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生まれて初めての二郎系ラーメンに満足した純平は店を出て灼熱の街へと繰り出していった。
しばらくして手頃な値段のラブホテルを見つけたのでそのホテルの1番安い部屋に入室した。
ここのラブホテルはクレジット決済が可能だったので大いに助かった。
そしてスマホでリーズナブルな価格で利用できるデリヘルを探したその結果見た目はそこまで好みではなかったが60分1万5千円で遊べるお店を見つけたのでさっそく電話した。純平は今呼べる子で1番胸が大きい子を呼ぶ事にした。
待つ事10分で女の子がホテルへやってきた。
かなりふくよかな体型をしていたが顔はそこそこに可愛く総合的に許容範囲と言ったところだった。
「ほのかです。」部屋に入ってソファーに座りそう自己紹介をした。純平も「田中です。」と電話で名乗った偽名をそのままほのかに名乗った。
お金を渡して2人は服を脱ぎ一緒にシャワーに入る事になった。純平のモノは既に硬くなっていた。
2人はシャワーを浴びているとほのかが手際良く準備したイソジンで口を濯ぐ様に言われた。
イソジンで口を濯ぐとその後はモンダミンが入ったコップも渡され純平は再び口を濯いだ。
純平は元々女性からモテなかった。
しかし年頃なので女性の体に対して人並みには興味があった。そんな中唯一の友達である秀悟に連れられてソープに行ったのが初めての風俗遊びだった。
それから何度か風俗遊びはしていたが今回は一年ぶりくらいだった。
1人で体を拭きながらそんな事を考えているとほのかも
シャワーから出てきた。
ほのかは手際良く自らの体を拭いて2人でベットへと向かっていった。ほのかは電気を暗くして純平の乳首を舐め始めた…
…2人揃ってホテルを出て会計を終えると純平は「今日はありがとうね。」とほのかに声を掛けた。
ほのかも「今日はありがとうございました。」と明るく返してくれた。
こうして2人はそれぞれの場所へと戻っていった。
……ほのかは待っていた車に乗り込むと運転手に向かって開口一番「あの男マジで臭かった。」と愚痴った。
運転手は相槌もよくにせず車を発進させた。
一方ほのからそんな事お構いなしでさらに捲し立てた。「あいつここ来る前に二郎系ラーメン食っててよ。ニンニク臭くてホントにヤバかった。」
苛立つ風俗嬢とそれを気にしない運転手の微妙な空気感の車がラブホテルから走り去って行った。