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第46話 世間の反応

 荒唐無稽だと思われていた技術。


映画や、ドラマや、小説やライトノベルやアニメや漫画の世界ではよくある話、観てきた話が自分たちで選択しないとならないときが来るとは誰しもが思っていなかった。


いや、考えていなかった。


考えたくなかった。


目を背けていた。


難病に苦しむ人達の治療を真剣に考えてこなかった。


難病患者をテレビで特集がされたりしていたが、それは他人事として観ていた。


有名人が難病になったニュースを見たとき、有名人が難病で亡くなったニュースを見たときだけ、同情の悲しみをSNSに投稿した。


自分には関係ないことだと他人事。


映画の感想を言うように。


遺伝子を書き換えることで治癒出来る技術があるとしても、それを『神の領域』『倫理』『道徳』などという言葉を使って否定してきた。


それが実際、自分が選択しなければ待つ未来は『死』となった現在、皆、真剣に考えた。


遺伝子を改造して『生』を選ぶか、『神の領域』と、否定し続け『死』を選ぶか。


ある者は即決をし、ある者は自分が信じてきた神に祈り答えをくれと問うていた。


「俺はお前達の成長を見続けたい」


「私は人間として死にたい」


「僕は改造人間になりたい」


「あたしは今、死にたくない」


「僕はもっと人生を楽しみたい」


「俺はもう死んでも良いんだ」


「私は人間のまま生き続けたい」


「あたしはもっともっと美味しい物を食べたい」


「俺はもっともっとエッチをしまくりたい」


「俺はもっと小説を書き続けたい」


「僕は世界中を旅したいんだ」


「私は宇宙飛行士になりたい」


「僕は人間をやめたくない」


「俺はもっともっと働き続けたいんだ」


「私はもっともっと楽しいことしたいの」


「あたしは、生きる辛さから解放されたい」


様々な思想が入り乱れていた。


それはSNSなどネット上で、その話題しか見なくなるほどだった。


アルファポリス第3回ライト文芸大賞コンテスト参加中の為そちらで先行公開中です。

本日、コンテスト読者投票最終日です。


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