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2話

「と、取り敢えず家の中にいよう」


今でもずっと大きな揺れが起こっているので、佳観阿は壁に手を置きながらゆっくり歩いた───


ドゴォン!!


「な、何だ!?」


佳観阿は外に出て音がした方を見た、すると


「あ、あれって・・・キングアティタン!?どうしてここに・・・」


キングアティタン

体長約15mの豚

こちらから攻撃をしなければ絶対に襲われない。


「てかこの展開、何処かで見たような・・・!!?」





SRA

1話の中盤らへん


ダーリングラードは見た。

空から体長約15mの豚が豊橋駅に落ちて来る所を。


ドゴォン!!


大きな豚は地面に落ちた。






「俺が書いてた小説の1話の中盤らへんの展開に似てる・・・いや、まんまだ」


佳観阿は急いでケータイをだし、自身が書いた小説を見た。


「確かこの次に来るのは・・・あった!!」



SRA


ダーリングラードは急いで手元にある剣を持ち豚がいる豊橋駅に全速力で向かった。

全速力で走ってから約5分が経過した時、ようやく豊橋駅に着いた。だが、そこにいたのは豚でも人間でもなく、「レインアロー」と名乗る人型AIただ一体だった。





「このレインアローは本当に強い!とにかく強い!作者の俺が言うんだから間違いない!でも・・・」


倒せるか?あのAIを・・・










はぁ、はぁ、はぁ

「つ、着いたは良いんだが・・・あいつは何処にいるんだ?」


肝心の豊橋駅には着いたが、そこには人がいなかった。



「まあ・・・でも?あのAIとは戦わなくてもいいし・・・まあ良かっ───」


バシュッ!


え?


ドサッ、


突如、首に何かを打たれ、地面に倒れた。


(な、何だ・・・いきなり・・・眠気・・・が・・・)


スゥー・・・スゥー・・・


佳観阿はそのまま寝てしまった・・・









なあリーダー?


ん?どうした雨夜(あまや)


青鞜雨夜(せいとうあまや)

年齢24歳 身長185cm 体重91kg

黒髪に少しだけ赤色が入っている スペイキーショート

全日本ボクシング選手権大会7連覇


ほんとにこの人間に、こんな武器を使っても大丈夫だったのか?


雨夜は手に持っている麻酔銃を指しながら言った。


まあ大丈夫だ、それより・・・俺の事をリーダーと呼ぶなって何回も言ってるだろ?


ああ・・・すいません、ダーリングラードさん


ダーリングラード

年齢28歳 身長194cm 体重84ka

闇よりも黒い髪色 ショートヘア

?????


取り敢えずこいつを連れて帰るぞ


わかりました


雨夜は佳観阿を担いで、何処かに向かった・・・













・・・パチッ、

(あれ・・・ここ・・・何処だ?)


ゆっくりと目を開け、周りを見渡した。するとそこは何処かの学校のグラウンドの中だった。


「ここって確か・・・ダーリングラードが一時的に拠点にしていた松山小学校?」


佳観阿は立ち上がりその場周辺を歩こうとした。すると


おい、あんた・・・一体何者だ?


!!?


音も気配もなく、佳観阿の後ろに立ったのは何と10代ぐらいの女性だった。


「・・・!!?ま、まあ落ち着いてくださいよ、四季浄安(しきじょうあん)さん」


!!?


シュバッ!

お、お前!な、何で我の名前を・・・心のなかでも呼んだのか!?


四季浄安

年齢16歳 身長158cm 体重52kg

少し紫が入っている黒髪 ウルフカット

ダーリングラードの仲間の一人、暗殺に長けている。


「何で名前を知ってるかって?」


そう言いながら佳観阿はスマホを取り出し


「俺はあんたを作った張本人だからさ」


そう自信満々に言った。だが


・・・は?我を作った・・・?お前は我の父親なのか?


逆に変な誤解を与えてしまった。


お、お前!!やっぱり変な奴だな!?


「ち、違う!!俺は変な奴なんかではない!!俺は、俺は・・・この世界を作った張本人なんだ!!」


・・・?世界を作った?


「ああ!俺はこの世界を一から作った人間だ!」


何バカな事言ってるんですか、本当に死にたいんですか?


そう言いながら浄安は手元にある刀を取り出し、構えた。


「俺は本当の事しか言ってない、その証拠にこれだ!!」


そう言いながら自身が作成した小説のページを見せた。


・・・確かに私とダーリングラードさんの名前は出ているね


「な?これで信じてもらえるか?」


浄安は渋々


まあ・・・わかった、一応信じてあげる


「やった〜!!」


佳観阿は喜んだ。


「・・・そう言えばその小説?を見せてきたのは・・・何で?」


「何でって・・・俺が作った世界だって言う証拠だろ?後は・・・」


佳観阿は約2分程黙り込み


「この作品を現実世界ではハッピーエンドで終わらせたいから」


そう答えた。



四季浄安の服装と佳観阿の情報について書きます


四季浄安の服

全身真っ黒のくノ一が着ているような服に少し似ている


佳観阿

年齢28歳 身長184cm 体重72kg

茶髪 韓国風センターパート

小説を沢山書いたお陰で、少しだけ頭や知識が良くなった。

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