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異世界最強の魔道書店を作り、スローライフする  作者: おーちゃん


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『39話 防水補正魔導書を作る』

『39話 防水補正魔導書を作る』


「あははははは!!」

「……………………エテルナ……なぜ私がコイツと仲良くしなくて!!!!!!!!」


 ランホーさんは大笑いしていて、ジェニアさんはちょっと怒り気味です。

 どうもエテルナが、きいてはいけないことをきいたのが顔に現れていた。

 今の返答で答えは明らかであろう。

 両者は相当な仲が悪いのだと。


「ランホーさんはアホとか脳筋とか言われていても、とても良い人でしたから」

「はっきり言ってるよエテルナ!!!!!」

「この脳筋ヤロウが優しいとか嘘臭い。信じない方がいい」


 ジェニアさんは真っ向からエテルナに否定した。


「あははははは、俺はジェニアには嫌われているのは有名か、あははははは! 以前から嫌われているのはわかっていたさ。それでも俺に頼んできたあたりは、ジェニアも俺に気があるのかもな〜〜〜」

「ふざけるなよ脳筋!!!!!!!!!!!!!!」

「脳筋はやめろ!!!!!!!!」

「ここで勝負つけてやろう!!!!!!!!!!!!」

「お二人とも俺の店を潰す気ですか!!!!!!!!!!!」


 ジェニアさんの顔に一瞬殺意がわいたような気がする。

 俺の気のせいならいいが。

 

「ランホーさんがジェニアさんに教えたのでしょ、魔導書が完成したと。だからランホース魔導書を知っていた」

「賢者ギルドにランホーが来た。そしてランホース魔導書について話は聞いた。賢者でもないマツシマが、賢者にも作れない魔導書を作ったと。これは大事件だと。不可能を可能にするスキル、ホットメルト。世にも不思議なスキルだ。世界を変えるかも知れぬ製本士なる職種」


 厳しい意見を言われると覚悟していたから、褒められてちょっと嬉しい気分です。

 しかも世界的に有名な賢者に。

 スマホがあれば、今の話を録音したかった。

 人生で聞いたことのない褒めようでした。

 

「ちなみに私と賢者ジェニアは同い年のはずですにゃ〜」


 同い年?

 ザラスさんは幼く見えるけど、ジェニアさんは大人に感じるが。

 風格があるから年上っぽいのか。


「えっと……ジェニアさんは何才なのかな?」

「私は……18才だ。悪いか」

「18!!!!!!!!!!!!」


 とても見えないです。

 18で賢者になったてことは、それだけ才能があるてわけだ。

 天才なのだろう。


「私より一つ上だわ!!!!!!!!!! 私は17才だから」


 エテルナは17才だった。

 まあ、ほぼ同い年くらいとして、ジェニアさんが大人びているのは確かだ。

 それよりも俺は実は40才なのだが。

 転生した際に20才になったけど、中身は40のおっさんです。

 だからエテルナと一緒に暮らすのは、本当はどうなのかと考えてしまいます。

 もし俺の正体をエテルナが知ったらびっくりするだろう。

 それより犯罪に近い。


「エテルナちゃんは17才か。ちなみに俺は35才だから、よろしく〜〜〜〜」


 筋肉ボーズをエテルナにアピールするが、どうアピールしても無駄だろう。

 筋肉アピールが効果的だと思っているようだが、エテルナは全く感じてない。


「老けてます!!!!!!!!!」

「あははははは、大人の男ってことだろう、チョイ悪男さ〜〜〜〜」

「どこがにゃ〜!!!!!!!!」


 なんて思い込みだ。

 エテルナは決して褒めていないのに、凄いポジティブな考えだった。

 ここまでポジティブなのはうらやましい。


「マツシマは何才になる。若いだろう」

「俺は20才です。ジェニアさんよりも2つ年上です。年上と言ってもほぼ同年代です。ジェニアさんは天才と呼ばれてるようですね」

「私くらいの天才なら他にも居るだろう。大賢者様に比べたら、私などまだまだ未熟だ。この先どうしたい?」

「自分で天才言うとは!!!!!!!」


 俺は別に天才とか二つ名は要らない。

 興味があるのはマツシマ魔導書店の経営なので、地味に生きていきます。


「マツシマ魔導書店の経営でしょう。まだ開店したばかりですし、この後も商品を増やしたい。それには賢者さんから反対されないのが必要です」

「反対はしていない。マツシマのスキルで作ったのだし、偽物でないのはわかってる。自由にしろ」

「あははははは、ジェニアは商人ギルドの職員じゃないのに偉そうにしてるんだよ〜〜〜」

「これが普通だ」


 ランホーさんが発言した瞬間にジェニアさんの鋭いヒジがランホーさんの腹に突き刺さったのだった。

 ランホーさんは笑い声は消えて、顔は歪んでいたのは笑えた。

 エテルナもクスッと笑っていた。





 賢者の2人はその後去っていった後に、お客さんは居なくなったので閉店作業に入った。

 ジェニアさんにも言った魔導書の種類を増やす点においては、魔導書店をのぞいて買いだめしておきたい。

 無属性魔導書も数多く購入して、魔導書作りに励む予定。


「ザラスさんが上手く商売がいくといいわね」


 エテルナは飲み物を入れてくれながら言った。


「うん、ザラスさんが商売をしながら他の国や町で俺の店の話をしてくれたら、きっと俺の評判は広まるだろうから上手くいって欲しいよ。魔導書の力は本物だ」

「馬も驚いているかもね。急に足が速くなって」


 会話を楽しみながら食事を終えた。

 お腹もいっぱいになったところで、魔導書作りをすることにした。

 帰り際に購入した魔導書を並べる。

 売り上げは大幅に黒字でしたから、大量に買い込んだ。

 まず試したいのがホースランでも登場した防水補正魔法だ。

 これをさらに改良して水耐性補正魔法として生まれ変わらせたい。

 単なる防水補正程度でしかない魔導書である現在。

 しかしホットメルトで重ね合わせることで、より防水補正は高まると考えた。

 そこで魔導書を4冊分を接着してみたい。

 1冊だけの基本術式コード文の状態では、


○○○○○○○○○○○○○○○○


 防水補正します


○○○○○○○○○○○○○○○○




 そして強化術式コード文は、

○○○○○○○○○○○○○○○○


 防水を強くします


○○○○○○○○○○○○○○○○




 となっていたのを4冊をホットメルトで重ね合わせてみる。

 たぶん今のやり方でいけると考えた。

○○○○○○○○○○○○○○○○


 防水を強くします

 防水を強くします

 防水を強くします

 防水を強くします

 防水を強くします


○○○○○○○○○○○○○○○○





 しっかりと4冊分が接着されており、強化されていた。

 成功しているので、魔導書のタイトルを見てみると、

○○○○○○○○○○○○○○○○


 防水補正(無属性)魔導書 レベル5


○○○○○○○○○○○○○○○○


 

 レベル5となっており、問題なく仕上がってます。

 防水補正魔導書をレベル2から5まで作れるだけ作っておく。

 数的にはレベル3、4あたりを数多く作った。

 レベル5は価格を高く設定する予定なので、少なめに作ったからで、レベル5以上は作っても売らないようにした。

 レベル10まで作れるかと試しに作ってみたところ、レベル10まで作れることがわかった。

 しかしレベル10は今まで通りに非売品として、賢者さんに配慮した形だ。

 世界の魔導書のバランスが崩れるのを防ぐ目的である。

 少しは自重しろと言われそうなので。

 相手が水魔法の使い手の場合、水耐性魔法として活躍可能だろう。

 これで新たな魔導書が完成し、新商品の一員とします。



 そこで急にステータス表示された。

 以前にもあった表示だ。

 確かステータスに変化があった時だった。

 ステータスを自分で確認したところ変化していたのが判明した。

 


○○○○○○○○○○


 水耐性の製本士


○○○○○○○○○○



 防水補正の魔法をレベル10まで作ったら、水耐性の製本士の称号を得られた。

 水に関しては極めたと言えるのか。

 防水補正を極めていくといつの間にか水耐性の魔法を極めてしまったらしい。

 自分でも驚いてしまうも、クエストでは役立つだろうとし、覚えておくとします。

 魔物の中には水攻撃してくるのもいるはずで、覚えておいて損はない。

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