水池を作り
それを魔石で錬成し作り出し、
そこから山脈の地下水まで
土魔法で道を作り、
魔石で自動修復機能付きの水道管をつなげる。
そして、城の壁に水道管を通して俺の自室へと繋げた。
もう魔石も残り少ない。
残りのインゴットも多くは無かったので、
インゴットでシャワー室とトイレと排水管を設備して、
排水管の先に浄水施設をスマホで調べ
完備して近く河川に流れる様に設置して
最後の魔石で
右目用のブルー系のカラコンを錬成し
右目の眼帯を外し
左の瞳の色と違和感がない
カラコンを選び
その他のブルーのカラコンの色を統一した。
俺の魔力はほぼ全て無くなり、
気絶する様にベッドに倒れ込んだ。
次回 本気でダンジョン攻略に向かう。トモルシードは果たして最後迄攻略出来るのか?それとも身内の争いに巻き込まれるのか!?