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12話

はぁ〜、


「マジで疲れた〜」


ドサッ、

佳観阿は疲労が蓄積しすぎて、その場に倒れた。


・・・あっ、

「そう言えば・・・俺ずっと風呂入ってねぇじゃん」


佳観阿は、冒険?に出かけてから約一週間と五時間(トラウマの所で一週間、佳観阿が家から出てから約五時間)が経過し、未だにお風呂に入っていない。


「ここらへんに風呂入れるとこあるかな、調べてみるか」


佳観阿は携帯を取り出し、調べようとした・・・



圏外



「?圏外?何で?携帯使えてたやん」


佳観阿は少しイラッとしながらも、小説のお台場の次に行く場所を確認しようとした。






ダーリングラードはお台場にいる敵を倒してもらった宝箱中に入っていた紙に書いてある「羽田空港」に向かった・・・





「そういや次は羽田空港だったのか」


そう思いながら佳観阿は立ち上がり


「羽田空港に行く前に、少しお風呂に入るか」


そして佳観阿は「庵スパ東京」に向かった・・・


・・・?そう言えば、いつの間に雨やんでたんだ?まあいいか









スタスタ、

ほかほか、


「いや~、滅茶苦茶さっぱり!!なあゆっき〜!」


「まあ・・・良かったですねご主人様」


佳観阿と雪女は一緒に屋内ジェットバスがある所に入り、今はユニクロダイバーシティ 東京 プラザ店で服を買い(ぬすみ)、外に出て、歩いている。


「でもゆっき〜は水だけだったけど、ほんとに良かったの?」


雪女はお湯、ぬるま湯が無理な為、身体を洗う時、湯船に浸かる時は全部水でなきゃいけない。


「水でも結構いけますよ?」


「そうなんだ・・・?そう言えばゆっき〜」


はい?


「さっき服着替えてる時に見ちゃったんだけどさ、背中にあった変な模様?見たいな奴って何?」



約50分前



スラッ、

「久々のお風呂だ〜!滅茶苦茶緊張する〜」


佳観阿と雪女は一緒に服を脱いでいた。


緊張はしないですよ


「そうか?」


・・・ジーッ、


「?どうしたんですかご主人様」


「いやっ、恥ずかしくないのかなって」


雪女は堂々と胸や身体を見せながらその場に立っていた。


「別にですよ、ご主人様にならいくらでも見せてあげますよ」


「そ、そうなんだ・・・?なあゆっき〜?」


「?どうしたんですか?」


これ・・・何だ?


佳観阿は雪女の背中を見ながら聞いた。



半径20cmの丸の中に天秤、そして天秤の皿の上に二つの目玉の模様(マーク)が描いてあった。


「それ?それは・・・いつの間にかあったんですよ、何なんでしょうね」


「う〜ん・・・どっかで見たような模様(マーク)なきがするけど・・・まあいいか」


少しの疑問が残りながらも、佳観阿は気にせず、扉を開け、入った・・・









スタスタ、

う〜ん、


「やっぱりあの模様見た事あるんだよな〜、何時だった───」


あっ、


佳観阿は思い出した。

自身が5歳の頃、公園で怪我をした時に助けて貰った人の頬に雪女の背中にある模様と同じ物が彫ってあった事に・・・

そして、佳観阿に手を貸した人物の名は


黛沙玖嗚(まゆずみさくあ)・・・あいつの仕業なのか?」


いやいやいや・・・でも?


佳観阿は考えた。沙玖嗚は昔から喧嘩っ早かったし、人々を扇動し、そこから彼の仲間になる人が多かったし、彼は幼き頃からずっと卑怯な面があった事を・・・


(彼奴ならこういう事も平気でやる男だしな・・・


そう思いながらも歩いた・・・








スタスタ・・・ピタッ、


「ようやく着いた、ここが・・・」


東京国際空港(羽田空港)・・・


「だが変だな、ここにある筈の建物が」


全部無くなってる


佳観阿は約30〜50分で東京国際空港に着いた。だがそこにあったのは塵一つない更地だった。そして佳観阿から約100m程離れている所に一つの箱が見えた。


「何だ・・・あれ」


タッタッ!

佳観阿は走って箱がある所に向かった。


タッタッ・・・ピタッ、


「さて、開けるか」


スッ、バゴォン!!


佳観阿は縦10cm横2mの箱に向かって踵落としをし、豪快に開けた・・・


・・・ん?

スッ、ひょいっ


「これ・・・紙と刀?」


箱の中には長さ1.5mの上身が縦で黒と白に分かれている刀と、少し真新しい紙があった。


佳観阿はその紙に書いてあるのを見た。



拝啓 この紙を読んでいる人へ


この紙を読んでいるという事は、今から約10秒後に()()()()が始まる。何が始まるかは俺にも分からない。だが、紙が入れてあった箱の中に刀があった筈だ、大抵の事はその刀で何とかなる・・・だが、一つだけ、刀や拳、並大抵の異能(スキル)の力じゃどうしようも出来ない物がある。この紙を読んでいる人がそれを引かない事を祈るよ、では!後はよろしく!


デスライシンより


「・・・はあ?何が何だかよく───」


カチッ、10秒経過


ビィー!!ビィー!!ビィー!!


!!?


「な、何だ!?」


いきなり、佳観阿を中心にした半径約1km全体に警報音が鳴り響いた。


警告、警告、今から特別ミッション虚空の道(ル・べルーラ)を始めます。

繰り返します、今から特別ミッション虚空の道を始めます。

佳観阿と雪女がお風呂から出て、その後にユニクロで買った服を紹介します


佳観阿

白T、表面の真ん中に「他力本願」とデカデカと書いている。

ズボンはタッグワイドパンツ(黒色)を履いている。

靴下は真っ黒

靴はどっかから盗んだ赤と黒色のスニーカー



雪女

黒色ワンピース

(くるぶし)が少し出ている白色の靴下

黒色のヒール

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