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心魂と魔法と剣の世界 〜やがて世界を守る龍騎士へ〜  作者: 澪
第1章 少年期〜青年期冒険編
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〜心魂来臨〜


心魂来臨(ここんらいりん)ーーそれは自分の内に眠る『心魂(アニマ)』の力を引き出すこと。自分の魂に眠る力を引き出す、貸してもらう、無理矢理奪う。そんな一人一人によって様々なやり方がある『心魂来臨』と言う力は、他人に教わることなどできないのである。



心魂来臨という力によって、自分に宿る()()が持つ何かしらの()()()を使えるようになる。それは5大元素という枠だけに収まらず、千差万別な形となってこの世界に具現化する。その力が俺の家、ラストリア家で魔法はいらないと言われてきた所以に繋がるのだが、今は割愛する。


簡単に言うと、心魂来臨とは自分のうちに眠る力を現実世界に顕著させる技である。これができるようになって初めて心魂(アニマ)の力が使えるようになるということになる。グレンのように自分の中に潜るだけでは意味がないのである。そしてこのチカラを使えるかどうかが、一個人の戦闘力に大きく関わることになるのである。この顕著する力の使い方はその者のその後に大きく関わってくることになるのである。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ーーーー声が聞こえる。誰だ?・・・そして俺のこの姿はなんだ・・・?


真っ暗な闇とも呼ぶべき、黒炎が俺の身を纏っている。だが炎と呼ぶにはあまりにも優しさを感じる。・・・そんなことを考えていると目の前が真っ白になった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おはようございますグレン様」


そんなアメリスの声が聞こえて目を覚ます。寝坊したようだ。


「・・・ああ、おはよう」

「朝食の時間でございます」

「ああ」


そんなやりとりをしながら夢を思い出す。さっき見たのは夢か。変な夢だったな。不思議な感覚が右手に残っている感じがするが・・・気のせいか。


俺はこんな夢を度々みるようになっていくのだった。



明日また更新します。

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