表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/101

65話 心の高揚

すいません!

昨日はこの小説を書き上げてる時、時間は夜の22時14分だったんですよ。

そのまま、文字を書いていったら・・・いつの間にか朝になり、夜になりました。

ホンマにすいませんでした。

・・・はは!

「そんなに(ころ)しがしたいなら!それにぴったりな場所(ばしょ)()れてってやる!!」


固有聖唱(こゆうせいしょう) 幻の星空間(シュピラーレ)───


シュバッ!ダッ!


笏鍾拳(しゃくしょうけん)!!


ズガァン!!

ごはっ!


阿嘉都(あかと)が固有聖唱を完全(かんぜん)発動(はつどう)する刹那(せつな)佳観阿(かみあ)雪女(ゆきおんな)(ふく)(なか)から素早(すばや)()て、阿嘉都の(あご)(みぎ)アッパーをかました。


はぁ、はぁ、


(い、一体(いったい)何に()たったんだ!?(いわ)?それとも鋼鉄(こつてつ)!?)


と、とにかく!

(この(おとこ)(はな)(こぶし)注意(ちゅうい)せねば!)


・・・

(あの(こおり)使(つか)(おんな)(ほう)(たお)したいが・・・(なに)してくるか()からんし・・・)


阿嘉都はついさっき突如(とつじょ)()てきた(こおり)城壁(じょうへき)をみながら思った・・・


・・・!!ニヤッ

阿嘉都はニヤリと(わら)笑った。


「あ───」


パチンッ!


ビュンビュン!


サクッ、グチャッ

!!?


「う、うぐわぁぁあ!!」


阿嘉都の右後(みぎうし)ろの背後(はいご)から、1つの氷の(かたな)がビュンビュンと(おと)()てながらZ軸(ゼットじく)方向(ほうこう)(まわ)り、そのまま阿嘉都の右肩(みぎかた)をサクッと綺麗(きれい)()()とした。


はぁ・・・はぁ・・・


ダラダラ

「な、何で攻撃(こうげき)をした・・・(おれ)まだ・・・(なに)()ってなかっただろ?」


う~ん・・・

『ご主人様(しゅじんさま)からやれって言われて・・・仕方(しかた)なく、やっちゃいました♡』


ごめんね?


ピキピキ

ごめんね・・・だと?


(ゆる)すわけねぇだろぉが!!」」


ダッ!

阿嘉都は大量(たいりょう)出血(しゅっけつ)している右肩部分(みぎかたぶぶん)(おさ)えながら、少し危険視(きけんし)をしていたが、本能(ほんのう)で佳観阿目掛(めが)けて(はし)った。


・・・なんで俺の(ところ)()るんだ?


そりゃあ・・・

『ご主人様は国宝級(こくほうきゅう)にイケメンですから・・・」


・・・はっ

()れるじゃないか・・・」


よしっ!

本気出(ほんきだ)しちゃうぞ〜!」


スッ・・・ビュンッ!


!!?

「め、()(まえ)から()え───」


笏鍾拳


ズドォン!!

かはっ!


佳観阿は阿嘉都の頭上(ずじょう)()き、そのまま全身全霊(ぜんしんぜんれい)をかけ、脳天(のうてん)目掛けて両拳(りょうこぶし)(にぎ)り、()()ろした。


ドサッ


「今だ!ゆっき〜もやれ!!」


はい!ご主人様!!


雪女も佳観阿の(ちか)くまで行き


バコン!ドゴッ!ズガッ!

後頭部(こうとうぶ)(なぐ)ったり、雪女は右脚(みぎあし)を振り、金的攻撃(きんてきこうげき)をし、佳観阿はジャンプをし、そのまま後頭部を()みつけた。


が、がはっ!

はぁ、はあ!!


(む、(むね)(あたま)・・・全身(ぜんしん)(いた)い・・・!!頭踏み付けられた衝撃(しょうげき)()れたのか?でも・・・)


動けないぐらいには痛くない!


スッ、プルプル・・・

阿嘉都は脚、身体(からだ)(ふる)えながらも立ち上がった。


・・・マジか

「あんた・・・もう動くなよ・・・もう無理だよ・・・そんな身体で動くのは」


佳観阿は心配(しんぱい)して言った。

実際(じっさい)に、阿嘉都は頭蓋骨(ずがいごつ)不全骨折(ふぜんこっせつ)(くび)(ほね)亀裂骨折(きれつこっせつ)肋骨(ろっこつ)粉砕骨折(ふんさいこっせつ)背骨(せぼね)完全骨折(かんぜんこっせつ)左腕(ひだりうで)圧迫骨折(あっぱくこっせつ)左手首(ひだりてくび)斜骨折(しゃこっせつ)骨盤(こつばん)無事(ぶじ)両脚(りょうあし)剥離骨折(はくりこっせつ)

この(よう)に、全身に大怪我(おおけが)()っている阿嘉都。立つだけでも奇跡(きせき)の様な状態(じょうたい)なのにも(かか)わず、今、阿嘉都はその場にフラフラと、プルプルと(ふる)えながらも立ち、佳観阿、雪女に反撃(はんげき)()らわせようとしている。


はぁ・・・はぁ・・・

「今さら・・・なんの心配(しんぱい)してんだよ、こんな状態にしたのは・・・あんたら2人だろ?やるなら・・・最後(さいご)までやろうぜ・・・俺・・・」

途中(とちゅう)()めたりするのは(きら)いなんだよ・・・


・・・分かった

「俺・・・最後までやるよ、それでいいだろ?」


・・・流石(さすが)・・・俺と(おな)人間(にんげん)・・・

「お前に俺の(こころ)高揚(こうよう)は分かるか?」


う~ん

「まあ・・・少しだけ?」


(すこ)しなら・・・有難(ありがた)い」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ