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FIVECOUNT  作者: はるっち
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どうも皆様はるっちです

前書きを長く書くことがあまり好きではないので今回はこれまでにしておきますその分後書きはしっかりと書きます

「すいませーん、おまわりさんこっちです!こっちで男の人が女の子を脅してまーす!」


「なっ!?ちっ、」


男は舌を打ち鳴らした後走って去っていった


「大丈夫?」


俺は少女に近寄って話しかけた


「は、はい」


「その制服、御島学園の生徒?」


「そうです、今日入学式で」


「同じ1年か、でももう行かないと遅刻しちゃうよ?」


「え!?」


「あ、急がなくても今から行けばなんとか間に合うよ」


少女が走ろうとしたので歩いても間に合うことを伝えた、だって走って行ったらまだ時間ありましたなんてことになったら悪いじゃん?

そのまま俺は学校に向かって歩き出した

その後を追うように少女が歩き出す

少し歩くと少女が話しかけて来た・・・なんてことはなく俺達はそのまま学校に着いた


「え〜、この度は皆様ご入学おめでとうございます」


などという校長の挨拶を俺は気だるげに聞き流した・・・俺だけじゃないよね?世界中の男子生徒は少なくとも100人位はそうしてるよね?ね!?

入学式がそんなこんなで終わりクラス分けを校門近くの掲示板まで見に行く

普通は逆じゃね?とかいう疑問は取り敢えず無視して俺は自分のクラスに向かった


「とっ、確か俺はあの席か」


「なぁ、なぁ、あんた名前は?」


後ろの席に座った男子生徒が話しかけてきた

人に名前を聞くならまずは自分から名乗れ、なんて事を言うはずもなく


「俺は音坂俊介(おとさかしゅんすけ)


普通に答えた、だって入学早々痛い奴だと思われなくないじゃん?


「音坂俊介ね?俺は小原涼太(おはらりょうた)、涼太でいいぜ?」


「そうか、なら俺も俊介で」


「よろしくな、俊介」


「でさ、俊介お前、このクラスの女子誰が好みよ」


こいつさっきまでは爽やか顔してたのにいきなり顔が変わったぞ


「そうだな、俺は顔と中身を合わせて総合判断するから現状はまだ品定め中だな」


そう言ってクラスを見渡すと1人見たことのある少女が目に入った

あ、今朝の子だ、同じクラスになったのか


「そうか、それもそうだな」


「だろ?中身を知らずに手を出したら痛い目みるぞ?」


「はーい、席に着いて静かにして下さーい」


白い長髪の女性が声をかけた

ん?白い髪、日本人じゃないのか?


「うわ、しらがじゃん」


後ろの涼太が呟いた


「そこ!しらがってゆうな、はくはつといえ」


聞こえたらしく女性が反論する


「きょうから皆さんの担任になりました白沢杏子(しらさわきょうこ)です、因みに日本人です私の髪はアルビノなので両親揃って日本人です」


へぇ、アルビノって初めて見た


先生の自己紹介が終わった後はクラス全体でひと通り自己紹介をした

そのあとプリントが配られて解散となった


「なぁ、俊介」


「ん?」


「このあと暇?どっか遊びに行かね?」


「あ〜」


涼太からの誘いをどうしようか考える


「あ、あの!」


横から声がしてそっちを向くと今朝の少女が立っていた


「えっと、花辻菜乃花(はなつじなのか)さんだっけ?」


俺は自己紹介で聞いた名前を疑問形で口にだした


「はい、あの・・・今朝は助けて頂いたのにお礼も言わず」


「あ、いや、気にしないで」


「え、何?知り合い?」


「いや、知り合いって程じゃ」


頭にはてなを浮かべた涼太の質問を軽く否定する


「あの、もし良ければ一緒に帰りませんか?」


「あ、えっとその、」


「いいよ、その子と帰れよ」


なにを勘違いしたのか涼太がニヤニヤしている


「俺はまた今度でいいから」


そんなこんなで一緒に帰ることになった


「あの、改めて今朝はありがとうございました」


「いや、すごく困ってる顔してたから、ああいうの良くあるの?」


「はい」


「そっか、可愛いもんね」


「え!?」


「あっ!いや、その」


お互いにあたふたする

その後は気まずくなりなにも話さずに歩いた


「あ、私の家ここです」


そう言われ見てみるとうちと同じくらいの一軒家が建っていた

右隣にはとても見慣れた家が建っていた


「ん?あれ、隣・・・うちじゃない?」


「え?」


疑問形なのは状況の整理ができてなかったからだ

あれ?何でうちの隣なのに中学で見なかったんだ?


「そうなんですか!?私、この間引っ越して来たばかりなんです」


あぁ、そういえば数ヶ月前に隣が騒がしかったな


「そうなんだ」


じゃあ、と別れようとした時だった


「あの!」


「?」


「もし良ければ明日学校に一緒に行きませんか?」


「明日?家も隣だし別にいいけど」


「ほんとですか?なら明日呼びに行きますね」


「あぁ、うん」


「じゃあ、また」


「また明日!」


そう言って俺達はそれぞれ家に入っていった

ここまで読んで頂きありがとうございました

突然ですがこので私の悩みを書きたいと思います

私は普段このサイトに投稿する話を投稿しようとして考えるのではなく自分がこんな話があったら面白いだろうなと思った話を作ります。ですが毎回面白そうな展開ばかり考えつくのでその展開と展開の間が全然思いつかずいつも困ります(笑)

長くなりましたがこの物語はまだ続いて行きます次回の投稿はいつになるが分かりませんが次回も読んで頂ければ幸いです

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