表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/101

70話 白子症

パキッ!パキパキッ!


・・・あっ、そうだ


リキューラ・スペクラムは(なに)かを(おも)()し、紫色(むらさきいろ)(ゲート)(まえ)まで(ある)いた。


ヒタヒタッ


・・・チラッ


ピカッ!

スペクラムは谷間(たにま)からとある(もの)()()し、()た。

それは(あお)く、(ちい)さく光り輝いている星だった。


・・・()じなきゃ


星位(せいい)スキル発動(はつどう) 何でも凍る(フロアティ・アス=)優雅な結晶(ラト・シト・アゼール)


パキッ、パキパキッ

スペクラムの()(まえ)にある紫色の扉を瞬時(しゅんじ)に凍らせた。


・・・()かなきゃ


スペクラムはそのまま桜島(さくらじま)方向(ほうこう)()き、(ある)()した。



✡✡✡



パキンッ!

スポッ!


[あ、ありがとな・・・佳観阿(かみあ)


「お(れい)ならゆっき〜に()え」


有難(ありがと)う、雪の女王(フローズンクイーン)


いやぁ〜、それほどでも〜?


あっはっはっ───


バキュン!!


!!?

「お、おい!ゆっき〜!!大丈夫(だいじょうぶ)か!?」


雪女(ゆきおんな)突如(とつじょ)何処(どこ)かからか心臓部分(しんぞうぶぶん)()()かれた。


・・・も〜

『誰(だれ?)(わたし)を撃った(ひと)・・・私の心臓(しんぞう)(こおり)出来(でき)てなかったら()んでたからね』


※雪女(ふく)む、氷雪地帯(ひょうせつちたい)にる生物(せいぶつ)は、(やく)70%(パーセンテージ)が氷の心臓を()っている

氷の心臓は、何度(なんど)幾度(いくど)となく破壊(はかい)されても、何度も再生(さいせい)する・・・



カツッ、カツッ・・・



ひらっ

皆様(みなさま)・・・こんにちは


(わたくし)・・・迅姫亜沙波(じんきあさは)、またの()無制限の手綱(シュタールヘルツ)・・・(よろ)しくね?」


佳観阿(たち)()(まえ)にいる女性(じょせい)は、黒色(くろいろ)(たか)そうな(かさ).()っすらと()える綺麗(きれい)白髮(しろかみ).黒色のサングラス.マフラー.黒色のドレス.黒色のヒールの、全身(ぜんしん)()(くろ)(もの)()()けていた。


・・・?

「何でそんなに全身が真っ黒何ですか?」


佳観阿は女性の服装(ふくそう)について()いた。


・・・

何故(なぜ)(おし)えなければならない?何か特別(とくべつ)理由(わけ)でもあるのか?」


えっ・・・いやっ・・・

「そんなに(ふか)(かんが)えてはいないんですが、ただ(たん)に・・・()になって・・・」


佳観阿は右斜(みぎなな)(した)を見て、返答(こた)えた。


・・・

(わたくし)・・・白子症(アルビノ)なんだ」


・・・へぇ~

「白子症・・・全身(ぜんしん)物凄(ものすご)(しろ)(ひと)ですよ───」


星位(せいい)スキル発動(はつどう) 我逢・燦然解砕(アイゼルナーヴィエ)


・・・

(くも)りのち大雨(おおあめ) 暴風(ぼうふう) 雷鳴(らいめい)




・・・ポツッ、ポツポツ


(・・・?雨・・・?さっきまで()れてたのに・・・)


突然(とつぜん)空一面(そらいちめん)曇天(とんてん)(おお)われ、雨が()ってきた。

次第(しだい)に、雨粒(あまつぶ)(つよ)くなっていき、線状降水帯(せんじょうこうすいたい)発生(はっせい)するぐらいの雨になっていた。

そして、(かぜ)も強くなっていき、雷鳴も()(ひび)いた。


・・・カチャッ

亜沙波は何もない空間(くうかん)から、リボルバーを2つ出した。


「私は天気(てんき)(わる)ければ悪くなる(ほど)強くなる人間(にんげん)、そして私は天候(てんこう)(あやつ)る事が出来る。」


スッ・・・BANG!


ゴチャッ!ゴチャッ!

ぐあっ!


ダーリングラードの左脇腹(ひだりわきばら)に、大きな穴が開き、地面に倒れた。


「お、おい!ダーリングラード!!しっかりしろ!!おい!!」


は、はぁ・・・はぁ・・・ごはっ!

[か、佳観阿・・・早く・・・あの女を・・・倒せ・・・!]


わ、わかった

「ゆっき〜に倒させるよ」


な、何だよ・・・それ・・・


佳観阿はダーリングラードから(はな)れ、前に出た。


ゆっき〜


はいご主人様(しゅじんさま)


「行くぞ」


はい、分かりました♡


スッ

笏鍾拳(しゃくしょうけん)


固有(こゆう)スキル発動 何でも作れる(オールマイティ・クラ)奇跡の結晶(フト・フリーアティ)

昨日また出せなかった・・・

ほんとにスイマセン・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ