表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6年前の夢の続きを見た  作者: NUTTY
プロローグ
1/4

プロローグ

ある晴れた日曜日のこと。


春の日差しが暖かく、色とりどりの花が庭を埋め尽くす一軒の家。

そこに住む一人の女の子は、ちょうど今日で7歳になる。

誕生日というものは、子供にとって一大イベントであり、そんな日は、朝からいてもたってもいられなくなるものである。

もちろんこの女の子にとっても、それは例外ではなく、いつもの日曜日なら11時か12時くらいまで寝ているはずなのだが、この日はなんと、5時に目が覚めたのだ。

まだ、太陽すら完全に姿を現していない時間帯。親が起きているはずもない。

お腹が減ったので何かを食べようとしたけれど、ご飯を作るのは親だ。かといって二度寝もできそうになかったので、女の子はしばらく考えたあとに、とりあえず着替えることにした。


クローゼットから一番気に入っている服を選び出し、寝巻きを脱いでもぞもぞと着替え始める。

その服は、リボンやレースがところどころに散りばめられていて、色は女の子らしい薄めのピンク。しかし、異常なまでにふわふわとフリフリのついた、いわゆる『ロリータ』だった。

女の子の母親が、我が子を溺愛するあまりに買ってきた代物であった。

7歳の女の子ですら、常識から少し外れていると直感するその服。

しかしその服は、まるで童話に出てくるお姫様が着ているような服で、見ているだけでも女の子をファンタジーの世界へと連れて行ってくれる。

普段は恥ずかしくて絶対に着れないそれも、誕生日だと何故かごくごく自然に着れてしまう。

それほど女の子の気持ちは昂ぶっていて、外の庭だけでなく、思考回路もお花で埋め尽くされていたのだ。




そうして、かなり手間がかかったものの、なんとかロリータを着たその女の子は、何故か無性に外に出かけたくなった。

特に行く宛はないのだが、散歩気分でそこら辺を歩いてみたくなったのだ。

両親に見つかるとなにか色々言われそうだったので、女の子は必要以上にこっそりと動く。

自分の部屋を出て、静かに、物音一つ立てずに両親の寝室の前を通り過ぎる。階段をゆっくりと降りて、短い廊下をこそこそと歩く。そしてなんとか玄関までたどり着いた。

あとは、ドアを開けて外へ出るだけだ。


ロリータとお揃いで買ってもらったピンクの靴を履き、女の子はウキウキ気分でドアを開ける。

外へ出て、ドアをゆっくりと閉める。そのとき、僅かではあるが小さな音を立ててしまった。

女の子は少し慌てたが、外へ出ればもうこっちのものだ。

朝の清々しい空気をめいっぱい吸い込み、女の子はスキップをするように歩き始めた。



家の前の道を過ぎ、広い道路を渡る。

ちょい保留


続けることが苦手な私…(ーー;)


なんかこのあとに書いてる

話が繋がってないやつは、

書き直す前のやつだから気にしないでね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ