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死に至る直前?

この話が自分に起きるうえで一番直接的に死を、正確には病死を連想させる現象だったりします。

もし同じ現象に心当たりのある方は情報を頂けると助かります。

本気で死神が憑りついているんじゃないかと疑う今日この頃です。

ドスドスドスッ!

(ぐうっ)


突如背中から突き刺される痛みで苦悶のうめき声が出た。

そのまま心臓を締め付けられるような引き裂かれる直前のような痛みが続き、夢中で歯を食いしばった。

気を抜いたらバラバラになりそうな危機感のなか、俺の頭は二つの事を考えていた。

一つは「死んでたまるか」という反骨心。

そしてもう一つは「今回はこれか」という思いだ。


(くっそ。これで何回目だ)


体感時間ではついさっき寝床に入った記憶がある。

そして今起きているのが夢、と言っていいのか分からないが、少なくとも実際に背中から突き刺されているわけでもなければ、心臓をわしづかみにされているわけでもないのは理解できている。

だがそれとは別に、ここで諦めた結果がどうなるかは未知数だった。

もしかしたら何もないかもしれない。

無理して我慢しなければ、案外楽に気絶するように眠れるかもしれない。

だけどそれを試す度胸はない。

いったい誰が好んで蜘蛛の糸を手放そうというのか。


そんな俺の思いをあざ笑うように頭にゴスンと重しが乗せられる。

これも気を抜けばぺしゃんこだ。

しかも重しは頭の上ではなく頭の中に圧し掛かる。

続いて右わき腹にズキズキとした痛み。

三重苦に心はもがき苦しむけど体はピクリとも動かない。

なにせリアルでは俺は布団の中で寝ているはずだからな。


そうして体感時間で数十分後。

俺は目を覚ました。


「はぁっ、はぁっ、ふぅぅぅ」


枕横に置いてある携帯電話で時間を確認すれば、布団に入ってから1時間と経っていない。

これもいつものことだ。

そして経験上、1晩で2回この現象が起きることはない。

なので俺は安心して朝まで眠りについた。


それにしてもこの夢?の原因はなんだろうか。

起きている間にこの痛みを想起させるものは何も思い浮かばない。

これでこの痛みの箇所に本当に疾患があって俺の体が無意識に助けを求めている、というのならまだ救いがあるだろう。

だけど実際には病院に診察に行っても何も問題は見つからない。

肉体的には健康そのものだそうだ。

挙句の果てには「心の病ですか?」と疑われる始末。

せめて恋の病とかであればまだ安心できるんだけどな。

(もちろんそんな相手はいないのだけど)

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