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75話 天使の崩壊と創生の鎮魂歌

紫丁香花の花唄(ライラック・エルヴァ)(なん)だそれ」


え!?()らないんですか!?


「ああ・・・お(まえ)は知ってるのか?」


いえ、知りません


???

「じゃあ・・・何でこの(こと)(おれ)(はな)してきた?俺に話しても意味(いみ)などないのに・・・」


それは・・・

「紫丁香花の花唄を(さが)友達(なかま)()しいだけなんすよ〜、(たの)みます、この(とお)りです!」


久遠鎮華(くおんしずか)(こおり)地面(じめん)(あたま)()け、土下座(どげざ)をした。


・・・そこまでされたらな

「探すしかなくなるだろ」


!?

じ、じゃあ・・・


ああ

俺等(おれら)同盟関係(なかま)だ」


よしっ!有難(ありがと)うございます!!


鎮華は()ち、両手(りょうて)(うえ)にあげ、(よろこ)んだ。


・・・

此奴(こいつ)・・・(よろこ)(かた)(おんな)みたいだな・・・)


ズバッ!ブシャッ!


え?

ドサッ・・・


한드라검(ハン・ドゥラガム)は、(うし)ろから何か、(つめ)たい(もの)(くび)()られた・・・



✡✡✡



!!?

「い、異界(いかい)(ゲート)が・・・()じてる!!何で!?」


佳観阿(かみあ)迅姫亜沙波(じんきあさは)雪女(ゆきおんな)、リリット、ダーリングラード、阿嘉都(あかと)一緒(いっしょ)紫色(むらさきいろ)(ゲート)がある所に向かったが、(こお)()き、()かなく、(うご)かなくなっていた。


・・・まさか?


「ん?どうしたゆっき〜、何かわかったのか?」


多分(たぶん)ですけど・・・

『あの、次世代(じせだい)(ゆき)女王(じょおう)見たいな異名(いみょう)がある()がやったんじゃ・・・』


・・・あぁ〜

(たし)かに、ここら辺て氷系統(こおりけいとう)のスキルを使うのは、ゆっき〜とあの女性(じょせい)だけだな」


「これ・・・どうにも出来(でき)ないのか?」


はい・・・

『これ・・・(わたし)(こわ)そうとしても、絶対(ぜったい)に壊れない氷で(おお)われてるんですよ』


!?


「ま、マジ・・・?」


『はい・・・一回(いっかい)やってみましょうか?』


あ、ああ・・・(たの)んだ・・・


固有(こゆう)スキル発動(はつどう) 何でも作れる(オールマイティ・クラ)奇跡の結晶(フト・フリーアティ)


パキッ!パキパキッ!

雪女は右掌(みぎてのひら)から(おお)きさ5mのハンマーが作られた。


じゃあ・・・行きますよ?


スッ・・・ヒュッ!

ドォォン!!


ブワッ!!

!?


(な、何だ・・・!?衝撃波(しょうげきは)か!?)


ゆっき〜・・・どんだけ(つよ)(たた)いたんだよ・・・


雪女は頭上(ずじょう)に氷のハンマーを置き、そのまま紫色の扉目掛(めが)けて振りかぶった。

そして、雪女を中心(ちゅうしん)とする、半径(はんけい)(やく)2kmに衝撃波が(あらわ)れた・・・



✡✡✡



・・・

『ご主人様(しゅじんさま)、見てくださいよこれ・・・』


・・・!?

「ま、マジで壊れてないし・・・ヒビ一つ入ってない・・・」


そう、雪女は全力(ぜんりょく)で叩き付けたが、ヒビ一つ、(ちり)一つ付かなかった。


やっぱり・・・

『あの子・・・私よりも強く、頑丈(がんじょう)な氷を幾億(いくおく)も出せる・・・』


そう、リキューラ・スペクラムの作る氷は、雪女が作る氷の約10倍程(ばいほど)(かた)さ、強力(きょうりょく)さを()っている。

だが、リキューラ・スペクラムには一つ、欠点(けってん)がある。

それは、雪の女王(フローズンクイーン)の権能(・シビフィスタ)が無い事だ。


『どうしますご主人様、もう異界には行けないんですけど・・・』


そうだな・・・

「確か、(ほか)にも異界に(つう)ずる扉があったは───」


パパラパパー♪

パラパラパー♪


喇叭(ラッパ)・・・?一体何処か───」


!!?

「で、デカっ・・・何だよあれ・・・」


佳観阿はとある物を見て、驚愕(きょうがく)した。

何を見たのか、それは・・・


佳観阿達を中心とする、半径200kmで大きな喇叭を()いている、(しろ)(つばさ).白いワンピースの(よう)(ふく).金色(きんいろ)(かみ).頭にある黄色(きいろ)()っかを着用(ちゃくよう)している、背丈(せたけ)10000mの天使(てんし)10人がいた。


星位(せいい)スキル発動 天使の崩壊(エンジェリック・ト)と創生の鎮魂歌(ルード=レクイエム)

やっぱり夜の投稿・・・

ま、まあ?2日か1日ぐらいで投稿できるぐらい、僕は偉いんです。褒めてください。

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