65話 心の高揚
すいません!
昨日はこの小説を書き上げてる時、時間は夜の22時14分だったんですよ。
そのまま、文字を書いていったら・・・いつの間にか朝になり、夜になりました。
ホンマにすいませんでした。
・・・はは!
「そんなに殺しがしたいなら!それにぴったりな場所に連れてってやる!!」
固有聖唱 幻の星空間───
シュバッ!ダッ!
笏鍾拳!!
ズガァン!!
ごはっ!
阿嘉都が固有聖唱を完全に発動する刹那、佳観阿は雪女の服の中から素早く出て、阿嘉都の顎に右アッパーをかました。
はぁ、はぁ、
(い、一体何に当たったんだ!?岩?それとも鋼鉄!?)
と、とにかく!
(この男が放つ拳に注意せねば!)
・・・
(あの氷を使う女の方を倒したいが・・・何してくるか分からんし・・・)
阿嘉都はついさっき突如出てきた氷の城壁をみながら思った・・・
・・・!!ニヤッ
阿嘉都はニヤリと(わら)笑った。
「あ───」
パチンッ!
ビュンビュン!
サクッ、グチャッ
!!?
「う、うぐわぁぁあ!!」
阿嘉都の右後ろの背後から、1つの氷の刀がビュンビュンと音を立てながらZ軸方向に回り、そのまま阿嘉都の右肩をサクッと綺麗に切り落とした。
はぁ・・・はぁ・・・
ダラダラ
「な、何で攻撃をした・・・俺まだ・・・何も言ってなかっただろ?」
う~ん・・・
『ご主人様からやれって言われて・・・仕方なく、やっちゃいました♡』
ごめんね?
ピキピキ
ごめんね・・・だと?
「許すわけねぇだろぉが!!」」
ダッ!
阿嘉都は大量に出血している右肩部分を抑えながら、少し危険視をしていたが、本能で佳観阿目掛けて走った。
・・・なんで俺の所に来るんだ?
そりゃあ・・・
『ご主人様は国宝級にイケメンですから・・・」
・・・はっ
「照れるじゃないか・・・」
よしっ!
「本気出しちゃうぞ〜!」
スッ・・・ビュンッ!
!!?
「め、目の前から消え───」
笏鍾拳
ズドォン!!
かはっ!
佳観阿は阿嘉都の頭上に行き、そのまま全身全霊をかけ、脳天目掛けて両拳を握り、振り下ろした。
ドサッ
「今だ!ゆっき〜もやれ!!」
はい!ご主人様!!
雪女も佳観阿の近くまで行き
バコン!ドゴッ!ズガッ!
後頭部を殴ったり、雪女は右脚を振り、金的攻撃をし、佳観阿はジャンプをし、そのまま後頭部を踏みつけた。
が、がはっ!
はぁ、はあ!!
(む、胸と頭・・・全身が痛い・・・!!頭踏み付けられた衝撃で折れたのか?でも・・・)
動けないぐらいには痛くない!
スッ、プルプル・・・
阿嘉都は脚、身体を震えながらも立ち上がった。
・・・マジか
「あんた・・・もう動くなよ・・・もう無理だよ・・・そんな身体で動くのは」
佳観阿は心配して言った。
実際に、阿嘉都は頭蓋骨不全骨折、頸の骨に亀裂骨折、肋骨粉砕骨折、背骨完全骨折、左腕圧迫骨折、左手首斜骨折骨盤無事、両脚剥離骨折。
この様に、全身に大怪我を負っている阿嘉都。立つだけでも奇跡の様な状態なのにも関わず、今、阿嘉都はその場にフラフラと、プルプルと震えながらも立ち、佳観阿、雪女に反撃を食らわせようとしている。
はぁ・・・はぁ・・・
「今さら・・・なんの心配してんだよ、こんな状態にしたのは・・・あんたら2人だろ?やるなら・・・最後までやろうぜ・・・俺・・・」
途中で辞めたりするのは嫌いなんだよ・・・
・・・分かった
「俺・・・最後までやるよ、それでいいだろ?」
・・・流石・・・俺と同じ人間・・・
「お前に俺の心の高揚は分かるか?」
う~ん
「まあ・・・少しだけ?」
「少しなら・・・有難い」




