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心魂と魔法と剣の世界 〜やがて世界を守る龍騎士へ〜  作者: 澪
第1章 少年期〜青年期冒険編
40/82

〜龍王国ドラゴニア〜



アザフ=カバス王国改め、龍王国ドラゴニアの主都リュート


俺たちはここにきてから激動の日々を送っていた。

やっと落ち着いてきたので到着してからことを説明させてもらおう。



俺たちの目的は、山を超えて、東の国へ行くこと。

つまりは、山頂でその一軍と合流でき、安全な道が確保された時点で、達成したと言えた。


山頂で出会ったレイン=ドラゴニア姫含め、龍王国ドラゴニアの国民全体が、龍霊峰に住む龍を崇拝しており、

国の恵みがあるのは全てがこの山と、龍の加護のおかげである、と考えている、と聞かされた。


元々、龍霊峰があるおかげで作物が育つ、というところから始まり、

400年前の戦争を始めさせずに終わらせた龍が、そこを住処にしていた。

しかもその後王自ら礼を述べに行ってからすぐ、鉱山が発見されたのだ。

そこではとても品質の良い鉱物が取れた。



それらことにより、発展の一途を辿ってきたこの国は、龍の存在をとても大切にしている。



そんな国なので、俺という存在はとても特殊な立場になる。

生まれ育った国では厄災扱いだった俺だが、

こちらの国では神とも言える扱いを受けることになる、とのレイン姫の言だ。

それは言い過ぎだと思ったが、どうもそうでも無いらしい。


国民に対して全てを隠すわけにはいかない。

この国の民からしたら、山には新たな龍が誕生し、

400年以上に渡り国を守ってきた2体の龍を宿した人間がこの国にくる、という形になる。マイナスのポイントは無いのだろう。

事実をそのまま伝えれば、龍が宿りしこの国の守護者などと崇められる。

となれば、その人間に全員が喜んで膝をつくだろう、と言われた。


だが別の角度から見ると、この国では龍という存在が特別すぎるため、王の立場も危うくなる可能性もある。

そんなことは望んでいない、と伝えると、姫は若干ホッとし、別の案が示された。



まず帰り、王への謁見。王と、そこに参列できるような上位の貴族にはありのままの事実を伝える。

その上で、グレンに対しては上位貴族の位を与える。


中位貴族以下の人間にはこう伝える。


「この者は西の国出身でありながら、

龍の直々の声を賜り、

龍の生まれ変わりを助けし者。


彼の者のおかげで新しく龍が誕生した。

我らの崇拝するべき新しい龍の誕生である。

その功績を讃え、上位貴族の位を授ける」


うん・・・まぁデタラメは言っていないな。



国へ向かいながらのレイン姫との相談によって、大筋はそう決まり、あとは詳細の詰めをしていく。



俺の身元はレイン姫が直接保証し、その上で上位貴族となる。

レイン姫が後ろ盾になった人間に、文句を言える胆力のある人間は少ない。

文句が出る可能性のある同じ立場の上位貴族たちには事実を知らせる、という感じだ。

さらに俺には収める領地が与えられるわけではないのである程度反感は抑えられるだろう。

貴族というのは色々めんどくさいらしい。


そう決まったところで、国へ着いた。

立派な城門を潜り、街へと入る。


龍王国ドラゴニア、主都のリュートに到着したのである。



今日はこれで終わりです。また明日更新します。

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