64話 急襲
ポワワワ
クロムノートの両目から、緑色のレーザーが出て、ダーリングラードの身体に当たった。
・・・ねえ
『それって・・・何?身体に害がある奴?』
リリットは目から出るレーザーが気になり、クロムノートに聞いた。
え~っと、これは・・・
「時間がかかる回復スキルでして・・・まあ、身体に害はないですね、絶対にです」
ふぅ~ん
『ならいい』
そう言いながら、見守った。
✡✡✡
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ
・・・あっ
「そういえば佳観阿さん」
?どうしたんですか鎮華さん
「한드라검さんって何処に行ったんですか?」
・・・あっ、そう言えば・・・
「あの人・・・何処に行ったんだ?」
いつの間にかその場から消えていた한드라검、一体何処に行ったんだ?
デスライシンさん、何か知ってま───
!!?
「で、デスライシンさん!!危な───」
聖剣 アエテルニタス
固有スキル発動 最後の灯火
ボォッ!ズシャッ!
デスライシンは、背後に突然居た、謎の男に首を斬られ、死んだ。
で、デスライシンさん!!
佳観阿はデスライシンを殺した男を見た。
黒のキャップを被り.金色のサングラス.縦長の顔.キンキラキンの歯.鼻は少し高い.色々と絵が描いてある黒のパーカー.金のチャラチャラとしたネックレス.ダメージジーンズを着ている。
・・・衿間阿嘉都
?
「俺の名前は衿間阿嘉都!!ここにいる人間の中で一番強い奴出せ!!」
・・・?
「あ、あの・・・誰ですか?」
皆が困惑、驚愕をしている中、鎮華が口を開いた。
・・・名を名乗れ!!
「お、俺は久遠鎮華です!!」
お前は強いのか?
「こ、この中だったら弱い部類だと思います」
そうか・・・俺は弱い奴には絶対に傷付けたりしない。安心しろ
あ・・・はい、分かりました
鎮華は阿嘉都のターゲットから外れた。
・・・さあ!
「早く強い奴を───」
固有スキル発動 絶対零度の永獄監禁牢
パキッ、パキパキッ!
ズドドォン!!
阿嘉都の周り50cmに分厚く硬い、氷の牢屋を出現させた。
・・・はははっ!
「面白い!!俺が求めていたのはこういうのだ!!」
・・・だが
「俺を倒すには、これだけでは足りない」
シュッ、ズバッ!
阿嘉都は、炎を纏わせた剣を横に振り、氷を消し炭にした。
・・・おおっ!
『やるじゃない、私の作った氷を一滴残さずに消すとは・・・」
だから言っただろう?
「俺は最強だと」
・・・?
『言って・・・た?』
いやっ、言ってない
?
雪女は頭がこんがらがった。
・・・取り敢えず
「今から氷を使うお前を倒す・・・」
やってみなさい!!
雪の女王の権能 発動
・・・ピカンッ!
(どうせなら、じっくりと痛みを与え続けてやろっと♡)
スッ、パチンッ!
スッ・・・ドォン!ドンドンドォン!!
阿嘉都を中心とする、半径2mに、大きさ5m、厚さ1mの氷の城壁が現れた。
その後、上に、大きな氷の板が落ちてきた。
・・・!!
ブルブル・・・
「うわっ、寒・・・、何で?」
・・・あっ、この氷のせいか
阿嘉都は寒すぎて、地面にしゃがみ込んだ・・・
スタスタ
『どう?寒い?』
雪女が前から歩いてきた。
右手には大きな氷で作った斧を持っていた。
さ、寒いよ・・・
「てか、その斧で何をする気?」
・・・ニヤッ♡
『決まってるでしょ?これで貴方を殺すの♡』
・・・え?
うはぁ♡
『やっぱり人を殺す,殺したくなる時は気持ちよくなっちゃうのよね〜♡』
マジで気分最高ちょ~♡
先週、Temuで大きな、白い本棚を買いました。
そして今日!届きました・・・写真で・・・




