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人が生きる意味とは

僕は死んだ。

おそらく、死んだ。

17歳で、まさか死ぬとは思わなかった。

まだ何も成し遂げていなかった。

まだセックスはしたことがなかったし、好きだった大川先生にも思いを伝えられていなかった。


なぜ人は生まれるのだろうか。

そして、なぜ人は死ぬのだろうか。


真っ暗闇だった。

音も無い、光も無い、温もりも痛みも無い。

自分の体や、空間、その他全てが認識できなかった。

死んでしまったのであれば、僕はもうこの先ずっと暗闇の中で過ごすのだろうか。

そんなことを一瞬ふと考えたが、なぜかそれも悪くないかな、と思ってしまった。


静かで、誰も居ない、僕だけの世界。

安らぎとは、こういうことを言うのかも知れない。

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