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Chapter 1「セゾン」

「あの日、僕らは確かに英雄だった。英雄になれたんだ。」


世界はこんなに広い。

だのに、何故争いは起きるのだろう。

ふと、こんなことを思うことがある。

隣国の指導者だとか、何処かの国の大統領だとか...


この話はここで置いておこう。

初っ端から真面目すぎるのも良くない。


まず「何故、このタイトルなのか」という話でもしよう。

決してゴジラシリーズの作品に影響を受けたわけではない。

確かに、わたしはモロに影響を受けているけど...


端的に言うと、

「かつて少年だった青年が、再び少年時代の話を出来る秘密基地。」

のような場になればいいなと思い、付けた。

なんというか、すっごい砕けた話がしたくなった。


以前も「生きるという創作活動」って連載をしてたけど、そこでは出来なかったような軽い話をしていこうと思う。


好きなアーティストとか、作品、とにかくいろいろ!


初回はどうしよっか。最近、興味のあることでも。

あっ、思い出した。

そうだ。百貨店の話をしよう。


最近、140字小説で百貨店を話題にした作品を書いた。

これを読んでくれてる方の中で、そっちも見てくれた人はいるのかな...

ってな感じだけど。


あの作品のモデル、実は千葉県柏市にある「柏そごう(現在は閉店)」なんだ。

わたしには縁も所縁もない場所だと思われるかもしれないけれど...

なんだろう、個人的にすっごいロマンを感じる場所だと感じたから。


この店の一番の特徴は、回転展望レストランがあること。

わたしの街にもかつてそごうがあった。

でも、そんなに大きな規模じゃなかったから...

だから、あのレストランはなかった。

(屋上遊園地はあったっぽい)


現在16歳のわたしからしても、とても魅力的な響き。

レストランが回転するって、普通じゃ考えられない。


今はわたしの街のそごうも閉店して、別のローカル百貨店になってしまった。

柏そごうも去年の秋に閉店した。


あれだけ大きかった“セゾングループ”も崩壊してしまった。


ファミマとか、無印とか、ロフトとか。意外なことに吉野家も。

まあ、これはアメリカ進出に一度失敗して倒産してしまったからみたいだけど...


文化戦略とか、今も古さを感じない。

糸井重里さんのキャッチコピーや、パルコ文化etc...


わたしの街にセゾンの面影を残すものを捜しても、もうない。

西友すらなくなってしまった。

強いて言うなら、無印くらいかなぁ...


寂しい。すごく寂しい。


わたしがあの時代に生まれていたら...とたまに思うことがある。

でも、今の時代に生まれているからこそ、あの時代に憧れることが出来るんだよね。


何処へ季節は去ったのだろう。そして、何処で生きているのだろう。

時代という名の風は教えてくれない。


To be continued...

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